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2019年11月 6日 (水)

№4235 カンチャナブリ1日ツアー

 
 
 今回のタイ旅行の最大目的は、カンチャナブリ訪問だ。事前に『戦場にかける橋』のDVDも観てきた。カンチャナブリは、日本軍がタイで戦闘行動をした最大の場所である。主に英軍の捕虜を使い、クワイ川に鉄道の橋を作った。戦闘だけでなくマラリアなどでたくさんの死者を出した。

 この鉄道は、タイとビルマを繋ぐ泰緬鉄道で、日本軍がインド侵略の重要戦略路線と位置付けていた。ただ、この鉄道はジャングルや険しい山岳を抜けるために難航した。そして最大の工事が、カンチャナブリのクワイ川に鉄道橋を作ることだった。工期は10か月と過酷な工事だった。捕虜の抵抗などもあり、難工事で死者も多かった。それが映画になって、多くの人を感動させた。

 カンチャナブリは、私も初めて訪れる。バンコクから約3時間の地にある。今回はツアーに乗ることにした。ツアーのガイドは英語でペラペラ話すので、半分ほどは理解不能だ。まあ、それでも困ったことはない。いずれカンチャナブリに連れていってくれるだろうと安心していた。

Dscn1202  カンチャナブリに着いたのは、午前10時頃だ。そこで、またガイドがこれからは自由行動で、11時には集合場所に集まるようにと話していた。この集合場所の前に、JEATH戦争博物館があった。博物館の前には、日本の機関車が飾られていた。ツアー同行の人たちはあまり関心がないようだったが、私は博物館に入場した。入場料は50バーツ(150円)ほどだ。

Dscn1206 Dscn1207  この博物館には、戦争の悲惨さを伝える多くの展示物が並んでいた。日本軍の武器となる鉄砲や機関銃、捕虜を働かせている現場の模型、骨と皮ばかりになっているマラリア患者の模型、なぜかしらないが実際の人骨まで飾られていた。30分ほどこの博物館にいたが、この博物館からもクワイ川にかかる鉄道橋が見えた。

Dscn1215 Dscn1221_20191106083301  さて、橋を見に行ってみよう。多くの観光客が、この橋を行き来していた。線路も現役のように立派だった。線路の脇にいた人に、この鉄道はまだ使われているのか聞いてみた。そしてら、「もう2分後に列車が到着しますよ」というのだ。それはチャンスと、列車の到着を待った。10両編成の泰緬鉄道の観光列車がやってきた。日に3本ほど走っているようだ。

Dscn1223  列車に乗っている日本人に声をかけてみた。泰緬鉄道に乗るツアーで、この列車に乗っているのだそうだ。私も乗ってみたいなと、少し羨ましくなった。列車が鉄橋を渡って去っていくのに、郷愁も覚えた。

 さて、11時の集合時間が来た。これからまたツアーバスに乗って、30分ほど移動するのだそうだ。どこかに行くと説明しているようだが、聞き取れなかった。そして着いたのが鉄道駅だ。これから1時間ほど泰緬鉄道に乗るのだそうだ。このツアーには、こういう特典もあったと初めて知った。

Dscn1238  そしてやってきたのが、さっきクワイ川を渡って去っていった列車だ。列車よりもバスの方がよほど早かった。この列車が向かうのは、ミャンマーとの国境の駅だ。クワイ川の流れに沿って列車は遡った。このクワイ川は、意外と大河だった。この川に沿って作られた鉄道工事は、相当に難航しただろうと容易に想像できた。

Dscn1243  係員が、「泰緬鉄道記念証」(Certificate of remembarance)を乗車した全員に配っていた。この鉄道に乗っただけでも、このツアーでは得をした気になった。目的地の駅で降りて、バスに乗り昼食会場に向かった。このレストランは、クワイ川のほとりにあった。昼食後、また2班に分かれた。その2班はどこに行くのかの説明がなされたようだが、私は理解していなかった。そして私が乗ったのは、滝見学のバスだった。どうやらもう一方のバスは、象見学コースだったらしい。そちらのほうが良かったね。

Dscn1255 Dscn1254_20191106084101  この日の最後は、戦争で犠牲になった人たちのお墓にお参りするツアーだった。広大な墓地には、それぞれ犠牲になった人のプロフィールが記されていた。22~3歳の人が多かった。この戦争で犠牲になって、まだわずか75年であると感慨深いものがあった。戦争などするべきじゃない、と今更ながら改めて深く思う旅だった。

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