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2020年2月 8日 (土)

№4430 「本態性振戦」に朗報が

 私はこのブログ記事で、自分は本態性振戦に罹っていると何度も書いてきた。いま改めて検索してみると、2015年6月13日の№2727号2019年6月15日の№4192でその記事が読める。

 本態性振戦を知らない方のためにこの病気の症状を説明すると、「本態性振戦は「ふるえ」のみを症状とする病気で、ふるえてペンや箸を上手く使えなかったり、コップなどの飲み物をこぼしたり、声がふるえるなどの症状が出ます。場合によっては日常生活にも支障をきたすようになり、そのことからくる孤立感も患者にとっての大きな苦痛となる例も報告されています。発症原因としては、神経の信号を調節する脳の視床の一部に変調が生じることが考えられています。本態性振戦は高齢者に多くみられ、若い世代でも発症することもあり、その場合は、長期的にふるえが悪化する可能性があります。遺伝が原因で生じるケースもあれば、本態性振戦の家族歴が無い人でも発症する場合もあります」ということだ. 

 私を知らない人は、一緒に食事をして一様に驚く。ビールを飲んでいると、ジョッキからビールをこぼしてしまう。日本酒のおちょこは、手が震えて飲めない。文字を書くのも、震えてまるで幼児のような震え字になってしまう。自宅で食事を摂っている時も、食べ物が箸から零れ落ち、その都度女房に注意されることがしばしばだ。

 一番困ったのがゴルフである。昔はパターが上手といわれていたこともあったが、今は手が震えてうまく打てない。変に力が入っているから3パット、4パットが当たり前になってしまった。普段の生活には何ら問題はないのだが、やはり手の震えは気になってしまう。

 10年ほど前だろうか、都立大久保病院の心療内科の先生に診て貰った。脳のMRIも撮った結果だったが、「これは本態性振戦で、パーキンソン病とは違う。今の医学では治す方法がない。まあ、その震えは自分の性格だと思って、上手く付き合ってゆくことですね」との診断だった。そして処方してくれた薬は、血圧を下げる薬だった。それ以来、気休めだと思いながらその薬を飲んでいる。

 時々本態性振戦のニュースを目にすることがある。そのニュースは、脳にドリルで穴をあけ、海馬の付近までメスを入れる方法で、大手術を伴うとのことだ。手術の結果、治ることもあり直らないこともある、というあやふやなものだった。ただ、手術代は300~400万円はかかるという。

 この本態性振戦で日常生活に支障をきたしている人にとっては深刻な問題で、こういう大掛かりな方法もあるかもしれない。しかし、私はそこまで深刻ではない。まあ、一生付き合っていくしかないかと決めてはいるが、年々震える幅が大きくなってきているような気がする。どうしたものかと、秘かに悩んでいた。

 このブログ記事にt.w.さんから コメントが寄せられた。それによると、「はじめまして、大分昔の記事だったのでもうお済みでしたら良いのですが、去年FUSは保険適応になりました。そしてちょうど昨日僕はその手術を終えたところです!!人によって効果の差はあるようですが、僕は涙が出るほど良かったです!! 」ということだ。 2015年の私の記事を読んだ全く知らない方からのコメントだった。

 FUSという治療法は、私にとっても初耳だ。早速ネットで調べてみたら、収束超音波治療(FUS)という機械で、メスを使わない外科治療とのことだ。ただ、この機械を持っている病院は、全国で10か所しかない。調べてみたら、埼玉の熊谷の病院にその機械ははあるらしい。そんなにすごい治療法があるのかしらね。

 さっそく、私のかかりつけ医の先生に相談に行った。先生もFUSの知識はなかった。「初めて聞く治療法ですね。ただ、保険適用になっているとしたら、信頼できるものでしょう。私の方で、熊谷の病院への紹介状を書いておきますので、一週間後に取りに来てください」とのことだった。

 コメントを寄せてくれたt.w.さんも、6日の入院で済んだようだ。「術中に震えが止まったか検査をしながらやるのですが、感動で涙が出てきました!! 」とのことだから、私も取り敢えず病院に話を聞きに行ってみよう。手術をするかどうかは、先生の話を伺ってからだ。かかりつけ医も、「結果がわかったら、私にも教えてくださいね」といっていた。

 ブログをやっていると、ありがたいことにこういう出来事もあるんだね。

【2月7日の歩行記録】12,813歩 8.6km

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コメント

FUSという治療法は私も知りませんでしたが、保険適用ということは普及してきているということでしょう。良い結果につながることを心よりお祈りしています。 shinさんと飲むと、楽しいので、早く少しでも回復されますことを願っています。
もう少し暖かくなったらまた一杯やりましょう。
奥様もお元気なご様子、安心しました。ゴルフも旅行も気を付けてお出かけください。それでは、また。

投稿: ルート36 | 2020年2月10日 (月) 午前 09時44分

ルート36さん
コメントありがとうございます。
今まで手術などしたことがない身にとって
入院に若干の不安を感じます。
病院に電話をしたら
「まずは相談に来てください」とのことでしたので
紹介状ができたら、相談に行ってみます。

投稿: シンさん | 2020年2月11日 (火) 午後 02時24分

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