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2019年12月 6日 (金)

№4365 今年の俳句ベスト5

 いま埼玉県民活動総合センターの展示場で、5句会合同の俳句作品展が開かれている。先日も報告したが、会期は8日(日)までである。その様子は報告したが、私が一体どういう俳句を作ったのかは報告していない。われわれが提出した句は、新年・春・夏・秋・冬の5句である。先日の忘年会で、Mochiちゃんから「俳句が上手になったね」という励ましに気をよくして、今日は私の俳句を紹介したい。

新年

小正月家家(やや)訪ふ鬼面の子どもどち

 私の田舎秋田では、小正月に子どもたちが鬼面をつけて、「泣く子いねが」と各家を回り、お餅やお菓子をいただく習慣があった。その情景を思い出して作った句である。

テラス台陶なる内裏雛(だいりびな)飾る

 わが家には手作りの内裏雛がある。春の一日、その内裏雛を出してウッドデッキに飾った。暖かな日差しを浴びて、内裏雛も気持ちよさそうだった。

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古墳径日傘に巡る一日(ひとひ)かな

 今年の夏、津軽を旅した。青森では竹ちゃんと一緒に三内丸山古墳を巡った。暑い日だった。ボランティアガイドについて歩いたのだが、そのグループに日傘を差していた女性がいた。一幅の絵になった。

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 津軽の旅では、俳句を26句ほど作った。そのうち10句を「津軽旅情の吟(うた)」として、『桟雲』の誌上に発表した。結構評判がよかった。ついでに、その発表した10句もここ載せておきたい。

海峡へ帽子吹つ飛び春北風(はるならい)

津軽路や十三(とさ)の湖畔の蜆汁

数万の海猫(ごめ)姦しや蕪島(かぶらじま)

梅雨晴れの雲間に覗く岩木山

白神や尾根に吹かるる山毛欅(ぶな)若葉

八甲田遭難の地とや若葉風

古墳径日傘に巡る一日かな

橅茂り五千年経し遺跡かな

滴りの幾筋ありや龍泉洞

津軽路や若葉の中を二千キロ

丸太稲架(はざ)撓(たわ)むほどなる重さかな

 この俳句も、30句の課題を受けて作った一句である。わが家の近くには広大に広がる田圃がある。刈入れ時に、農家の仕事を取材して俳句を作った。句材さえあればいくらでも俳句を作れると、自信を持った。

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行きつけの呑み屋や二合のおでん酒

 ある月、兼題に「おでん」が出た。私はサラリーマン時代、会社帰りによくいったおでん屋があった。店主はおばあさんで、秋田の出身であった。そのころは俳句は作っていなかったが、その店では毎月句会が開かれていた。まだ亡くなったとは聞かないが、おばあさんは元気だろうか。

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