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2019年9月

2019年9月30日 (月)

№4198 スコア改善に取り組もう

 このところゴルフスコアが情けなく悪く、ゴルフをやろうという情熱が沸き起こってこない。何よりの原因が、歳をとるとともにドライバーが飛ばなくなったことにある。ライバルに40~50ヤードも置いて行かれる始末だ。とはいっても、今から往年の飛距離を稼ぐのは困難だ。何か良い手はないものかと考えていた。

 私のゴルフラウンドで一番使っているクラブは、フェアウェーウッドの7番だ。どうだろうか、1ラウンドで20回くらいは7番ウッドで打っているのではないだろうか。しかも、私が持っているフェアウェーウッドは4番と7番だけだ。4番ウッドはほとんど使ったことがない。もっぱら7番ウッドだけだ。そうだ、フェアウェーウッドを増強することだと思いついた。

 新聞広告やネットでは、盛んにフェアウェーウッドの宣伝をしている。それを買ってもいいのだが、試打をしていないので不安だ。近くのゴルフショップに相談に行ってみた。行ったゴルフショップには計測器があり、飛距離を計ってくれる。計ってみたら、ヘッドスピードが35と決して遅いわけではない、と係員に言われた。しかも、この店には、短尺で手ごろの値段のフェアウェーウッドを売っていた。

Sdscn0982  エイヤッと買ったのが、3番、5番、7番、それに26度と29度の5本のウッドだ。きちんと飛べば3番は170ヤード、5番は160ヤード、7番は150ヤード、26度は140ヤード、29度は130ヤードという。とはいえ、きちんと飛ばすのには練習が必要だ。

Sdscn0984  早速新調のフェアウェーウッドを持参して、近くのゴルフ練習場に出かけた。そういえば、最近練習場にも行っていない。受付の係員が、「もう1年以上も見えていませんね。ポイントカードが失効していますよ」と言っていた。仕方がない、再更新してもらうことにした。

Sdscn0983  買った5本のクラブを一本一本打ってみた。けど、一回や二回の練習ではクラブの真価は分らない。最低10回くらいは練習場に通う必要があるだろうね。100球ほど打っていたら手の指の皮がむけてしまった。まあ、ここで中止だね。自宅に帰って、クラブを買って練習したが、指の皮がむけたと女房に報告した。「それは打ち方が悪いせいよ」と一発で宣告された。

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2019年9月29日 (日)

№4197 ラグビー日本、ジャイアントキリング

 「ジャイアント キリング」という言葉を初めて知った。何でも大番狂わせを言うらしい。昨日その出来事があった。ラグビーワールドカップ日本大会での、アイルランド対日本の対戦である。

 それにしても、これほどラグビーの試合に浸かったことはない。しかも、世界の強豪の試合を茶の間で見られる幸せに浸かっている。私もラグビーのルールにそんなに詳しいわけではなかったが、毎日試合を見ているといやでも精通してくる。一番聞くのがノックオン(ボールを前に落とす)であるが、スローフォワード(ボールを前に投げる)やオフサイド(相手国選手がボールの前に出る)、ノットリリースザボール(倒れたらボールを離さなければならない)も代表的な違反である。

 出場国にもあらためて目を向けてみた。このワールドカップに出場する国は、一国一チームではないのだ。ラグビー発祥の地イギリスからは、イングランド、ウェールズ、スコットランドに正確にはイギリスではないがアイルランドの4か国・地方が出場している。しかもその4国はいずれも強豪である。イギリスは、どんなにラグビーが盛んな国なのだろうか。

 それと、この大会を日本で開催して、各会場がほぼ満員である。大盛況を喜ぶとともに、日本人のラグビーを初めて観戦した人がほとんどではないのかと想像する。その大半の方が、ラグビーというスポーツの楽しさを満喫したものと思われる。今後も、きっとラグビーのファンになるだろう。そういう意味でも、日本開催は、まだ大会が始まったばかりで早計かもしれないが、大成功だったのではないか。それもこれも、日本チームの予想以上の活躍にあるに違いない。

 大体が、ラグビーという試合には番狂わせは少ない。実力差がはっきり出るのが、ラグビーというスポーツだ。大学の選手権などを見ていても、実力が違うと大差につながる。今大会でもそういう試合があった。イギリスとアメリカ戦だ。終了直前にアメリカが一矢を報いたとはいうものの、一方的にイギリスが攻め続けた。

 そういう前提で、昨日のアイルランド対日本戦を見た。アイルランドは世界ランク2位に対し、日本は9位だ。しかもアイルランドは、優勝候補の一国に数えられている。私もそうだったが、大半の人は日本は善戦するだろうが、まさか勝てると思った人はいなかったのではないか。今までも対アイルランド戦は、9回戦って全敗だった。しかも、一方的な敗戦も多かった。

Photo_20190929095201  昨日の戦いも、前半はアイルランドの立て続けの2トライがあった。一方的な試合になるのではないかという危惧もないわけではなかった。ただ、そういう中でも、田村優が着実にペナルティゴールを決めていった。前半戦が終わった時点で、9対12と点数は接近していた。私が何よりも注目したのが、日本のフォワードの強さだ。スクラムでもアイルランドには負けていなかったが、モールでもむしろ押し気味だった。さらに、ゴール前での日本のタックルの強さだ。ダブルタックルで相手国の前進を確実に止めていた。

Photo_20190929095301  日本のフォワードの強さに、後半はアイルランドも相当消耗しているようだった。これはひょっとしたらひょっとしたことが起こるのではないかと思わせたのは、後半の18分過ぎだ。後半に出場した福岡堅樹が、待望の逆転トライを果たした。コンバージョンキックも決まり、相手に4点勝った。さらに田村のペナルティキックも決め、7点差になった。勝利が現実のものとなった。

 日本が勝ってみると、日本の実力が相当上がったと実感できた。フォワードの強さは、世界最強ともいわれたアイルランドに負けていなかった。勝ってみると、勝つべくして勝ったんだと納得できた。決してジャイアントキリングでもフロックでもなかった。決勝リーグに進出するのも夢ではない。

Photo_20190929095401  予選リーグはもう2戦、サモア戦、スコットランド戦は大事だ。前回の大会イングランド大会も、日本は南アフリカに勝って3勝1敗になったが、勝ち点差で決勝リーグに進めなかった。次のサモア戦は土曜日だ。完勝して、さらにスコットランド戦に臨んでもらいたい。ただ、過去サモア戦は4勝10敗と負け越しているのが心配だ。

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2019年9月28日 (土)

№4196 「温故創新」手仕事3人展

S  前の記事でもお知らせしたが、女房が北海道の斜里町で「あったか手仕事3人展 温故創新 布・糸・原毛」の作品展を開く。その案内葉書が出来上がった。私は不勉強にして、女房にどんな友だちがいるのか知らない。3人展の仲間・伊東敏美さん、小山典子さんという方は初めて聞く名前だ。どういう付き合いなのだろうか。

 どうやら案内葉書を見る限り、伊東さんはフェルトの作家であり、小山さんはバックの作家のようだ。そして、女房は裂き織作家である。案内葉書を見ると、「関東在住の作家達が冬の訪れの早い斜里に暖かさを届けに参りました。どうぞ、ごゆっくり、お手にとってご覧ください」とのことだ。会期は11月1日(金)から4日(月)の4日間である。

 この作品展のために、女房はこの夏から作品作りに没頭している。大概女房の作品は、厚手のジャケットが多い。夏の暑い盛りに作品作りに汗を流していた。そしてその作品展に立ち会うために、この会期に北海道に渡るらしい。

 女房の作品の値段を見ると、年金生活者には買えないほど高い。作品作りを見ていると、一品物でえらく手がかかっている。値段は高いが、その作品のファンは確実にいるようだ。作品展の案内が来ると、初日真っ先に来店し、自分の気に入ったものを買っていく人が必ずいる。まあ、そういう人も、さすが知床の入り口斜里まではいかないだろうが。

 女房の言うには、「売れなくてもいいんだ。最低限交通費と滞在費が出ればいいのだから」と言っていた。それでもマフラーを10本ほど作っていたが、これが売れるとペイするのだそうだ。売れ残ったものは、この冬にかけてまた展示会があるので、そこに出品するのだそうだ。S_20190927105001  まさか行く人はいないと思うが、地図と連絡先は添付しておく。案内葉書の欲しい方は、ご連絡ください。

 展示する作品の制作も大きなヤマを越えたらしい。「あとは送るだけ」とホッとしていた。

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2019年9月27日 (金)

№4195 予定を早めて那須から帰る

 今回那須に滞在は5日の予定だったが、一日早めて那須から帰ることにした。原因は、読むべき本を読み終えてしまったからだ。

 那須で何をやっているのか、終日本を読んで過ごしている。今回は本を4冊持って那須に行った。3日で3冊を読み終えてしまった。さらに4冊目に挑戦しようと思ったが、この本が超面白くなくて、早々に投げ出してしまった。そうしてみたら、周りに読む本がない。どうしようか考えたが、これは帰るしかないなと思った。

Sdscn0948  今回持って行った本で、面白くて途中でやめられずに読み続けた本がある。池井戸潤の『ノーサイド・ゲーム』である。ちょうどワールドカップラグビーもやっているし、時宜を得た本であった。それだけでなく、池井戸の本は読み始めるとやめられない。

