№4594 定例俳句会に備えて
毎月第三火曜日は、わが「伊奈桟雲の会」の定例俳句会である。何度かお話ししているが、私はこの日のために会報を作成、印刷している。ただ、今月はいつもと事情が違った。毎月一号だけ発行する会報だが、今月は8月がまた通信句会ということもあり、翌月分を含めて二つの号を発行することにした。とはいっても、会員の協力なしには出来ないことだ。
まず作ったのが、第101号だ。兼題は「トマト」である。この会報にはある事情が潜んでいた。というのも、この5月6月と編集がいつもより早く回っている。私も変だと思っていたが、Yamahiko先生からも音が上がった。「原稿を書く期日が早すぎる」というのだ。
そしたら、会員から「4月の俳句が載った会報がない」という指摘が出たのだ。3月、4月、5月と通信句会が続いていたのだが、この事態に先生も私も慣れておらず、そのうち4月の俳句を飛ばしてしまったのだ。原稿があるので、会報を作るのはそんなに難しくはない。そう思いながら作った会報だが、18頁とむしろいつもよりボリュームの多い会報に仕上がった。
会報には、毎月【編集後記】を載せている。たまたま顧問のSenshuさんから葉書が寄せられていた。その内容を載せることにした。「句集『桟雲』百号おめでとうございます。会員皆様の努力の賜物と存じます。特に貴兄の実行力に敬服いたしております。生憎途中より外れましたが、いつもいただく句集で皆様の句を拝見、勉強させていただいております。メンバーの出入り等何かと大変とは存じますが、ご健吟と、会の益々の発展を祈り上げます。」
そう、SenshuさんはYamahiko先生の盟友で、この「伊奈桟雲の会」立ち上げに際して、2年ほどお手伝いに来ていただいていた。そして、このSenshuさんは、私の高校の大先輩でもあるのだ。
さて、次の会報の作成に取り掛かろう。印刷した会報と清記表は、丁合をとる必要があるのだ。結構場所をとるので、いつも居間の食卓を利用してる。印刷したものを広げ、一枚一枚丁合をとっていく。普通は足りなくなるはずはないのだが、今回はなぜかしら頁によってばらつきが出た。原因を考えるよりも、足りない分を印刷したほうが早い。
そして、無事新しい第102号が完成した。この号は、本来は8月の句会に向けて作られるべきはずのものだった。1か月早く出来たのだ。これもあらかじめ先生にお願いしていたのだが、8月の兼題は「甘酒」だそうだ。甘酒が夏の季語とは知らなかった。
かくして、2ヶ月分の会報を携えて7月の句会に臨む。会報も大事だが、果たして今月作ったわが俳句の評価はどうなるのだろうか。
【7月21日の歩行記録】2612歩 1.8km
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コメント
本当にご苦労様でした。
100号達成のお礼&お疲れ様で
一杯ご馳走したいところですが、
コロナが落ち着くまで、今しばらくお待ちくださいませ!
投稿: tae | 2020年7月22日 (水) 午後 07時35分
Taeさん
コメントありがとうございます。
会報を作るのは苦痛ではありません。
楽しくやらせていただいていますので、
お気遣いなく…。
投稿: シンさん | 2020年7月23日 (木) 午前 10時23分