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2020年1月 3日 (金)

№4394 お正月はとろろ飯

 秋田県全体の風習なのかわが田舎町の習慣なのかはわからないが、お正月の2日の朝食にはとろろご飯を食べていた。その習慣を引き継いで、わが家でも正月2日にはとろろ飯にしている。残念ながらこの習慣はわが家では定着せず、子どもたちはとろろ飯は食べなかった。さらに、今年は女房も「私はとろろご飯を食べない」と敬遠してしまった。

Photo_20200103140301  とはいっても、私の中ではお正月2日はとろろご飯を食べるもの、とDNAに刷り込まれている。しようがない、私だけでとろろご飯を食べるとしようか。秋田では、とろろご飯のおかずに「ボダッコ」は必需品だった。ボダッコというのは、まるきり塩にまぶした鮭だ。鮭の切り身が多いか塩が多いか、という代物だった。食べるときにし、ボダッコを少しだけ齧ってご飯を食べていた。

 関東のスーパーでは見かけないが、秋田に帰ると今でもボダッコは売っている。そもそも、秋田は全体的にしょっぱいものが好きだった。ボダッコを始め、みそ汁や醤油、漬物にはたっぷり塩が使われていた。そのせいか、私は今でも薄味よりも濃い味の方が好きだ。

 ただ、その当時は秋田県は絶えず死亡率が日本一だった。全国一の秋田県の食改善として、減塩運動をしているようだ。お陰で、脳卒中などはずいぶん少なくなったとも聞く。

 わが家では女房はとろろが苦手で、山芋や自然薯をストックしておくことはほとんどない。とろろが食べたいときには、自分で買ってくるしかないのだ。私がとろろ料理をするのは、ほとんどが那須滞在のときだ。まぐろのぶつ切りを買ってきて、とろろをかけて、ワサビでまぶして食べるのが大好きだ。そういう料理が食卓に並ぶことはほとんどない。

Photo_20200103142001  今回もお正月にとろろを食べようとしたが、自分で買ってくるしかなかった。買ってきた山芋を、女房が食べないというので半分に切った。それの皮をむいて、すり鉢におろした。擂粉木で混ぜながら、味噌汁で薄めた。ご飯は、2~3日前に炊いたものが電気釜に残っていた。そのご飯にとろろ汁をかけた。おかずはボダッコはなかったが、焼いた鮭が残っていた。それに漬物があると充分だ。

 結局、どんぶり飯二杯をとろろ汁をかけて食べた。こういう伝統は廃れさせたくないものだね。

【1月2日の歩行記録】8,587歩 5.8km

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