 夜9時ころに布団に入って読み始めた。眠くなって寝てしまった。そしてトイレに起きたのが夜中の12時半頃だ。そのついでにこの本を読み始めたら、眠さも吹き飛んでしまった。結局、読み終わったのが明け方の4時半頃だった。満足して就寝した。

 朝目が覚めたのが8時半頃だ。朝食支度をしながら、さて今日はどうしようか考えたら、読む本がない。しばらく考えていたが、そうだ今日帰ろうと決断した。

 布団を干して洗濯をし、流しの清掃、家の掃除等をしていたらお昼近くになった。昼食はいつもの道の駅「しもつけ」で摂るつもりで出発した。自宅に帰ったら女房が不思議そうな顔をしていて、「アラ、予定を変更したの」と言っていた。

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2019年9月26日 (木)

№4194 カメラの露出がおかしい

Dscn0962  以前から気になっていたのだが、どうもカメラの露出がおかしい。写真を撮っても、画像が光ってうまく撮れない。これはシニア自然大学の講座でも撮った写真が光り、気になっていた。カメラの何かに原因があるはずだ。MENUをいじってみたのだが、原因が分からない。それにしても,私はメカに弱い。こういう場合どう対処したらいいものか、さっぱりアイデアが湧いてこない。

 こういう時は専門家に相談するに限る。さて、近くにカメラ屋はあるのか。いずれカメラ屋を探しに黒磯の街に向かった。カメラ屋は思いつかなかったが、電気屋ならいくらでもある。とりあえずY電気に行ってみた。「デジカメに詳しい店員はいませんか」と聞いてみた。男子店員が出てきた。上の写真を見せて、露出の異常を見てもらった。

Img201909250917291  簡単な話だった。撮影モードがS(シャッター優先オート)になっていて、自分で露出調整するモードになっていた。「オート撮影モードにすると治りますよ」というのだ。そうだ、こういうボタンがあることにあらためて気がついた。デジカメでは常識の事なのだが、買ったばかりのデジカメだったので、気がつかなかった。初心者の常識の範囲だね。今までもこのカメラをいろいろといじってみたのだが、このボタンには気がつかなかった。専門家にアドバイスをいただくと、すぐ気がつく話だ。

Dscn0965_20190925103101  撮影モードにして、上記那須ブックセンターを撮ってみた。何ら問題なく写真が撮れた。一人でいくら悩んでいても解決できなかったことが、ちょっとしたアドバイスで簡単に解決できた例だ。まずは良かった。

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2019年9月25日 (水)

№4193 那須ブックセンター

 ご存知のように、出版不況が叫ばれてから久しい。出版物の売り上げが、最盛期に比べて半分以下に落ちている。街を歩いていても、本屋を目にすることも少なくなった。那須にいると、時々用事で黒磯の街に出る。町には本屋の残骸だけが目につく。廃業したか、店に電気のついていない本屋が何軒かある。本屋があったとしても、スーパーの片隅に細々と本を並べている店だけだ。

Dscn0965  こういう時代背景で敢然と本屋を開店した人がいる。コンビニエンスストアが廃業なった後に入店した「那須ブックセンター」という店だ。もう開店して2年になるという。「あるるのいえ」から車で5分ほどのところにあるので、私も時々顔を出す。私の目的は、那須に関する本を探すことだ。特に那須の山野草図鑑で適当なものがないか、探すことだ。

 店主とはもう顔馴染みになり、お邪魔すると挨拶を返してくる。30坪ほどの店なので、どうしても品ぞろえが限られてくる。ただ、那須の周りに住んでいる人たちにとっては、干天に慈雨だ。有難いことこの上ないようだ。すでに、この店のファンもたくさんいるようだ。

 なぜこのことを話題にするかというに、10月の三連休にこの店で古本市を開くという。この古本市のお手伝いで、友だちのOgiさんやAmiちゃんが那須に来るらしい。私もお付き合いで、この間那須に来るつもりでいる。一体どういう古本市になるのか、店主に聞いてみた。「10月の三連休は那須で様々なイベントが予定されている。そのイベントの合間をぬって、当初に比べて少し小さな規模になったが、最終日一日だけの古本市を開くつもり」のようだ。

 この古本市に出品すべく、OgiさんもAmiちゃんも本を持参してくるようだ。わが家にも本はたくさんあるが、ただ一日の古本市に出品すると迷惑がかかると思い、今回は遠慮しよう。

 それにしても心配は、こんな辺鄙の地で本屋など開いて、果たして採算が取れるものなのかしらね。この本屋が成功して、長く続くことを祈るばかりだ。

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2019年9月24日 (火)

№4192 彼岸花が咲いているよ

Dscn0966  ちょうど秋のお彼岸だ。これに合わせたわけでもないだろうが、「あるるのいえ」の前の土手には彼岸花が咲いていた。この彼岸花は、前のOhnoのお父さんが植えてくれたものだ。不思議なのは、この彼岸花は咲いた後は消えてしまい、この時期まで地下茎で生きている。先日もこの場所を電動草刈機できれいに刈ったが、彼岸花には影響がなかった。こんな便利な花なので、もう少し増やそうかな。

  そういえばOhnoのお父さんはどこに行ったのだろうか。自宅の前に軽トラを停めていたので挨拶に行ったら、留守だった。

Dscn0954

 この時期は、那須は秋の草花がいろいろと咲いている。道を歩いていたら、道路端に紫の花が咲いていた。根が猛毒で有名な鳥兜だ。鳥兜はわがあるるの家の庭にもあるが、こちらのほうはまだ咲いていなかった。

Dscn0960  さらに、目の前に米栂のような花をつけた白い草花があった。図鑑を見ているのだが、「ノコンギク」だろうか。

Dscn0961  アザミ状の花も咲いていた。これにもいろいろな種類があり、図鑑を見る限り「田村草」、「ノハラアザミ」、「鬼アザミ」などが載っていたが、この花は何だろうか。

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2019年9月23日 (月)

№4191 1ヶ月振りに那須へ

 世の中は3連休だというが、私には一切関係ない。たまたまスケジュールが空いていたので、さて那須に行ってこよう。

 何度も言うが、那須までは一般道を通って約140㎞ある。那須に行くのに、必ずガソリンを満タンにすることにしている。これも、入れるガソリンスタンドも決まっている。多分、私の知っている限り一番安いガソリンスタンドだろう。リッター128円だ。

Dscn0957  そして、運転しながら絶えず見つめている計器が「燃費」である。1リッター当たり何キロ走るか注目しながら運転している。私が持っているプリウスは、すでに7年半になる。買った当初は燃費が良く、リッター25㎞ほど走った。しかし、やはり古くなると燃費が良くなくなる。それでも、前に乗っていた車の燃費が約12㎞だったから、圧倒的にいい。

 燃費をよくするには、一つは急ブレーキを避け、もう一つは急にアクセルを踏みスピードを上げるのを避ける必要がある。ただ車の勢いがあると、スピードを上げても燃費には関係ない。国道新4号線は片側3車線で、警察の取り締まりに注意を払うと、時速100㎞も出せる。走っている車はみな100㎞前後だから、私だけが速く走っているという感覚はない。

 今回は、那須に来るのに燃費23.3㎞だった。来る時は登りがあるのでこの燃費だが、帰りは下り坂なのもっと燃費が良くなる。来るときの燃費で計算しても、那須まではガソリンの消費量が約6リッター、約770円くらいのものだ。往復でも1500円前後だ。

 これが電車で来るとなると、最寄りの駅から黒磯駅までは2270円、さらに黒磯駅からバスに乗る必要がある。比べるまでもなく、車で来るのが圧倒的に安い。自宅からの那須への距離といい、交通費といい、負担が少ないのが良い。思い立ったら那須に行こう、というのに負担が少ないのが有難い。

 今回は4~5日、那須に滞在するつもりだ。今回は女房は一緒でなかった。女房は、11月上旬に北海道の知床で仲間と一緒に作品展を開くという。8月からそのための作品作りに、夜も昼もない。朝5時頃から起きて何やら作業をはじめ、夜寝るまでミシンにかかっている。私が那須に行ってくれるので、作業に没頭できるとホッとしていた。

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2019年9月22日 (日)

№4190 俳句仲間の新聞投稿が載る

 先日の句会で俳句仲間のYukoさんから、「シンさん、新聞は何をとっているの」と聞かれた。「私は長年朝日新聞」、と答えた。そしたら、「次の土曜日に、私の新聞投稿が載るので読んでね」とのことだった。「語り継ぐ戦争 平和のバトン」というシリーズに8載るのだそうだ。

 Yukoさんは句会ができた最初の俳句仲間で、かれこれ10年近い付き合いだ。ただ、彼女とは俳句の付き合いではあるが、どういう生活をしているのかはほとんど知らない。唯一彼女の作った俳句で、こういう生活をし、こういう考え方をしているんだと伺い知るのみだ。一緒に俳句を始めたにもかかわらず、彼女の俳句は私に比べて頭一つ抜き出ている。

 そして、彼女の作る俳句はハイカラだ。大体カタカナ語の俳句が出てくると、ああ彼女が作ったのだなと推測できる。最近でも「カフェの夕」とか「LINE」、「ワイン」などを詠んだ句を記憶している。いつも発想が新鮮だ、と感嘆仕切りである。彼女は関西出身のようで、関西訛りで話す。どこで生まれたのかは、つい聞きそびれているのだが。

