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2019年9月12日 (木)

№4180 ガイドと巡るさきたま古墳群

 先日下見したさきたま古墳群で、この日は東京シニア自然大学NEXTの「さきたま古墳公園で古代の歴史を学ぶ」講座があった。午前中は「県立さきたま史跡の博物館」の学芸員のお話を伺い、午後はボランティアガイドと一緒に古墳群を巡った。下見と違い、きちんと学芸員の話を伺うと理解が一層深まった。この日の参加者は29名だった。

Sdscn0916  まずは、博物館で学芸員から概要と、収蔵されている展示品の説明を聞いた。聞いて初めて知ったこともあった。ここになぜ9基もの古墳があるのかそれは謎とのことだが、ただ確実に大和朝廷の影響はあったらしい。前方後円墳を作るには、朝廷の許可が必要とのことのようだ。ただ、関東にはこのような古墳はこのさきたま古墳だけではなく、特に群馬県に多くあるとのことだ。

Sdscn0918  博物館の展示品の中で、圧倒的な異彩を放つのが国宝「金錯銘鉄剣」である。1968年稲荷山古墳で出土し、話題になった。レントゲンで撮影し、初めて金文字が浮きあがったのだそうだ。5世紀後半のもので、ワカタケルの名前が彫られていたらしい。そのほかに、一緒に出土した剣や馬具なども一緒に国宝に指定されたという。

 たまたま稲荷山古墳は崩壊していたので発掘が可能になったが、他の古墳は文化庁の許可がなく、いまだ未発掘だという。果たして、ほかの古墳にはどういう宝が眠っているのだろうか。この日の参加者は研究熱心で、お昼間際まで学芸員に質問を浴びせていた。

Sdscn0929  午後は、地元のボランティアガイドと一緒に古墳巡りをした。この日は天気が良く、汗が止まらない。丸墓山古墳は、中でも日本最大の円墳で、100段の階段を上った。墓の頂上からは、行田の街や忍城が望めた。

Sdscn0930  忍城は、石田三成が水攻めをした「のぼうの城」で有名だ。石田三成は、この丸墓山古墳で陣頭指揮を執ったらしい。この下には、水攻めで有名な石田堤が残されていた。

Sdscn0934  さらに、稲荷山古墳にも登った。古墳の頂上には、発掘跡のレプリカが残されていた。

Sdscn0937  また、稲荷山古墳から歩いて10分ほどのところにあるのが将軍塚古墳だ。ここには発掘跡のレプリカが公開されている。炎天の中を歩いてきて、この冷房の効いた石室に入場してほっとした。

 埼玉に住んでいる人はこの古墳群は知っていたが、この日の参加者はこんな大規模な古墳があるのにチョットした驚きを持ったようだ。この古墳は5世紀から6世紀の150年ほどのもののようだが、その後は古墳は作られなかった。なぜかというに、仏教が入り、お寺ができたせいとガイドは説明していた。

 それにしても、古代の話には夢があるね。

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コメント

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読み通すには一頑張りが必要かも。
読めば日本史の盲点に気付くでしょう。
ネット小説も面白いです。

投稿: omachi | 2019年9月16日 (月) 22時28分

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