« №4467 ゴルフパットの改善を | トップページ | №4469 「電車読書」の新たな方向 »

2020年3月17日 (火)

№4468 今月の句会は中止に

 世の中が自粛ムードに染まっている中、わが「伊奈桟雲の会」も今月はあえなく中止となった。この句会が立ち上がって10年目を迎えるのだが、初めてのことだ。世話人から「どうしましょうか」とと問い合わせがあったが、別に問題がないのじゃないかと答えた。しかし、他の会員から「やはり心配」とのことであり、中止を決意したようだ。

 楽しみにしていた月一回の句会が中止となり、がっかりしていた。そしたら、講師のYamahiko先生からメールがあり、「今月は通信句会にしましょう。作った俳句をその思いや背景とともにコメントしてください。指導の参考にしたいと思います」とのことだった。私はすでに課題の6句ができていた。コメントを入れて、先生にメール添付で送った。今日はその全文を紹介したい。

3月兼題「春嵐」

  ①高圧塔電線唸り春北風(ならい)

兼題①春の突風はすごい。あの高圧鉄塔の太い電線が轟々と音を立て、上下に激しく揺れていた。春の嵐は、とんでもない力を持っていた。

雑詠

  ②九年経ちかの春の海波静か

②東日本大震災から9年がたつ。今でも思い出すのだが、10mを超える大津波は、今でも瞼に深く焼き付いている。ひところに比べて被災地はだいぶ落ち着いてきたようだが、福島原発だけはどうにもならない。

  ③春寒し混浴露天に肩を寄せ

③寒い時には温泉に限る。先日那須訪問の際、大丸温泉に入浴してきた。この温泉の露天大浴場は混浴となっている。プールのような大浴場に行ってみたら、3組のペアが、それぞれ離れて混浴を楽しんでいた。邪魔にならないように、早々に露天風呂から上がってきた。

  ④水温む川面蹴立てて巨鯉(きょり)の影

④春の初めは渇水期である。近くを流れる見沼代用水は、水嵩が30㎝ほどだった。しばらく流れを見ていたら、120㎝ほどの巨大な鯉が5~6匹泳いでいた。すごい鯉と思ったら、人の姿に気が付いたのだろうか、反転して去って行った。

  ⑤辛夷咲く農の裏には屋敷林

⑤春一番に咲くのは、桜ではなく辛夷である。ある田圃の片隅に農家があった。その家の庭には、真っ白な辛夷が咲いていた。農家を囲むように、裏庭には屋敷林がある。屋敷林の黒い森と辛夷の白さがコントラストをなしていた。

  ⑥代用水水面に揺れる逆桜

⑥今日明日にも開花宣言が出そうである。開花宣言の桜は、靖国神社の標本木である。ただ、早咲きの桜はもう満開である。見沼代用水沿いには、ピンクの鮮やかな桜が5~6本咲いていた。その桜が代用水に映り、ひときわ見事だった。代用水に映った桜を「逆桜」と表現してみた。

【3月16日の歩行記録】8,893歩 6.0㎞

|

« №4467 ゴルフパットの改善を | トップページ | №4469 「電車読書」の新たな方向 »

俳句」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« №4467 ゴルフパットの改善を | トップページ | №4469 「電車読書」の新たな方向 »