 いつもではないが、時々彼女が提出する句に父母や生立の話が出てくる。そして21日(土)の投稿欄に彼女の『軍人だった父 苦しめた罪の意識』と題した投稿が載った。彼女のお父さんは9年前に亡くなったのだが、死後に遺書が見つかったようだ。その遺書によると、兵士だった時に上官の命令で民間人を殺害し、その罪の意識に戦後苦しめ続けられていたようだ。お父さんは寡黙で、そのことを語ることはなかったようだが。

 「生前、仏様や観音様に長い時間手を合わせていた父、あれは懺悔だったのだ。戦後何十年経っても、一生、人を苦しめるのが戦争だとあらためて思い知った」と綴っている。

 2年前にお母さんが亡くなり、父の遺書を探したが見つからなかったらしい。どうやら、母が処分してしまったらしいとのことだ。「子供には残したくなかったのか」と感想を述べている。そして、最後に彼女の句が載せられていた。

青春を父は語らず終戦日            遊子

 そういえば、私も中国に出征した父の話は聞いたことがない。聞いても話したがらなかった、という印象が残る。

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2019年9月21日 (土)

№4189 ラグビーW杯、初戦で日本快勝

 昨日、いよいよ「ラグビーワールドカップ2019日本大会」が開幕した。全世界から予選を勝ち抜いた強豪20ケ国が集まり、4グループに分かれて決勝リーグに勝ち抜く戦いの始まりだ。1グループからは、上位2チームが決勝トーナメントに進む。

Photo_20190921111501  日本はAグループに属しているが、どのグループもそうなのだろが強豪国ぞろいだ。何より世界ランク1位のアイルランド、同7位のスコットランド、16位のサモアに20位のロシアが同組のAグループに属している。因みに、日本の世界ランクは10位だ。いずれ、この日の初戦のロシアに勝たなければ決勝リーグ進出は絶望的だろう。

 私は、時々ラグビー見学に秩父宮ラグビー場に通ってきた。秩父宮ラグビー場は観客席がグランドに近く、間近でラグビーの迫力を楽しめるのが良い。いろいろなスポーツ観戦が好きだが、何といってもラグビーだね。秩父宮の観客席で見ていても、フォワードが頭と頭でガツンとぶつかる音が聞こえてくる。ラグビーは、球技スポーツというよりむしろ格闘技だとつくづく感じた。スポーツ観戦というと、何よりラグビーが第一だ。ただ、観戦はするが、自分であんなに格闘技のような激しいプレーはできないだろうね。

 昨晩7時47分に、日本対ロシア戦のキックオフで始まった。試合開始直後、ロシアにキックになんと日本選手が落球してしまった。本当に何でもないボールだったのに、日本選手は触れもしなかった。勢い込んできたロシア選手がそのボールを奪い、あっという間にトライを挙げてしまった。試合開始2~3分でなかったか。

 この日に備え、それこそ日本選手は猛練習に耐えてきた。しかも、ホーム日本で行われる開幕戦だ。日本の硬さだけが目についた。ノックオン(ボールを前に落とすファール)やパスミスが目立った。特に、あんなにノックオンを犯すものなのか、簡単にボールを前に落としていた。ただ、安心して観ていられたのは、スクラムを組んでも日本はロシアに互角だった。スクラムが押されない、というよりむしろ押し気味だった。

Photo_20190921111701  日本の選手で目だったのが、WTB松島幸太朗だ。彼の突破力には目を見張った。先制点を取られたものの、その直後松島のトライで5点取り返した。さらに、前半戦終了間際の38分、またも松島のトライ成功でロシアに勝ち越した。ただ、前半の戦いを見ていると、日本の硬さだけばかりが目についた。

 ようやく硬さが取れたのが、後半に入ってからだ。相変わらず松島の活躍が目についたが、日本のブロックの硬さも素晴らしかった。ロシアに日本ゴールまで何度も迫られたが、ロシアの攻勢を跳ね返した。結果は、30対10で日本の完勝だった。その上、4トライで与えられるボーナスポイント1点も得られ、結果は5点を獲得した。

 一時、日本のラグビーは後進国に数えられていた。ただ昨日の試合を見るかぎり、結構やるじゃないの。ただ他国がどのくらい強いのかはわからない。そういう意味でも、2連覇しているニュージーランドを含め他の国の試合も楽しみたい。いずれこれから6週間、ラグビーのシャワーを浴びたいと思う。

 ところで、私もネットで熊谷ラグビー場のチケットを取ったつもりでいた。近くのコンビニで支払うべく待っていたが、結局は音なしだった。手続きがうまくいかんかったのだろうね。ザンネン!!!

 

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2019年9月20日 (金)

№4188 映画「人間失格」

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 映画「人間失格-太宰治と3人の女たち」を見てきた。太宰治は、今年の6月に生家の「斜陽館」を訪ねてきて印象に深い。主要作品は読んでいるつもりだが、そんなに関心を持って読んでいたわけではない。さらに、東京シニア自然大学の講座で玉川上水を訪れ、この上水で太宰治の入水の自殺に感慨を持っていた。ただ、今は玉川上水はチョロチョロ流れる小川だ。

 この映画は、監督の蜷川実花の大胆演出でも話題の映画だ。入場券購入でわかったが、この映画はR15で、15歳以下の入場制限だった。そんなにきわどい映画なのだろうか、そういう意味でも期待を持った。

 主演の太宰治は、小栗旬だ。結構な熱演だった。そして3人の女とは、正妻津島美知子(宮沢りえ)と第一愛人太田静子(沼尻エリカ)、第二愛人山崎富江(二階堂ふみえ)だった。相当実像に沿った映画を作ったという話を聞くと、太宰治という男は相当いい加減な奴だったのではないか。毎晩お酒を飲み歩き、タバコは欠かさない。それと、女とみると所かまわず手を付けていったようだ。

 映画で見ると、太宰は何度も入水自殺を図り、「今度はどの女と入水自殺を図るつもりか」などと仲間に揶揄われていた。戦後間もなくの1946年、無頼派を粋がる太宰のスタイルだったのか。

 そういう太宰を蝕んでいたのは、肺結核だった。酒を飲み、タバコを吸っては血を吐いていた。医者には、どうしてここまで放っておいたのかと呆れられていた。医者にどんなことを言われても、太宰は生活態度を変えなかった。彼の周りには、死の予感が漂っていた。

 一方で、子ども3人を抱えた正妻のところには、家一軒建つほどの飲み代の請求書が突き付けられた。ただ、太宰の作品は飛ぶように売れていた。その当時「斜陽」、「ヴィヨンの妻」などが売れに売れて、売れっ子だった。編集者や取り巻きが、太宰の周りにはいつも黒山だった。ただ、ある時その飲み屋に現れたのが三島由紀夫だ。「私はあなたのような文学作品は、認めません」と宣言した。

 正妻美知子は、いつか太宰がとんでもない傑作を書いてくれるのを期待して、その生活態度に耐え忍んでいた。美知子は地味な女に描かれており、宮沢りえはミスキャストではなかったのか。

 山崎富江(二階堂ふみえ)は、女房がいようが第二婦人がいようが、とにもかくにも太宰が好きだった。富江から「一緒に死のう」と持ち掛けた。太宰は「そうだね」と気のない返事を繰り返したが、無理に玉川上水に引っ張って行って入水自殺を成し遂げた。

 蜷川実花監督の4作品目とのことだが、何しろ映像がきれいだったね。R15指定作品という割には、大人しいような気もした。

 

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2019年9月19日 (木)

№4187 作文「十五夜お月見吟行」

 今日も俳句の話題で恐縮だが、先日埼玉県民活動総合センターで一泊の「十五夜お月見吟行」をした報告をした。その場で先生に、「会報に載せるので、原稿用紙2枚から3枚の感想文を書いてよ」とお願いされた。毎日このようにブログを書いている私にとって、原稿書きは苦手ではない。その場で即OKした。

 そして、新しい会報を印刷している間に原稿用紙3枚、1200字の依頼作文ができた。一度目を通したうえで先生に添付メールを送ったら、「この文章で結構です」と返信があった。先生のOKをいただいた文章をここに添付したい。

 十五夜お月見吟行                    佐々木秦山

 

 「十五夜お月見吟行」があり、参加してきた。例年様々な会場でこの会は開かれているのだが、今年は埼玉県民活動総合センターで行われた。この会場はわが「伊奈桟雲の会」の句会で使っているのだが、宿泊するのは初めてのことだった。

 

 第一日目の宿泊句会に参加したのは五名だった。さて、今晩の句会のために吟行しようと、出かけたのは伊奈薔薇園だ。薔薇園では、秋の薔薇祭に備えて、園丁が薔薇の剪定に余念がなかった。取材を兼ねて、その作業員に話を伺った。この時期の薔薇の剪定は大事で、一ヶ月後には切った枝先から花が咲くのだそうだ。しかも秋の薔薇の花は小振りで、芳香が強いと話していた。その取材をしながら、俳句の構想を練った。今晩の句会には三句から五句の提出だそうだ。

 

 夕食は、埼玉県民活動総合センター一階のコバトン食堂で摂った。結構ボリュームがあり美味しかった。部屋に帰って酒飲みをした。すっかりリラックスして、まさかこの晩は句会が開かれるとは思ってもみなかった。入浴も済んで、さて、これからプチ句会だという。もう、すでに午後十時に近かった。

