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2020年5月24日 (日)

№5035 5月の俳句の評価はいかに

 わが「伊奈桟雲の会」の句会は、3月・4月に引き続き、5月も通信句会となった。通信句会は、会員の皆さんに会えない寂しさもあるが、一句一句先生に丁寧に見て貰えるメリットもある。普段の句会では、私が持ってゆく俳句への評価はややもすると低いものがある。不思議なことに、この通信句会での私の俳句に対する先生の評価が高い。

 どんな年齢になってもそうだが、矢張り褒められると嬉しいものだ。5月提出した私の俳句に先生からコメントが寄せられた。6句提出したのだが、5句に対して〇が、そして1句は◎が付してあった。全体の講評も、私にとっては嬉しかった。今日はその紹介をしたい。

5月の兼題「燕」

(原句)巣作りに軒下覗くつばくらめ

(コメント)4月中旬、燕が軒下で盛んに営巣地を探していた。燕の巣は毎年同じ場所だったろうか。

(先生のコメント)まとまっている。情景が伝わってくる。

雑詠

(原句)沢筋の水の冷たさ芹を摘む

(コメント)那須での楽しみの一つは山菜狩りである。以前はどこにも生えていた芹が、最近とんと見かけなくなった。

(先生からのコメント)まとまっている。実感が伝わってくる。

(原句)山墅へと続く坂道山躑躅

(コメント)毎年連休に咲く山躑躅が、今年も赤い花をつけていた。わが山墅への細道は、赤い躑躅に覆われる。

(先生からのコメント)「山」が二つは煩わしい。ととのえた。

山墅へと続く坂道紅躑躅

(原句)囀や早朝山墅の窓を開け

(コメント)朝早く鶯やガビ鳥の鳴き声が聞こえる。思わずそっと窓を開けてみた。

(先生からのコメント)まとまっている。丁寧な仕立てがいい。

(原句)初めての手術も済みて聖五月

(コメント)人生はじめてのことだが、2泊3日入院し手術を受けてきた。軽い手術だったが、退院して健康の有り難さを再認識した。5月は聖なるものと見えた。

(先生からのコメント)いい素材。やや報告調。「聖五月」がいい。

術後の身恙が無きかな聖五月

(原句)夏めくや図鑑片手に野草狩り

(コメント)最近、毎日散歩は欠かせない。ある日、『草花・雑草図鑑』をもって出かけた。普段何事もなく見ている草花に、すべて名前があるのに感激を受けた。この日知ったのは、ヒメオドリコソウである。

(先生からのコメント)感動が伝わってくる。これが大事。仕立てがいい。

(先生の個人評)実体験の強みです。素直に実感を伝えて成功している。又、自然に興味を持って向き合っているのもいい。素材が自ずと答えてくれるもの。それを上手く掬い上げている。今後も現場を大事にし、大いに観察してください。

【5月23日の歩行記録】10,295歩 6.9km

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