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2020年7月 9日 (木)

№5081 6月に読んだ本

 「自粛」が叫ばれる中、この期間に格好な過ごし方が読書である。もっとも、私は叫ばれる以前から自粛生活をしているようなものだ。この間、仲間はどういう生活を送っているのかは知らないが、私には退屈することがない。静かに本を読む生活は続いている。引退後のこのような生活に、私は本当に満足している。

 以前にもお話ししたと思うが、本を読むという行為は忍耐との戦いだ。しかも習慣でもある。忍耐と習慣を身につけたものだけが、この読書生活を送ることができる。どうだろうか、本を読み始めたのは極めて若いころからである。読み始めてから、少なくても50年にはなるのではないだろうか。この習慣の中で、私の周りに本がない生活は考えられない。

 さて、新型コロナウィルスの騒ぎで、私が絶えず通っていた市の図書館が、3月上旬に閉鎖になった。どうしようか考えたのだが、そうだ自宅には読み終わった大量の本が残されている。その本の再読をしようと、はじめてもう4か月になる。読み始めた分かったのだが、もう20年以上も前に読んだ本の内容はほとんど覚えていない。まるで新刊を読んでいるような気分である。

 本の山を切り崩してみると、私が好きで買った本だから当然であるが、まるで宝の山のように魅力ある本を次々と再発見された。そして、次々と読みこなしている。シリーズの本は文庫でどこかに眠っているのだろうが、それは探さない。近くにBOOKOFFがあるので、そこで買ってきてしまう。6月から7月にかけて集中的に読んでいるのは、逢坂剛の小説だ。

 私は逢坂剛が好きで、随分彼の本を読んできた。しかし、改めて集中的読んでみると、彼は息の長い作家であると分かる。そのことは、感想の中で書くとして、6月は14冊・6071頁の本を読了した。私は一日200頁の本を読みたいと思っているのだが、6月はその目標を達成した。6000頁超えの本を読むのは、これまでも年に1~2回だった。

 前置きはこれくらいにして、具体的に何を読んだのかを記し、今月は逢坂剛について触れてみたい。

梁石日『死は炎のごとく』405頁 毎日新聞社 2001年1月刊

横山秀夫『震度0』410頁 朝日新聞社 2005年7月刊

佐々木譲『警官の血(上)』397頁 新潮社 2007年9月刊

佐々木譲『警官の血(下)』381頁 新潮社 2007年9月刊

宮尾登美子『春燈』451頁 新潮社 1989年1月刊

高杉良『金融腐蝕列島』423頁 角川書店 1998年5月刊

逢坂剛『よみがえる百舌』557頁 集英社 1996年11月刊

逢坂剛『百舌の叫ぶ夜』449頁 集英社文庫 1990年7月刊

逢坂剛『幻の翼』404頁 集英社文庫 1995年3月刊

逢坂剛『砕かれた鍵』478頁 集英社文庫 1990年8月刊

逢坂剛『裏切りの日日』273頁 集英社文庫 1986年7月刊

逢坂剛『鵟の巣』580頁 集英社文庫 2005年4月刊

逢坂剛『墓標なき街』506頁 集英社文庫 2018年2月刊

逢坂剛『禿鷹の夜』357頁 2000年5月刊

Img202007061051522  「百舌」シリーズを読み始めたのは、蔵書の中から『よみがえる百舌』が最初だった。面白いのは勿論だったが、この本は「百舌シリーズ」(全8巻)の5冊目だと分かった。それではと、このシリーズを読み始めたら止まらない。全部で3,247頁あるシリーズを全部読んでしまった。

Img202007061053331  このシリーズの第一巻は『裏切りの日々』で、以降②『百舌の叫ぶ夜』、③『幻の翼』、④『砕かれた鍵』、⑤『よみがえる百舌』、⑥『鵟の巣』、⑦『墓標なき街』と続く。第一巻が刊行されたのが、1981年だ。39年前になる。

Img202007061054041  このシリーズは、殺し屋百舌の話だ。百舌が殺した後には百舌の羽が落ちていた。面白いことに、このシリーズで百舌が出てくるのはわづか3巻だ。後は周辺の話であるが、それでも夢中で読んだ。後に検索してみると、この「百舌シリーズ」に昨年8月、完結編として『百舌落とし』が加わった。大宮でこの本も買ってきた。読むのはこれからである。

 逢坂剛には、これ以外にもたくさんのシリーズがある。そしていま読んでいるのが「禿鷹(はげたか)」シリーズだ。このシリーズは全部で5冊あり、トータルで2250頁の大作だ。これももうすぐに読み終わる。

 私が逢坂剛というときに、イメージするのは「イベリアシリーズ」というか、スペイン物の小説だ。検索してみたら、このシリーズはもう20数年前に文庫で読んでいた。これを探してきて、次のターゲットにしよう。逢坂剛には「岡坂神策シリーズ」などもあり、まだまだ逢坂月間は続きそうだ。

【7月8日の歩行記録】10,569歩 7.1㎞

【7月8日のアクセス数】128アクセス 訪問者89人

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