 

そこから延々十二時近くまで句会は続いた。時々外を眺めるのだが、雲が厚く垂れこめて主題の月は見えなかった。さて寝ようとしたときに、煌々と満月が照らし始めた。しばらく月を見ては、句作を練った。

 

 秋薔薇小振りなりしも香り濃し                秦山

 

 翌日は、やはり同じ会場のセミナールームで「お月見句会」が開かれた。参加者は、先生と前日の宿泊者を含めて十三名だった。この日は月の句を中心に、三句から五句の提出だそうだ。私は、朝起きた時点では一句も用意できていなかった。さて、午前九時の句会まで何句作れるのだろうか。私は、毎月の定例句会に提出する六句をを作るのにも、四苦八苦している。そこは集中力だ。昨日も五句提出したし、この日も五句を作るべく、頭を捻った。そして、提出ギリギリの締切時間に五句目ができた。この日の句会に参加したのは、わが伊奈桟雲の会のメンバーのほかにも、他句会の顔見知りが多かった。句会は粛々と進んだ。

 

 清記された俳句の選句が始まった。しかし、私の俄作りの俳句が、参加者の選句対象になるとは思えなかった。それが、意外にも提出した五句のうち、三句を選句して貰えた。正直言って嬉しかった。しかも、ぎりぎりにえいやっと出した俳句に二票も入った。

 

 昨晩の酒のつまみの残りがテーブルに並べられ、和気藹々のうちに句会は終わった。私のこの宿泊吟行で何より自信になったのは、集中力を注ぐと、俳句はできるものだといううことだ。普段からこの集中力を維持できればいいのだが、なかなかそうはいかない。

 

 雲塊を押しやり今日の月天心                山彦

 

 発句の会跳ねて寝際に望の月                秦山

 

 

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2019年9月18日 (水)

№4186 「伊奈桟雲の会」定例句会

 このところ俳句の話題ばかりで恐縮だが、第三火曜日は「伊奈桟雲の会」の定例句会の日である。いつもの埼玉県民活動総合センター会議室で開かれた。参加者は、先生を含めて10名であった。句会を開くのには、丁度良い人数だ。いつもそうなのだが、句会の前には、この日自分が持参した俳句がどういう評価をえるのか、そわそわドキドキしている。

Photo_20190918122201  

 この日も雑詠5句に兼題1句を提出した。今月の兼題は「蜻蛉」であった。前にも申し上げたが、私はこの句会の会報を作っている。すでに第91号になるが、この8年弱の間一号も欠かしたことがない。先日の十五夜吟行の宿泊の席で、高校の先輩のSenshuさんに褒められたばかりである。会報の表紙には、その月の兼題画像を載せている。この日の句会でも、Yokoさんに「まあきれいな蜻蛉ですね」と褒められた。

Photo_20190918131201  この画像は、ネットの無料素材の中からとっている。きれいな画像が、ネット上にはそれこそ山のようにあるのは便利だ。目指すどういう画像でも拾えるのは驚きだ。ちなみに来月の兼題「稲雀」の画像も、このネットから拾った。象徴的で良い画像ではないか。

 ところで、今月の句会の私の俳句への評価はどうだったのだろうか。今月提出した俳句は、先日の富士下山に思いを馳せた句が3句だった。富士登山の句は高校句会にも提出したが、誰からも評価点はもらえなかった。それに懲りず、若干の手直しはしたもののまた提出した。案の定、この伊奈桟雲の会でも評価点はゼロだった。

 しかし、やさしい先生はお情けだったろうか、かろうじて丸がついたのが次の2句だ。

(原句)五合目を下るばかりの富士登山

(原句)廃屋の連なり吉田登山道

(添削句)廃屋のまた廃屋や富士登山

 さらに、今月の兼題「蜻蛉」についても次の句を提出した。残念ながら、この句への評価もゼロだった。ただ、先生からは添削が入って、辛うじて滑り込めた。

(原句)秋茜群舞のありしいま昔

(添削句)秋茜群舞のありし夕田かな

 皆の共感を得るのにはどうしたものだろうか、考えどころだ。

 

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2019年9月17日 (火)

№4185 急速に進む老人社会

 昨日は「敬老の日」だった。昔は65歳になると敬老会招待の案内状が来た。今は何歳で招待状が来るのかは知らないが、たとえ来たとしても出席するつもりはない。私も今年の誕生日で73歳になる。普段は意識することもないのだが、すでに十分に老人だ。

 それにしても急速に「老人社会」が進んでいる。日本の65歳以上の人口が28%とのことだ。第二位の国とは5ポイント以上の差があるのだそうだ。それに、驚くことに100歳以上の老人が7万人にもなるという。いまや100歳だからといって、驚かなくなった。

 このような老人でもあまり苦しまずに生活ができるのは、年金があるおかげだ。本当に年金は有難い。ただ、日本の財政に占める社会保障費は35%を占める。この社会保障費の内実は、医療費と年金だ。この%は年々上がっていくのだろう。このまま高齢化が進むとどうなってしまうのか、心配しないわけでもない。

 寿命が伸びたからといって、寝たきりの老人生活では意味がない。健康寿命というか、寝たきりにならず、入院生活のない生活を送りたいものだ。私の周りには、Wakiさんという88歳の仲間がいる。彼はむしろ我々より元気だ。先日も富士登山を一緒にこなした。ただ、彼の奥さんは昨年亡くなった。奥さんは80歳を超えて認知症を患い、目が離せない状態だったようだ。そういう奥さんでも、亡くなってみると生活に張りがなくなったと話していた。不眠症に悩み、眠れない日が続いているらしい。

 健康寿命を維持するには、相方の女房の存在が大事と常々思っている。普段は空気のような存在だ。何がということはないが、いなければWakiさんじゃないけれど、生きる張りがなくなってしまうだろう。お互い、いつ何があるのかわからない。今年の春も、女房が生命の危機に瀕したことがあった。最悪の時はどうするのか、覚悟を決めたこともあった。

 願わくは、女房に一日も私より長く生きてほしいと思う。

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2019年9月16日 (月)

№4184 MGCを楽しむ

 昨日、MGC(マラソングランドチャンピオンシップ)があった。今までオリンピック参加のマラソン選手の選考が不透明というので、それなら一発勝負で決めようと行われたレースである。このレースで上位二人は問題いなくオリンピック出場が決まる。もう一人は今後のレースいかんということだ。この大会は時間ではなく、順番が大事な大会だった。男子は30人、女子は10人が出場した。男子の放映はTBS、女子の放映はNHKとこれも異例の放映だ。

 私は女房に怒られながらも、TBSとNHKのチャンネルをカチャカチャ変えながら男女のマラソンを楽しんだ。しかし、結局は男子のマラソンを中心に観戦することになった。

Photo_20190916092301  男子マラソンは、スタート時に設楽悠太が飛び出した。あれよあれよという間に引き離し、一時後続と2分もの差ができた。レース前に設楽は、「最初から飛び出して、行けるところまで行きたい」とレース構想を話していたらしい。設楽の走りっぷりを見ると、このままゴールまで行ってしまうのではないかと思わせた。

 テレビ解説で高橋尚子が、不気味なことを言っていた。「私もこのコースで、調子がいいままにどんどん飛ばしたことがある。ところが最後5㎞の坂まで来た時に、坂を登る足がなかった。最後の坂は恐るべきだ」というのだ。ところが高橋の予感は当たった。最後の5㎞付近まで来たら、設楽はフラフラだった。

 この日の朝のモーニングショーで、瀬古俊彦はこう言っていた。「昨日はあまりにも暑かった。気温は28度ほどだった。もし今日のように雨が降っていたら、設楽は最後まで行けたのではないか」とのことだ.「本当に設楽は強い選手だ」と話していた。設楽は、しかし結局は14位に終わった。

 この大会でもう一人注目したのが大迫傑だ。設楽と大迫は、この大会の二大選手だった。大迫が飛び出した設楽を追うのではないかと見ていた。ところがそういう迫力もなかったし、第二グループの中でも中盤に位置し、グループを引っ張ることはなかった。大迫の走りにはガッカリした。ただ、瀬古の解説では、やはり設楽の飛び出しで大迫は途中で足を使ってしまい、最後に追う力がなかったらしい。

Photo_20190916092701  最後に飛び出したのが中村匠吾だった。それにしてもラストスパートの中村匠吾の走りはすごかったね。最後の2㎞を走り切った。下馬評では無名だったが、最後に勝ったのは中村だ。そして2位に入ったのが服部勇馬だ。中村と服部は、問題なく来年のオリンピック出場が内定した。

 中村の何よりの強みは、暑さに平気だということだ。昨日の暑いマラソンでも、体重がほとんど減らなかったらしい。来年の東京オリンピックのマラソンも、相当の暑さを覚悟しなければならない。中村にはうってつけかもしれない。

Photo_20190916093401  女子マラソンは、前田穂南が優勝した。今朝のネット情報を見ていると、前田は”あまりにも美人過ぎるアスリート”として話題のようだ。女子オリンピック出場選手は、前田と鈴木亜由子に決まった。

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2019年9月15日 (日)

