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2019年8月19日 (月)

№4156 今日は「俳句の日」

 ネットニュースを見ていたら、今日は「俳句の日」らしい。なぜかと考えてみたら、819はハイクとも読める。その語呂合わせから来たものだろう。しかし、ほとんど一般的になってはいないのではないか。

 何度かお知らせしたが、私は現在二つの俳句会の会報を発行している。結構大変だが、その効用も明らかになりつつある。一つの句会の会報の締め切りは毎月10日で、直後に会員に選句表を送っている。選句の返事が返って来るのは15日前後だ。会員の選句で、その月に自分の投句した5句の会員評価が得られる。そして、もう一つの句会が第三火曜日だ。第一句会の評価を読んでから第二句会に臨める。

 このところ第一句会への私の投句に、会員からほとんど評価点を貰えていない。先月も今月も同じだった。あらためて自分の投句した俳句を見直してみる。なるほど、会員が評価しなかった原因が分かる。投句した5句に手を入れた、第二句会の本番に訂正句を提出する。ただ、先月の第二句会でも、私の提出した訂正句にほとんど会員の共感を得られなかった。私の発想が貧困なのが、共感を得られない原因なのだろう。

 今月の投句は、ほとんどが那須で作ったものである。第一句会で投句した俳句がなぜ共感を得られなく、それにどのように手を入れたか、今日は2~3句で紹介してみたい。訂正句が会員の共感を呼ぶかどうかは、明日の第二句会でわかる。

(第一句会提出)屋根叩く驟雨を聞きつ硫黄泉

 那須に滞在しているときに、温泉で突然の俄雨にあった。その温泉の屋根はトタン屋根で、屋根に激しく雨が叩きつけられていた。その情景を俳句にしようと思った。会員から共感を得られなかった反省点は、「硫黄泉」が唐突で情景が浮き出てこなかったことに、評価の低かった原因があったのではないか。それを反省して、第二句会用に訂正句を作ってみた。

(第二句会用)トタン屋根叩く驟雨や硫黄泉

 だいぶ情景がはっきりしてきたような気がする。それでも、まだ「硫黄泉」が唐突な感じは否めないね。

(第一句会提出)蜩(ひぐらし)の鳴くのは今朝も午前四時

 蜩は、朝の4時ころと夕方の6時過ぎにパンクチャルに鳴き声を発する。その規則性に着目したつもりだったが、この句も共感は得られなかった。原因を考えてみるに、私の提出句からはその規則性が窺えない。さらに「今朝も」と「午前」が時間として重なっている。そこで、訂正してみた。

(第二句会用)几帳面蜩鳴くは今朝も四時

 「パンクチャル」を辞書で調べてみたら「几帳面」と出ていた。あまり俳句には使っていない言葉だ。この言葉に「新しみ」を感じた。ちなみに、毎年のように蜩の句は作っている。一昨年は「蜩や木々を伐り裂く金属音」という句を作り、若干の共感は得た。さて、今年はどうか。

(第一句会提出)極暑なほ薄掛け一枚山の朝

 この句には、2点入っていた。「薄掛け一枚」は良かったが、しかしやはりこの句には不自然さが残る。「極暑」と「薄掛け」では十分に情景が伝わってこないのではないか。そこで改めて手を入れてみた。

(第二句会用)短夜や薄掛け一枚山の朝

 「短夜」は夏の季語である。夏は夜が短く、暑さで寝苦しいのでたちまち朝になってしまう、という謂いである。ただ、この句にも問題があり、「短夜」と「山の朝」が近すぎるのが難点だ。もう少し考えてみる必要があるかな。

 俳句には、「季語」は生命線だ。季語の使い方によっては俳句が生きたり死んだりする。そこが俳句の面白いところだ。

 最後にもう一句を紹介したい。これは第一句会には提出しなかったが、8月の兼題にちなんで作った俳句である。8月の兼題は「浴衣」であった。さて、明日は第二句会の定例日である。評価はどうか、楽しみである。

浴衣着や炭坑節の手のしなひ

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