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2020年2月 7日 (金)

№4429 パンデミックではないのか

 新型コロナウィルスの猛威がやまない。全世界で患者が3万人以上、死者が600人を超えたというが、これも不確定だ。あるシンクタンクの推計では、患者は発表の3倍はいるのではないかという。しかも、日々どんどん増えている現状だ。

 あまりこの言葉は使われていないが、武漢発の新型コロナウィルスは「パンデミック」の様相を呈している。wikipediaによると、パンデミックの定義は「何らかの病気、特に感染症が、ある国の中のそこかしこや、国境を越えて世界中で流行することである。(病気(特に感染症)の)流行は、その規模に応じて(1)エンデミック、(2)エピデミック、(3)パンデミックに分類される[8][9]。このうち最も規模が大きいものがパンデミックである。」まさに現況の様相は、パンデミックではないか。

 歴史をさかのぼってみると、人類は何度もこのパンデミックに襲われている。14世紀には黒死病(ペスト)がヨーロッパで大流行した。また、16世紀には天然痘が大流行し、アステカ帝国やインカ帝国はこれがもとで滅んだともいわれている。19世紀から20世紀にかけてのコレラも世界の地域を替えて、7回の大流行を起こしたという。

 最近で見ると、1918年から19年にかけてのスペイン風邪で、2500万人以上が死亡したらしい。アフリカを中心に流行したエイズ(後天性免疫不全症候群)や2002年から3年にかけてのSARSも耳新しいところである。さらに2011年のMARSもパンデミックだったのではないか。

 新型コロナウィルスは、主には中国国内で患者が集中しているが、海外では日本の患者が二番目に多い。幸い日本で死者は出ていないが、今後どうなるのかはわからない。それだけ中国人と日本人の交流が多いということか。このニュースで感じるのは、中国に比べて日本の医療環境が格段に優れていることだ。中国での死者も、日本の環境の中では死なずに済んだのかもしれなかったのではないかと思った。

 新しい問題も起きている。豪華クルーズ船で海外旅行を楽しんでいた人々が、船内に患者が出たというので留め置かれている。乗客と乗員で3700人もいるというから、これは大ごとだ。船というのは閉鎖空間だから、船内でこのような病気が広がったら、あっという間だろうね。事実、今現在61人の罹患が判明した。これが今問題になっているダイアモンド・プリンセス号にとどまらない。今現在航海しているクルーズ船が、立ち寄り先で軒並み寄港拒否にあっている。「さまよえる豪華客船」だね。

 まさか乗客はこんな事態に会うとは予測もできないことだったに違いない。「船での海外旅行が最大の贅沢」といわれていたが、こんなことではおちおち船での旅もできない。この事件で、豪華客船への関心は激減するだろう。

 マスクの不足も深刻のようだ。どこに行ってもマスクが買えない事態になっている。中国旅行者の日本での最大のお土産がマスク、というから笑えない。中国国内ではマスクをめぐっての暴動が起きてるというし、マスクの詐欺も起きているという。中国から日本の会社に、マスク1億枚の発注があったという。とても応じられないと断ったらしい。

 ニュースを見ていると、中国の大都市も閑散としている。1000万人いる武漢の街を歩く人がほとんどいないようだが、北京の街も閑散としている。問題は中国だけではない。日本の観光地も閑散としているようだ。京都など、これまでないほど人が少ないと、商店主の嘆く声がニュースに流れていた。

 終息するにはある時間がかかりそうだ。芸がないが、人ごみに行くことなく、自宅でじっとしているのがいいのかもしれない。

【2月6日の歩行記録】9,292歩 6.2km

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