№4183 お月見句会

 さて、前日の「お月見吟行」に続いて、今日は「お月見句会」だ。会場は、昨晩泊まった埼玉県民活動総合センターの別室のセミナールームだった。宿泊室は8畳間だったった。朝起きて私は前日遅かったのでぐっすり眠ったが、Senshuさんは「暑苦しくて眠れなかった」とブツブツ言っていた。

 この日のお月見句会は、「月」に関する俳句を3句以上5句の提出が義務づけられた。私は、朝食が終わった午前8時時点で1句もできていなかった。句会は午前9時からだ。さて、30~40分で5句作れるのか。そしてセミナールームに入った9時にようやく4句揃えた。さてもう1句だ。提出ギリギリに、えいやっと1句作って出した。

 「お月見句会」は、参加者は昨日宿泊した5人に加え、さらに8人増えて13人だった。今日は、昨日作った「お月見吟行」と、この日作った「お月見句会」で先生から評価点を得られた私の俳句を紹介したい。

「お月見吟行」

職人の園庭仕舞ひ秋の暮

(評)職人と園庭の語が近い。園丁で言い尽くせるのではないか。

伊奈薔薇園犬引き連れ散歩の子

(評)「伊奈」はいらない。「散歩の子」もゆるい。

秋薔薇(そうび)強い香放ち花小ぶり

(評)原句に対し例句「秋薔薇小振りなりしも香り濃し

雨催ひ剪定急ぐ薔薇職人

(評)「剪定」も季語、「薔薇」も季語。詩になっていない。

「お月見句会」

発句(ほく)の会跳ねて寝際に今日の月

(評)「寝際」が気になる。「今日の月」は「望の月」にした方がいい。

厚雲の切れて夜半に望の月

(評)破綻はない。まずここからかな。

兎跳ねロマンが満つる良夜かな

(評)「ロマン」が気になる。他の語に。

軒際の狭間に覗く小望月

(評)「軒際」と「狭間」がうるさい。「覗く」もいらない。例句 屈み見る軒の狭間に小望月

Dscn0946  間に合わせに作った俳句の割には、参加者から点数が入った。参加者から「発句の会」は3点が入り、「兎跳ね」と「軒際に」はそれぞれ2点が入った。とくに「兎跳ね」は、締め切り間際にエイヤッと出した俳句で、まさか参加者に評価点を得られるとは思わなかった。昨晩の酒のつまみの残りもテーブルに並べられ、和気藹々の「お月見句会」だった。

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2019年9月14日 (土)

№4182 一泊でお月見吟行

 埼玉県民活動総合センターの宿泊施設に一泊して、「お月見吟行」をしてきた。いつも利用している埼玉県民活動総合センターは宿泊施設もあるが、泊ったという話は聞いたことがない。私も一度生きがい大学の宿泊学習で泊まったことがあるだけだ。

 お月見吟行は、毎年9月か10月の満月の夜に一泊して、俳句シャワーに浸かろうという企画だ。主催はYamahiko先生で、参加者は先生の指示通りに動くだけだ。私も過去、3度ほど参加している。その一回は、那須に泊っての吟行だった。もちろんわが「あるるのいえ」に泊ってだ。

 当日何人参加するのか、当日埼玉県民活動総合センターに行ってみないと分からなかった。午後4時に埼玉県民活動総合センターロビー集合というので行ってみたら、宿泊は先生を含めて5人だった。宿泊は5人だが、翌日のお月見句会には十数人の参加になるのではないかという。午後4時に集合したが、これから一体どうしようというのだろうか。まずは近くの公園で吟行だ、という。

Dscn0940  行った公園は、埼玉県民活動総合センターから車で5分ほどのところにある「伊奈薔薇園」だ。この薔薇園は5月と10月の年二回、「薔薇祭」が開かれている。そのお祭り以外、公園はどうなっているのだろうか。剪定職人とボランティアで、薔薇の枝を伐っていた。ボランティアのおばさんに話を聞いてみると、「10月20日頃に秋の薔薇祭が開かれる。そのお祭りに備えて薔薇の枝を伐っている」のだそうだ。

Dscn0942  この時期の薔薇の剪定は大切で、9月は深く伐るのだそうだ。その切った枝から、一か月後に花が咲くという。秋に咲く薔薇の花は、小ぶりだが芳香が強いらしい。薔薇を持っている人は、いま枝を伐っておくべきだ、と強調していた。ボランティアの人の話しを聞きながら、俳句の作句に取り掛かった。私が俳句を作るときは、まずはキーワードを「俳句手帳」に書いておく。そのキーワードをもとに肉付けをしていく。仕上げは宿に帰ってからと、10句ほどの肉付けを終えた。

Dscn0945  帰りは、近くのスーパーで酒とつまみを買って帰った。埼玉県民活動総合センターでの食事は、一階の「コバトン食堂」でだ。食堂に降りてみたらガランとしていて、食事を摂っていたのはわが一行5人だけだった。夕食は結構ボリュームがあり、お腹いっぱいになった。ただ、この食堂ではお酒は飲まなかった。酒は、帰って部屋で飲むことにした。

 肝心の月は見えるのか。部屋で外を覗いてみたら、空は厚い雲で覆われていた。月が見えないのにどうやって「お月見吟行」をするのだろうか。そこは俳句の便利なところで、「無月」という季語がある。月が見えなくても俳句は作れるのだ。ただ、先生とSenshuさんは、それでも月見に外へ出ていた。帰ってきた話を聞くと、雲間に月がちらっと見えたのだそうだ。私は、部屋の中で薔薇園での俳句に磨きをかけた。

 部屋に皆が揃って飲み会をした。俳句の話しというよりも世間話に終始した。そのうち、風呂に入ろうということになった。同じフロアーに大きな風呂場があった。入浴しているのはわがチームのみだった。風呂から上がってリラックスしていたら、これからプチ句会を始めようという。もう午後10時に近かった。お酒も入ったし、本当に句会をやるの。せっかく宿泊したので、やはりやるらしい。

 一人3句から5句の提出だという。私は薔薇園で思いを練った5句を提出した。参加者が少ないということは、普段にはないことだが一句一句先生に丁寧に見てもらえるということだ。その句会は、延々12時近くまで続いた。私は薔薇園の俳句を提出したが、ほかの人は「無月」の俳句が多かった。結局、今晩は月が見えないのか、がっかりしながら私は布団に入った。

 そしたら隣部屋のMasakoさんが、わが部屋に飛び込んできた。「満月の月が見えるわよ」というのだ。すぐにベランダに出てみた。なんと満天の月が煌々と輝いていた。私は、翌日のお月見句会の俳句は全然考えていなかった。

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2019年9月13日 (金)

№4181 今日は何のブログ記事を書こうかな

 いろいろと関係の断捨離をしたら、ほぼスケジュール帖は真っ白になってしまった。毎日、家から一歩も出ない『老人生活』を続けている。その生活はそれでいいのだが、困っているのは何のブログ記事を書こうかということだ。やはり何らかの行動があって、ブログ記事になる。家に閉じこもっていては記事にならない。

 寝床にいては、さて明日の記事はどうしようか、明後日はどうしようと悩んでいる。まあ、そう悩んでいる時間も悪いわけではないが、実際書くことがないのには困る。この日の記事も、どうしようもないと思って書く与太記事だ。もう14年目に入るブログだ、もうそろそろやめてもいいのかな。

 こういう日常生活の中で書く記事なので、中身は薄いと書いている本人は一番よく分かっている。読者もこの事情を理解しているのか、最近読者が訪れる状況を反映する「アクセス数」も低調だ。ひところ一日平均200に近かったアクセス数も、このところ100前後を行ったり来たりだ。アクセス数は正直だ。

 良い記事が書けたと思ったときは、次の日と翌々日にはっきり出る。アクセス数がはっきり上がる。つまらない記事を書いた時には、この反対現象が現れるのが面白い。

 どうなんだろうか、毎日ではなく、何か記事を書くような行動があった時に書くというスタイルだ。Naoko先生のブログを見るとそうなっている。ただ、中途半端な気持ちでブログを続けるのも嫌だ。どうしたものだろうかな。

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2019年9月12日 (木)

№4180 ガイドと巡るさきたま古墳群

 先日下見したさきたま古墳群で、この日は東京シニア自然大学NEXTの「さきたま古墳公園で古代の歴史を学ぶ」講座があった。午前中は「県立さきたま史跡の博物館」の学芸員のお話を伺い、午後はボランティアガイドと一緒に古墳群を巡った。下見と違い、きちんと学芸員の話を伺うと理解が一層深まった。この日の参加者は29名だった。

Sdscn0916  まずは、博物館で学芸員から概要と、収蔵されている展示品の説明を聞いた。聞いて初めて知ったこともあった。ここになぜ9基もの古墳があるのかそれは謎とのことだが、ただ確実に大和朝廷の影響はあったらしい。前方後円墳を作るには、朝廷の許可が必要とのことのようだ。ただ、関東にはこのような古墳はこのさきたま古墳だけではなく、特に群馬県に多くあるとのことだ。

Sdscn0918  博物館の展示品の中で、圧倒的な異彩を放つのが国宝「金錯銘鉄剣」である。1968年稲荷山古墳で出土し、話題になった。レントゲンで撮影し、初めて金文字が浮きあがったのだそうだ。5世紀後半のもので、ワカタケルの名前が彫られていたらしい。そのほかに、一緒に出土した剣や馬具なども一緒に国宝に指定されたという。

