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2020年3月 2日 (月)

№4453 東京マラソン2020

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 昨日「東京マラソン2020」が開かれた。例年、このマラソンは、出場者が多いマンモスマラソンである。当初は38000人の出場予定者が出る予定だったが、新型コロナウィルスの影響で一般参加申し込み者は出場停止になってしまった。走ったのは、特別選抜選手の200人余りだけだった。

 東京マラソンは、一方では東京オリンピックマラソンの3人目の代表出場者を決める大会でもある。この大会にはビッグ3である大迫傑、設楽悠太、井上大仁の争いでも注目された。東京オリンピック出場の条件は、昨年のMGCで決まった二人のほか、日本人一番で日本新記録の2時間5分49秒以下で走ることだった。日本記録は大迫傑の出したもので、これ以上で走ることが必須だ。それ以下の場合は、MGCで第三位だった大迫に出場権が決まる。

 試合前には、いろいろな駆け引きがあった。ビッグマウスの設楽悠太は、「2時間4分台で走らなければ、たとえ勝ったとしてもオリンピック出場は辞退する」と話していた。井上大仁も、試合前の好調が伝えられていた。昨年秋のMGCで3位になり、惜しくもその大会でオリンピック出場を逃した大迫傑も、果たしてどういう走りをするのか注目された。

 風もなく、天気も良く、この日は絶好のマラソン日和だった。朝9時からのテレビ中継を、ワクワクする思いで観戦した。それにしても、試合展開はものすごくハイスピードで推移した。20㎞時点までは、ゴール予測が2時間2分台と、とんでもない記録で走っていた。トップ集団に入っていたのは、日本人では井上と大迫の二人だった。あのビッグマウス設楽は絶えず第2集団で、トップ集団に追いつくことは一度もなかった。

 ところが、22㎞付近で大迫が落ちていった。第一集団に残ったのは、日本人では井上一人だった。普通、マラソンでは一度トップ集団から落ちると、なかなか回復は難しい。大迫もだめかなと思いながら観戦していた。ところが、ずるずる下がっていった大迫が32㎞付近で後ろから追い上げてきた。そして、ついには井上を捉えた。その時点で井上はいっぱいいっぱいで、大迫について行く末脚はもうなかった。

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 一時元気がなかった大迫が、なんとなんと元気を取り戻してきた。そして第二集団を引っ張るようになった。これは、大迫自ら記録した日本記録を更新するの勢いだった。さすが最後は横腹が痛くなったのか、お腹を押さえての走りだったが、スピードは落ちなかった。そして、ついに日本記録を再更新して、2時間5分29秒で走った。見事な走りだった。

 大迫は、一度日本新記録を打ち立てて1億円を獲得している。そして、今回再度日本記録を更新して、もう一度1億円を獲得することになった。オリンピックに出場できるかどうかは、琵琶湖マラソンでこの記録を破る選手がいない限り決まりだ。多分、この日本記録は破れないだろう。ということは、三人目は多分大迫で決まりだ。

 一方、井上は前半のオーバーペースがたたったのか、最後は燃料切れになってしまった。トップ集団に付いていくだけの実力がなかったと言えようか。結果としてみたら、一度落ちた大迫の冷静な判断が光った大会だったのではなかったかな。ビッグマウス設楽は、記者から逃げてしまった。

 それにしても、東京マラソンでの大迫傑の走りは感動的だった。久々に興奮しながらマラソン観戦をした。

【3月1日の歩行記録】12,231歩 8.2㎞

 

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