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2019年9月29日 (日)

№4197 ラグビー日本、ジャイアントキリング

 「ジャイアント キリング」という言葉を初めて知った。何でも大番狂わせを言うらしい。昨日その出来事があった。ラグビーワールドカップ日本大会での、アイルランド対日本の対戦である。

 それにしても、これほどラグビーの試合に浸かったことはない。しかも、世界の強豪の試合を茶の間で見られる幸せに浸かっている。私もラグビーのルールにそんなに詳しいわけではなかったが、毎日試合を見ているといやでも精通してくる。一番聞くのがノックオン(ボールを前に落とす)であるが、スローフォワード(ボールを前に投げる)やオフサイド(相手国選手がボールの前に出る)、ノットリリースザボール(倒れたらボールを離さなければならない)も代表的な違反である。

 出場国にもあらためて目を向けてみた。このワールドカップに出場する国は、一国一チームではないのだ。ラグビー発祥の地イギリスからは、イングランド、ウェールズ、スコットランドに正確にはイギリスではないがアイルランドの4か国・地方が出場している。しかもその4国はいずれも強豪である。イギリスは、どんなにラグビーが盛んな国なのだろうか。

 それと、この大会を日本で開催して、各会場がほぼ満員である。大盛況を喜ぶとともに、日本人のラグビーを初めて観戦した人がほとんどではないのかと想像する。その大半の方が、ラグビーというスポーツの楽しさを満喫したものと思われる。今後も、きっとラグビーのファンになるだろう。そういう意味でも、日本開催は、まだ大会が始まったばかりで早計かもしれないが、大成功だったのではないか。それもこれも、日本チームの予想以上の活躍にあるに違いない。

 大体が、ラグビーという試合には番狂わせは少ない。実力差がはっきり出るのが、ラグビーというスポーツだ。大学の選手権などを見ていても、実力が違うと大差につながる。今大会でもそういう試合があった。イギリスとアメリカ戦だ。終了直前にアメリカが一矢を報いたとはいうものの、一方的にイギリスが攻め続けた。

 そういう前提で、昨日のアイルランド対日本戦を見た。アイルランドは世界ランク2位に対し、日本は9位だ。しかもアイルランドは、優勝候補の一国に数えられている。私もそうだったが、大半の人は日本は善戦するだろうが、まさか勝てると思った人はいなかったのではないか。今までも対アイルランド戦は、9回戦って全敗だった。しかも、一方的な敗戦も多かった。

Photo_20190929095201  昨日の戦いも、前半はアイルランドの立て続けの2トライがあった。一方的な試合になるのではないかという危惧もないわけではなかった。ただ、そういう中でも、田村優が着実にペナルティゴールを決めていった。前半戦が終わった時点で、9対12と点数は接近していた。私が何よりも注目したのが、日本のフォワードの強さだ。スクラムでもアイルランドには負けていなかったが、モールでもむしろ押し気味だった。さらに、ゴール前での日本のタックルの強さだ。ダブルタックルで相手国の前進を確実に止めていた。

Photo_20190929095301  日本のフォワードの強さに、後半はアイルランドも相当消耗しているようだった。これはひょっとしたらひょっとしたことが起こるのではないかと思わせたのは、後半の18分過ぎだ。後半に出場した福岡堅樹が、待望の逆転トライを果たした。コンバージョンキックも決まり、相手に4点勝った。さらに田村のペナルティキックも決め、7点差になった。勝利が現実のものとなった。

 日本が勝ってみると、日本の実力が相当上がったと実感できた。フォワードの強さは、世界最強ともいわれたアイルランドに負けていなかった。勝ってみると、勝つべくして勝ったんだと納得できた。決してジャイアントキリングでもフロックでもなかった。決勝リーグに進出するのも夢ではない。

Photo_20190929095401  予選リーグはもう2戦、サモア戦、スコットランド戦は大事だ。前回の大会イングランド大会も、日本は南アフリカに勝って3勝1敗になったが、勝ち点差で決勝リーグに進めなかった。次のサモア戦は土曜日だ。完勝して、さらにスコットランド戦に臨んでもらいたい。ただ、過去サモア戦は4勝10敗と負け越しているのが心配だ。

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コメント

この素晴らしいニュースを、ゴルフ帰りの三島駅新幹線プラットホームで仲間5人と聞きました。我々はラグビーファンでも何でもないけど思わず大声で祝杯をあげましたよ! 周りの人はきっと迷惑だったでしょうね。でも、ほろ酔い加減のゴルキチには最高の瞬間でした。渋野ヒナちゃんや畑岡ナサちゃんのように女の子は頑張っていたけど、男の子もナカナカやりますね。じいさんも一頑張りしましょうかしらね。shinさん?!

投稿: ルート36 | 2019年9月30日 (月) 15時41分

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