 たまたま稲荷山古墳は崩壊していたので発掘が可能になったが、他の古墳は文化庁の許可がなく、いまだ未発掘だという。果たして、ほかの古墳にはどういう宝が眠っているのだろうか。この日の参加者は研究熱心で、お昼間際まで学芸員に質問を浴びせていた。

Sdscn0929  午後は、地元のボランティアガイドと一緒に古墳巡りをした。この日は天気が良く、汗が止まらない。丸墓山古墳は、中でも日本最大の円墳で、100段の階段を上った。墓の頂上からは、行田の街や忍城が望めた。

Sdscn0930  忍城は、石田三成が水攻めをした「のぼうの城」で有名だ。石田三成は、この丸墓山古墳で陣頭指揮を執ったらしい。この下には、水攻めで有名な石田堤が残されていた。

Sdscn0934  さらに、稲荷山古墳にも登った。古墳の頂上には、発掘跡のレプリカが残されていた。

Sdscn0937  また、稲荷山古墳から歩いて10分ほどのところにあるのが将軍塚古墳だ。ここには発掘跡のレプリカが公開されている。炎天の中を歩いてきて、この冷房の効いた石室に入場してほっとした。

 埼玉に住んでいる人はこの古墳群は知っていたが、この日の参加者はこんな大規模な古墳があるのにチョットした驚きを持ったようだ。この古墳は5世紀から6世紀の150年ほどのもののようだが、その後は古墳は作られなかった。なぜかというに、仏教が入り、お寺ができたせいとガイドは説明していた。

 それにしても、古代の話には夢があるね。

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2019年9月11日 (水)

№4179 W杯サッカーアジア第二次予選はじまる

 早いもので、2022年カタールで行われる「ワールドカップサッカー」のアジア第二次予選が始まった。この予選は、来年6月までの長期になる。40チームが5チームずつ8組に分かれ、ホームアンドアウェー方式で行われるものだ。各組上位2チームが最終予選に進出し、アジアからは4.5チームがワールドカップに出場できる。アジアで第5位になったチームは、大陸間予選に進出する。

 日本が第二次予選で戦うのは、ミャンマー・モンゴル・タジキスタン・キルギスの4チームだ。世界ランクで圧倒的な上位日本がまさか負けることはないと思うが、油断は禁物だ。前回の予選では、第一試合で、シンガポールとまさかの引き分けだった。アジア予選では何が起こるかわからない。

 10日には、ミャンマーのヤンゴンで初戦を戦った。雨の中の試合だった。代表メンバー23人のうち海外で戦う選手は10人だ。そのメンバーも、ひところに比べてずいぶん変わった。長く日本でキャプテンを務めていたMF長谷部誠や日本のストライカー本田圭佑などはメンバーから外れている。

 替わって加わった新戦力に中島翔也や久保建英など新鮮な戦力が加わった。特に久保は18歳だが、その動きに注目される。先日行われたキリンチャレンジ・カップ対パラグアイ戦は完勝だった。残念ながらゴールはならなかったが、久保の動きに相手は翻弄されていた。久保はスペインのレアル・マドリードの期限付き移籍チームで活躍している。

 とはいうものの、日本の大砲FW大迫勇也の活躍なしには心許ないし、DFのベテラン長友佑都の活躍にも目が離せない。とりあえず、10日の晩のミャンマー戦に注目したい。

 試合は、圧倒的な日本のボールポジションだった。シュートも日本が24本も打ったのに、相手ミャンマーは2本だった。試合開始直後に日本チームは2本のシュートを決めたが、それ以後もシュート本数は多かったが決まらない。応援する側には、消化不良の試合だった。まあ、それでも勝ち点3を獲得したのでよし、とするか。

 

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2019年9月10日 (火)

№4178 8月に読んだ本

 毎月10日前後に、前月読んだ本の報告をして、次月に向けて反省している。

 今年になってとみに感じるのだが、少し読書力が弱くなったのだろうか。毎月最低5000頁は読もうという努力目標を立てているが、その目標を達成するのに四苦八苦している。さらに記憶力が減退しているせいか、一か月読んだ本の一覧表を打ち出してみても、ほとんど内容は忘れてしまっているのは情けない。内容は忘れても、読むことに意味を見出す始末だ。

  内容を忘れるのには、別の要因もある。一冊の本を仕上げると、読んだ本の吟味をすることもなく、すぐに次の本にかかる。結果として、今まで読んでいた本はすぐに忘れてしまう。もう少し一冊一冊丁寧に読もうと思うのだが、何しろ読むことに追われているのが現状だ。そして8月に読んだ本は、14冊・5061頁だった。ようやく目標達成という体たらくだった。

 いつものように何を読んだのか報告し、若干の本にコメントを書いてみたい。

伊兼源太郎『巨悪』424頁 講談社 2018年6月刊

桐野夏生『夜また夜の深い夜』373頁 幻冬舎 2014年10月刊

柴田哲孝『秋霧の街』347頁 祥伝社 2013年5月刊

秦建日子『アンフェアな国 刑事雪平夏見』405頁 河出書房新社 2015年8月刊

萩耿介『炎帝花山』463頁 日本経済新聞出版社 2009年12月刊

赤神諒『大友二階崩れ』278頁 日本経済新聞出版社 2018年2月刊

赤神諒『大友の聖将ヘラクレス』313頁 角川春樹事務所 2018年7月刊

藤原新也『大鮃(おひょう)』269頁 三五館 2017年1月刊

百田尚樹『フェルトゥナの瞳』361頁 新潮社 2014年9月刊

柴田哲孝『ダンサー』360頁 文藝春秋 2007年7月刊

伊東潤『真実の航路』366頁 集英社 2019年3月刊

佐々木譲『英龍伝』311頁 毎日新聞出版 2018年1月刊

村山由香『燃える波』332頁 中央公論新社 2018年7月刊

久間十義『禁断のスカルぺ』459頁 日本経済新聞出版社 2015年11月刊

Sdscn0831  日本には、まだ読んでいない作家で見落としている人が多くいると実感したのが本書である。ちなみにスカルぺとは、医療用外科のメスを指す言葉のようだ。私は医学小説が好きでよく読むが、久間十義は見落としていた。本書は内容がしっかりしていて、読みごたえがあった。

 日本には、腎臓移植を待つ人が年に2000人もいるそうだ。しかし、なかなか移植に敵した腎臓が見つからないという。一方でどんどん捨てられていく腎臓もあるらしい。その腎臓は癌化して摘出されたものである。この癌化した腎臓に目をつけたのが、主人公伊達湊病院の陸奥先生と東子先生だ。癌化した腎臓は、リペアをすると十分に移植に耐えられることを実証した。

 ところが倫理問題が持ち上がり、癌にかかった臓器を移植することに反対運動が持ち上がった。根強く反対しているのが厚労省の官僚機構であった。さらに、各地の医師会も反対に立ち上がった。それじゃ、腎臓病に苦しんでいて透析で苦しんでいる患者を救う道はあるのか。そこが、この小説の幹だった。

 不倫で婚家から追い出され義絶させられた東子には、小さい時に分かれて会うことのなかった娘がいた。その娘が、移植以外は助からないという腎臓病に苦しんでいた。母子の名乗りのないまま、娘の腎臓移植手術をする人間的なドラマでもあった。

 これからも久間十義を集中して読んでみよう。

Sdscn0779  佐々木譲も大好きな作家のひとりである。なんといっても佐々木譲の小説の嚆矢は、『ベルリン飛行指令』『エトロフ発ウナ電』『ストックホルムの密使』の三部作である。今調べてみると、もう30年も前に読んだ本だ。今でもその小説がありありと思い浮かぶからあ、よほど印象深かったのだろう。特に『エトロフ発ウナ電』は、真珠湾攻撃前夜の艦隊の緊張がよく伝わる小説だった。

 佐々木譲は、テーマに幅がある。歴史小説も書けば警官小説もよく目にする。さらにサスペンスでも傑作が多い。そして、今回読んだ本は歴史小説である。この本も『黒船』『武揚伝』『英龍伝』の三部作として書かれたものだ。英龍とは、幕末に改革者江川太郎左衛門英龍のことだ。ご存知のように、江川は品川沖のお台場を作り、外国船の排斥を企画した。ほとんどものの役には立たなかったが。

 江川は伊豆韮山の代官だった。ただ並みの代官というよりも好奇心旺盛で、韮山の反射炉を建造した。この反射炉は鉄を高熱で溶かし、鋼製造には欠かせなかった。幕末に、日本に襲来する外国船を寄せ付けないように大砲を製造するのに、鋼製造は欠かせなかった。ただ、長年太平な世に慣れている幕閣を動かすのは容易なことではなかった。

 ただ、ペリーの黒船が江戸湾に来て通商を迫るとき、江川は欠かざる人材だ。その緊張が本書からは伝わった。

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2019年9月 9日 (月)

№4177 弾丸台風、関東直撃

 台風15号が関東を直撃した。太平洋で発生したと思ったら、あっという間に日本列島を襲った。発生から直撃まで早かった。さらに過ぎ去るのも早かった。関東襲来の台風は、過去でも一番に強かったらしい。わが家では台風の進路予報をみながら、準備を怠らなかった。どうやら、台風は9日の真夜中に襲来するようだ。予報では午前3時に上陸とのことだ。

 結果は、千葉に上陸したのが午前5時、千葉市では観測史上最強の風速は57.5mだったという。いろいろ被害は出たようだが、人的損害はなかったのはよかった。昨晩から早々に電車は止まったり飛行機も中止になったが、それも回復しつつあるようだ。

 わが家でも台風襲来に備え、いろいろと準備をした。洗濯棒を下ろし、植木を家の中に取り込んだ。一階の雨戸は全て閉め、強風で窓が損壊するのを防いだ。けれども、損害が生じたときには適切に対応する必要があるだろう。

 夜中に強風が吹いていたようで、家が揺れたので目が覚めた。それもすぐの事で、また寝入ってしまった。風の音で時々目は覚めたが、完全に睡眠が妨害されることはなかった。いつものように朝7時半にベッドを離れたが、すでに強風のピークは過ぎていた。雨戸を開けて植木を外に出したが、家の周りは別段異常はなかった。被害がなかった。

Sdscn0905  ところが、わが家のすぐわきを流れている綾瀬川は氾濫寸前まで増水していた。ただこの川は、住んでからもう40数年も経つが、氾濫したという話は聞いたことがない。

 女房は、那須のMatsukawaのお母さんに電話をしていた。那須も別段変わりはなかったとのことだ。幸い、台風襲来が真夜中だったので、強風の割には全体的に被害が最小限に抑えられたのではないか。

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2019年9月 8日 (日)

№4176 来年の富士山計画は?

