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2020年7月 8日 (水)

№5080 線状降水帯

 梅雨前線の影響で、線状降水帯があちこちで発生している。はじまりは、熊本県の球磨川沿線だった。それが福岡県や大分県の筑後川沿線に移り、昨晩は岐阜県の飛騨川で発生した。1時間の400㎜以上の猛烈な雨が降り、いままで静かだった川が、一転暴れ川になる。球磨川では、川から500mも離れている家で被害にあった。

 天気予報では250㎜内外の雨ということだったが、実際に降った雨は400㎜以上だったらしい。なかには700㎜以上の雨が降った場所もあった。想定外というか、観測史上最大の雨が降ったという。これだけの雨を想定していないので、氾濫や堤防決壊に戸惑っている人たちがテレビに映った。

 天気予報がいい加減なのかというと、どうもそうではないらしい。そもそも「線状降水帯」を今の予報システムで予測するのは不可能とのことだ。梅雨前線や台風は数千㎞にわたるが、線状降水帯が起こるのはわずか100㎞内外なので、予測は困難と話している人がいた。

 そもそも今の天気予報ができているのは、膨大なファクターを計算するコンピュータがあって成り立っているようだ。そのコンピュータでもってしても、この線状降水帯を予測するのは難しいという。新たに世界最大の性能を持つ「富岳」が供用されて、それで予測ができるかどうかとのことだ。

 最近の水害の8割がたが、この線状降水帯の影響によるものらしい。この現象は梅雨の末期に起こり、太平洋高気圧と中国大陸からくる北の高気圧のせめぎあいで、一か所に前線が停滞して猛烈な雨を降らせる。近年この現象が頻発しているが、これも地球温暖化の影響としている。温暖化で海の水蒸気が上がり、積乱雲が急速に発達する。

 この地球温暖化を止めるのは難しい。かといって、これに備えて河川改修するのも膨大なお金と時間がかかる。日本のように川が急流になっていると、猛烈な雨がすぐに川に流れ込む。被害を食い止めるのは、非常に困難である。

 家が水に洗われると、回復するのは難しい。私の経験では、東日本大震災のボランティアで宮城県に行ってきた。家が波に洗われた復旧活動を経験したが、水に洗われた家はものすごい臭いがした。地下にヘドロがたまり、それが異臭を放っていたのだ。これは、海の水でも川の水でも変わりない。火災保険に入っているなら、建て替えたほうが早いかもしれない。

 翻って今住んでいる家を考えてみると、果たしてそのような雨に耐えられるのだろうか。近くに綾瀬川が流れているが、その川が氾濫するなどあり得るのだろうか。

【7月7日の歩行記録】7,697歩 5.2km

【7月7日のアクセス数】143アクセス 訪問者86人

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