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2019年10月17日 (木)

№4215 吟行後の句会

Sdscn1080

 今回句会が行われた「大島家住宅主屋」は、国の登録有形文化財に指定されている、300年にもなる建物だ。今はカフェとして大繁盛している。実はこのカフェには、「ブログ仲間の会」で何度かお邪魔している。ブログ仲間の昭jijiが、このカフェのホームページを作成しているようで、面倒を見ているという。この日も、ここで久し振りに昭jijiにお会いした。

Sdscn1081  句会はこの主屋の座敷で行われたのだが、座敷の板戸は300年の原型をとどめていた。さらに欄間といい、書院といい、梁といい、かつての面影を偲ばせるのに十分だった。ただ、この座敷は畳の間で、3時間も座っていると辛いものがあった。

 さて、今日は私が作った俳句を紹介しながら、句会の様子を述べたいと思っている。前号でもお話ししたが、私は6句を提出した。吟行は即興句が多いので、先生も言っていたが完成度には程遠い。ただ、即興句のよさもある。その場で見たもの、聞いたものを俳句に活写するのには、鋭い感性が必要である。吟行は、その感性が試される場でもあり、私は好きだ。

 いつものように句会は、自分の作った俳句を短冊に書き提出する。その短冊をバラバラにして、出席者が手分けして清記する。その清記表を見ながら選句するのだが、その時点ではだれの作った俳句かは分らない。それでもおのずから性格は出るもので、これは先生の句だな、これはTsukushiさんの句だなと想像する。一喜一憂するわけではないが、自分の句が読み上げられると、思わず大きな声で名乗りを上げる。

 出席者の選句が披講された後に、先生からの講評がある。出席者に選ばれない句でも、先生から評価も受ける句もある。この日、私が作った句2句が出席者に選句された。さらに出席者から選ばれない句でも、先生が選んでくれた句が2句あった。その句の紹介をしたい。

(原句)大風に手つかずに落ち袋梨

 この句は3票入った。ただ、先生からは「落ちて手つかず」にした方がいいのではないかと講評された。

(訂正句)大風に落ちて手つかず袋梨

(原句)落栗の拾われぬまま朽ちてをリ

 この句も3票入った。ただ、先生からは「拾われぬまま」が緩い表現だといわれた。まあ、3票入ったので本当は△だが、辛うじて〇をやろう、とのことだった。次の2句も、出席者には選ばれなかったが、先生の講評では「緩みはない」との評価だった。

(原句)稲雀夕田の畔を家路つく

(原句)烏除け網に覆はれ落花生

 いずれ、先生はこの日の清記票を持ち帰って、ありがたいことに丁寧に講評してくれる。

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