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2020年3月23日 (月)

№4474 大相撲春場所、無事に終わる

 異例の事だったが、大相撲春場所が無観客で行われた。相撲協会は、場所中に一人でもコロナウィルスに罹患した力士がいたら、そのとたんに中止すると表明していた。幸い15日間コロナウィルスに罹った力士はおらず、無事千秋楽を迎えた。

Photo_20200323083601  それにしても不気味な春場所だった。あのだだっ広い体育館にお客さんは一人もいない。観客がいなかったので、相撲協会は約10億円の入場料収入の減少だという。それでもなぜ開催できたかというに、NHKの放映権料が5億円ほどは入るかららしい。それに、何といっても相撲協会は莫大な財産を持っているという。

 ただ、相撲ファンにとっては何とも寂しい場所だった。観客がいないので、会場は静寂だった。だからわかることもある。立ち合いで力士同士がぶつかるガツンという音が聞こえる。あんなに激しくぶつかり合っていたんだと分かる。150kg前後の力士が全力でぶつかり合う迫力が、静寂な会場にこだましていた。普段の観客満員の会場では決して聞けなかった迫力だった。

 さて、春場所で最も注目していたのが朝乃山だ。朝乃山は、前の2場所で21勝をあげている。この春場所でさらに12勝をあげたら、大関を掌中にできる。朝乃山は、最近久し振りに出てきたバランスの取れた日本人力士だ。白鵬と鶴竜の2横綱が陰りが見えてきている中、次の相撲のヒーローが欲しいところだった。そのヒーローに朝乃山がぴったりだ。私も期待してこの春場所に注目していた。

Photo_20200323083901  それにしても、朝乃山の今場所の取り口は安定していた。押されても引かれてもびくともしない相撲が頼もしかった。12日目まで、二桁の10勝を挙げた。これで、横綱二人のうち一人を倒したら、大関確実と思って注目した。ところがわずかな差で、白鵬にも鶴竜にも勝てなかった。この2番の取り口を見て思ったのだが、実は、このわずかな差が大きい。特に白鵬の壁は厚いね。

 千秋楽に貴景勝を倒し、朝乃山は11勝を挙げて、わずかに大関への取り掛かりができたと思った。ところが、どうも大関確実という報が流れている。いずれ朝乃山は横綱へ昇る風格を持っているし、力もある。ただ、今3場所で1勝足りない32勝で終った。この1勝が実に大きい。慌てる必要はないとは思うのだが、相撲協会は次のヒーローを欲している。新に横綱や大関ができると相撲景気が盛り上がる。興行的にも新大関を作りたいのだろう。

 申し訳ないが、優勝した白鵬よりも大関昇進を確実にした朝乃山の方に関心が行った。朝乃山は ちょっと物足りない感が無きにしも非ずだが、新大関朝乃山誕生に私は異論はない。ただ、朝乃山にはこれにおごらず、ぜひ横綱を目指してもらいたいものだ。

【3月22日の歩行記録】7,507歩 5.0km

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