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2019年10月19日 (土)

№4217 マラソンと競歩は札幌で

 10月17日(木)、突然のニュースは寝耳に水だった。IOCのバッハ会長が、「東京オリンピックのマラソンと競歩は、札幌で行う」と宣言した。東京都知事と関係者は、発表直前に知らされたらしい。ただ、どうも東京オリンピック大会組織委員会の森喜朗会長などは、前から相談にあずかっていたのではないか。ただ、小池知事は怒るまいことか。

 東京オリンピックは、日本が熱暑の中で行われる。決まった時から、そのことは問題になっていた。特に、マラソンと競歩が行われる時間は、気温30度以上、湿度70%以上の最悪コンデションでの開催になるのではないかと思われている。

 先日、ドーハで世界陸上が行われた。その時もマラソンと競歩で問題になったのが、気温と湿度だ。ドーハでは夜11時半スタートで行われたが、その時の温度は32度、湿度は70%以上だったらしい。マラソンで完走したのは、58%だったという。競技に出た選手からは、「こんなコンデションでの競技はクレージー。われわれを殺すつもりか」という不満が出た。

 東京オリンピックでも、同じことになるだろう。この事態を予想して、森会長などは、サマータイムを導入したらどうかと提案したこともあった。しかし、サマータイム導入については総スカンを食った。

 東京都も暑さ対策として、シャワーの設置や暑さ予防のアスファルトを敷くなどを講じていた。しかし、いずれの対策も決定力に欠いていた。先日のMGCでも、暑さに強い中村匠悟選手が勝った。彼なら暑さでも勝てるのではないか、と期待が持たれている。それやこれやの動きの中で、今回の札幌開催の発表があった。

 冷静に考えてみると、矢張りマラソンと競歩の競技を熱暑の東京で行うのは無理なのではないか。今まで計画を立て対策を講じてきた人たちには不満かもしれないが、また、費用をだれが負担するのかも問題だが、アスリート第一に考えると札幌開催が良いのかも知れないね。

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