 昨日の記事の続きになる。富士山への出発は、中央線国立駅からであった。当然、帰りも国立駅である。午後5時半に到着する予定だったが、中央高速道で事故があり、30分ほど遅れて午後6時過ぎに着いた。やれやれ、お腹が空いたね。

 この東京シニア自然大学の講座は、良風か悪風かは知らないが、帰りには必ず「反省会」がある。実際は一杯飲んで帰ろうよ、というものだ。バスから降りて、「さて、反省会をやって帰ろうよ」と提案したら、10人ほどの方が参加の手をあげた。国立でいつも飲むのは、駅前のやきとり屋である。さて今日残ったのはどういうメンバーか見てみたら、珍しいことにこの日の講師の小泉先生も参加してくれた。さらに事務局のKanakuboさん、Kobori君も残ってくれた。

 私はこの反省会のために、中央高速道の談合坂SAでソフトクリームを食べるのを我慢した。Kobori君が食べていたので、「帰りのビールがまずくなるよ」と注意をした。彼は、「ソフトクリームはソフトクリーム、ビールはビールですよ」と美味しそうに食べていた。ただ、反省会に参加してみて、ソフトクリームを我慢したのは大正解だった。

 過激な運動から帰ってきて、生ビールは美味しかった。やはり、このビールのために汗を搔いてきたのだ。あっという間に大ジョッキの生ビール二杯がお腹に収まった。その後は、お燗の日本酒を飲んだ。

 東京シニア自然大学には、われわれが自主的に運営する「NEXT」という講座と、事務局が運営する「修了生コース」がある。最近は、あまり修了生コースには参加していなかったが、富士山講座だけは別だ。この講座は、常に小泉先生が講師として参加してくれる。昨日もお話ししたように、富士山講座は今年で4回目だ。

Photo_20190908083401  事務局のKanakuboさんが、「もちろん、来年も富士山講座はやるつもりだ。ところが何をやるのか、来年は白紙だ。ぜひ参加者のご意見を承りたい」と提案していた。私と参加者のYashimaさんは、期せずして同じ意見を出した。「富士山の大沢崩れを実際に見てみたい」と。大沢崩れは、富士山の形を変えてしまうほど大規模に進行している。ただ、この崩れは1000年も前から続いているようだ。

 小泉先生は、「大沢崩れ見学は危険で、立ち入り禁止になっているようだ。ただ、国交省に伝手があれば入場可能かもしれない。私も皆さんをご案内することには賛成だ」と言っていた。Kanakuboさんも実施にこぎつけるべく、来年の講座に向けて研究してみたい、と話していた。

 富士山講座以外にも希望はないか聞いていたので、久し振りに尾瀬に行きたいなと希望を述べた。これは修了生コースでなくともNEXTでも実施できる講座だ。そういうと、Kanakuboさんは「ぜひ小泉先生と一緒に尾瀬に行きましょうよ」と言っていた。小泉先生も、「2泊でなくても、1泊で十分に尾瀬は楽しめるよ」と話していた。

 反省会は、来年の講座に議論が及んだ。ただ、2時間でこの会は終わるようにしている。すこし足りない感じなのだが、反省会はそれがいいのだ。

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2019年9月 7日 (土)

№4175 富士山を五合目から下る

Sdscn0873  東京シニア自然大学修了生コースで、「富士山に行こう!-富士吉田口下山だけコース―」に参加してきた。毎年一回9月に開講されている「富士山に行こう!」の講座は、今年で4回目になるらしい。「宝登山見学」「御庭をめぐる」「青木ヶ原樹海」に次いでの講座だ。私はこの講座を楽しみにしていて、今回参加で3回目だ。講師の先生は、これもいつもの小泉武栄先生(東京学芸大名誉教授)である。

Sdscn0867  チャーターしたマイクロバスで、富士スバルラインの五合目に着いた。スマホで確認したら、この地は標高2300メートル、温度は15度だった。下界は晴だったのに、ここ五合目は雲で覆われていた。そして何より驚いたのが、この五合目はまるで異国の地だ。ほとんど日本人の姿は見えない。ヨーロッパ系の人も多かったのだが、何より中国人が目立った。彼らは声が高いのですぐにわかる。

Sdscn0871  この日の講座は、富士山を五合目から馬返しまで下るコースだ。なぜこのコースを選んだかというに、担当者のKanakuboさんが「私は登るのが大嫌い」だからだという。外国人の間を縫い、下山コースを下った。小泉先生のカバー領域は広い。地質学から植生までなんでもカバーしているようだ。

Sdscn0872 Sdscn0876  富士山固有の植物、名月草に富士アザミだ。山道の脇には鳥兜も咲いていた。カラマツやコメツガ、シラビソまで、植物のことはなんでも説明していた。実は、私は普段ほとんど体を動かしていない。この日もはたして皆に付いていけるか、不安があった。ただ下山だけだったので、何とかなった。

Sdscn0894

 植物の説明だけではなく、富士山の成り立ちも岩石から説明してくれた。火山の噴石が山道脇にはたくさん転がっている。穴だらけの石はスコリア、真っ赤な石は鉄分を含んでいる石だし、真っ黒な石は宝登山噴火で飛んできたものだという。さらに上の写真の白い石は、古富士の跡の石らしい。15000年前に噴火した古富士はすべてを吹っ飛ばし、その上に新富士山が乗っかっていまの姿になっているという。

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 この下山コースには、合目ごとに山小屋があったらしい。その山小屋がことごとく廃屋になっていた。その理由は、1964年東京オリンピックに合わせて開通した富士スバルラインにあるという。有料道路開通までは、富士吉田口からのこの道が富士登山のメインロードだった。そしてスバルライン開通後は、この道を使って登山する人は激減したようだ。山小屋として経営が成り立たない小屋は、廃屋のまま放っておかれていた。

Sdscn0891  下から元気な小学生が登ってきた。富士吉田小学校の六年生の遠足だと言っていた。山は何時でもそうなのだが、一度下った道を再度登る気にはとてもなれない。二合目まで下ってきたら、眼下には河口湖が見えた。目的地の馬返しまではもうすぐだ。結局、この日は4時間半をかけて500mほど下った。

 さて、翌日は足がパンパンになって歩けないだろうね。

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2019年9月 6日 (金)

№4174 果物の秋

 私は果物が大好きで、欠かすことがない。ところが、女房は性分か冷蔵庫にモノがあるとうるさいと、いつも空っぽにしている。この日も、朝は冷蔵庫が空っぽだった。近くに、農協の農産物直売所がある。果物と野菜を買ってこようかと言ったら、メモ用紙に必要なもののリストを書いて渡してくれた。

Sdscn0860  私の住まいの近くは、梨と巨峰の産地である。贈り物の梨が、箱に詰めて売っていた。この梨は粒が揃っていて大きく、結構高価だ。女房は贈答のお返しと、時々この梨を買っているようだ。しかし普段食べる分には、こんな立派な梨は必要がない。

Sdscn0862  一般台の上に並んでいるのが、自宅で食べるようにと格安の梨が売っている。普段食べる分にはこの梨で十分だ。1個200円くらいするが、3個入りの袋を買った。梨の種類は「秋月」というのだそうだ。自宅に帰ってさっそく賞味してみたが、パリパリしていて美味しかった。

Sdscn0863 Sdscn0861  梨の隣りの台で売っているのが、巨峰である。これも贈答用だと一房1000円もしていたが、自宅で食べるぶんは半額くらいで買える。巨峰も1パック買物籠に入れた。さらに桃も売っていたが、桃は東北自動車道の売店でここの半額で買えるので、ここでは買わなかった。

Sdscn0864  さて、この販売所で枝豆は売っているかな。旬が過ぎたせいか、最近スーパーで枝豆を見かけることは少なくなった。ただ、この販売所では「茶豆風」の枝豆を売っていた。これも買物籠に入れた。ここではさらにピーマン、キャベツ、バナナ等も買った。買物袋は結構重かった。

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2019年9月 5日 (木)

№4173 小さな檸檬の実を発見

Sdscn0859  何度も話題にして恐縮だが、わが家の庭の真ん中に檸檬の木がある。この2~3年不作で、ほとんど実がならない。今年はわずか一個のみと前に報告した。この檸檬の木の枝が伸びてぼさぼさになっている。たまらず、女房が枝の剪定を始めた。本来、檸檬の枝の剪定は2月だとブツブツ言いながら…。

Sdscn0858  ぼさぼさの枝を剪定したら、檸檬の木がスッキリした。剪定してわかったのだが、枝のてっぺんに小さな檸檬の実が二個なっていた。先日、今年二度目の檸檬の花が咲いたことを記事にしている。枝のてっぺんの檸檬の小さな実を見ると、この二度目の花が実をつけたもののようだ。

Sdscn0857  檸檬が豊作だった年は、30個ほどの実を収穫したのが翌年の2月だった。その時は、4月に咲いた花の実だった。今回の小さな実は7月の花だ。さて、来年の2月までにどれだけ成長するものか、楽しみに見守りたい。

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2019年9月 4日 (水)

№4172 映画『天気の子』

Sdscn0855  今年の夏大爆発した新海誠監督の映画『天気の子』を観てきた。新海誠監督は、3年前の2016年にも『君の名は。』で大ヒットを飛ばした監督である。『君の名は。』は興行収入でもトップの成績で、世界で配給され、250.3億円は稼いだ映画だ。歴代興行収入は、『千と千尋の神隠し』『タイタニック』『アナと雪の女王』に次いで四番目だったらしい。

 今回上映されている『天気の子』の勢いは、『君の名は。』に負けないという。9月に入って、すでに875万人の動員、116億円の興行収入があった。さぞや映画館は満員じゃないかと入場してみたが、平日の昼というせいかガラガラだった。広い映画館に20人も入っていただろうか。まああ、土日は入っているのだろうが。

 この映画は、新海監督が原作の映画だった。一種のファンタジーアニメだ。

 その年は、東京は異常に雨が多かった。様々なイベントが中止になった。そこに異常な能力の持ち主・天野陽菜の登場である。彼女は、ピンポイントである場所を晴にする能力があった。これに目をつけたのが、伊豆諸島からやってきた家出少年森嶋帆高である。この能力をネットで宣伝し、金を稼ごうとした。

 たとえば神宮外苑での花火大会だ。当日の予報は雨だった。陽菜の能力で、神宮外苑の周りだけは雲が切れ、無事花火大会が挙行された。ただ、陽菜の能力には限界があり、能力を使えば使うほど彼女の存在が希薄になっていった。そしてとうとう天に召されて行ってしまった。帆高は、陽菜を取り戻そうとする。そして、天に上って無事取り返すことができた。

 その後は、晴れていなくてもいいじゃないかというので天気能力を使わなかった。東京は3年間雨が降りっぱなしで、水没してしまったという物語だった。

 アニメの画像は素晴らしく、映像もきれいだった。ただ、私のこの映画の感想は、なぜこんなにヒットしたのかわからない、というものだ。きっとファンタジーを理解する能力に欠けているせいだ。

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2019年9月 3日 (火)

№4171 太陽の花ーハイビスカス

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 何度か記事にしてきたが、わが庭のウッドデッキにハイビスカスが咲いている。夏の間少し元気がないなと見ていたが、ここにきてまた鮮やかな花を咲かせている。

Sdscn0854  本当にハイビスカスの赤は鮮やかだ。しかも印象深い。沖縄では、この花を「赤花」とも呼ぶらしい。わが俳句の世界では「仏桑華」とも呼んで、詩に詠っている。この鉢には、たくさんのハイビスカスの蕾が付いている。10月か11月まで楽しめるのではないか。5月に咲き始めたので、半年もの間花を楽しめるので、安上がりだ。

Sdscn0856  ハイビスカスを「太陽の花」としたのだが、翌日雨もよいでハイビスカスを見たら、蕾のままで花は開いていない。どうやら太陽の光がないと、このハイビスカスは咲かないらしい。

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2019年9月 2日 (月)

№4170 W杯U18、日本アメリカを粉砕

Photo_20190902095301  テレビを見ていると、いろいろなスポーツが放映されている。スポーツ好きにはたまらない。今注目しているのが、韓国で行われている野球「ワールドカップ 18歳以下野球大会」である。この大会も、日本チームを中心にテレビ放映されている。日本チームは甲子園に出場した選手が中心だが、それ以外の選手も含まれている。ただ軽い驚きを覚えたのは、甲子園で優勝した履正社から一人の選手も選ばれなかった。

 さて、第一試合が金曜日行われた。相手はスペインだ。国際大会が良いのは、いままであまり知らない国との対戦がある。サッカー大国のスペインも野球をやっていることに、軽い驚きを覚えた。この試合は、下馬評では日本が圧倒していた。しかし、試合が進むにつれて、日本が危ないのではないかと思った。金属バットに慣れた日本選手に、木製バットはうまく当たらなかった。凡打の山を重ねていった。

 スペインのピッチャーの制球力も良かったが、守備力も意外に良かった。ようやく日本が反撃したのは、このピッチャーが交代した8回裏だ。この回に一挙4点を入れてようやく逆転できた。冷や汗ものだった。初戦ということもあって、日本選手も固かったかな。次戦の南アフリカ戦で、ようやく日本は固さが取れた。19対0で圧勝だった。

 解説で初めて知ったのは、国際戦でのマナーだ。圧勝したチームは、相手に対する礼儀として盗塁をしたりヒットエンドランをしたら、マナー違反だというのだ。マナーに違反したら、相手チームから様々な嫌がらせにあうことがあるらしい。面白いね。

 そして、昨日行われたのがこの大会で18連勝、4連覇しているアメリカだった。アメリカは、この大会のために全米から優れた選手を集め、合宿、練習試合を重ねて臨んだらしい。この日はあいにくの雨で、コンデションもあまり良くなかった。

 先取点こそアメリカに取られたが、その後の日本チームの反撃は圧倒的だった。3回終わった時点で、11対1と10点もリードしていた。ようやく木製バットになれた日本選手の打棒も素晴らしかったし、アメリカのピッチャーの出来も良くなかった。ストライクが入らずに、四球を連発した。この時点で、アメリカのチーム力が弱いと感じた。

 ところがさすがアメリカ、ピッチャーが弱いとなると畳重ねて反撃してきた。日本チームもボロボロと失策を重ねた。甲子園に出場した選手が、こんな凡ミスを重ねるのかとガッカリするのを目にすることが多かった。雨でコンデションが悪かったとはいえ、内野手の守備はとんでもなく下手だった。結局、いくつのエラーがあったのだろうか。

 それでも、最後は日本の反撃があり、16対7と圧勝した。最後にもう1点加えると、コールドゲームになる瀬戸際だった。ただ、アメリカの反撃力を見ると、これで終わるとは思えない。多分、日本が次にアメリカと対戦するのは、決勝戦だ。日本は、エース格の奥川と佐々木朗希を残している。アメリカにも素晴らしい投手が残っているだろう。18連勝で止めた日本チームが、4連覇のアメリカを破れるのか、楽しみだ。それには、守備力の再生が必死だ。

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2019年9月 1日 (日)

№4169 香港は燃えているか

 連日報道されているが、香港が燃えている。きっかけは、香港で犯罪を起こすと中国本土に送致されるという法律に対する反対運動だった。実際はこの法律は施行されないことになったが、完全撤回を求めての反対運動は終わっていない。

 どうやら、この運動は法律撤回がきっかけだったが、根は深いものがありそうだ。1997年7月1日、香港はイギリスから中国に返還された。中国は、一国二制度で香港を管理した。この制度に無理があったのではないか。中国本土は共産主義だが、香港の経済は自由主義経済で運営することになった。ただ、事あるごとに中国政府は香港に介入してきた。

 今回のデモは、現象は犯罪者の中国本土送致反対だったが、本質は中国の共産党にNOを突き付ける運動ではないか。そうであるならば、この運動は終わらない。中国政府は「虎の尾を踏んだ」のではないか。

 そもそも、1989年の「天安門事件」を力で押さえつけた。どんなに力で押さえつけても、その矛盾がそもそも消えたわけではない。天安門事件の根も、共産党一党支配に対するNOを突き付ける運動だった。その後、共産党政権はますます強権力を深め、国内の反対運動を押さえつけてきた歴史がある。今は静かなようだが、本土は爆弾を抱えたままだ。

 今回の香港の運動の根は、本土と同質である。中国の共産党一党支配が終わらない限り、香港の運動は終わりそうもない。ただ天安門事件とは違って、香港には世界の目が光っている。軍隊を使って運動を抑えようとしても、世界世論はそれを許さないだろう。天安門事件では、何万人もの学生が殺されたが、香港で同じ殺戮をやったら、中国の世界での覇権は雲散するのではないか。

Photo_20190901095401  昨日もデモの禁止が香港政府から告げられ、反対運動側もデモの中止を発表したが、大規模なデモは行われた。今日もそのデモは行われるという。果たして、香港はどこに行ってしまうのだろうか。

 この問題は、台湾にも波及している。「台湾独立」を訴える現政権が力を失いつつあったが、香港の事態があって、再度力を得つつあるという。東アジアは、日韓関係を含めて目が離せないね。

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