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2020年8月 3日 (月)

№5106 照ノ富士劇的なカムバック

Photo_20200803104701  大相撲7月場所が終わって、幕尻の照ノ富士が劇的な優勝を果たした。今年に入って、幕尻の優勝は徳勝龍に続いて二度目だ。

 7月場所は面白かった。最初から注目して観戦したのだが、照ノ富士に注目していたわけではなかった。何より、朝乃山が大関になって果たしてどうなのかに注目があった。さらには白鵬やカド番大関の貴景勝が大関を守れるのかも重要な観戦ポイントだった。

 早々に脱落したのが、横綱鶴竜だ。鶴竜は最近休場が多く、そろそろ引退も近いのかなと思った。ただ、もう一方の横綱白鵬は元気で、前半戦は圧倒的に強かった。今場所で横綱在位1000日を迎えたのはすごい。下位の力士を寄せ付けない相撲に、ここにきてまた迫力が増したのではないかと思わせた。ただ、終盤に大栄翔に敗れ、翌日また御嶽海に敗れて休場に追い込まれたのを見て、白鵬も人の子だなと思った。

 いずれ、鶴竜といい白鵬といい、横綱の最盛期は見えてきたような気がする。さて、次の横綱を張るのは誰なのかに観戦のポイントは移る。まだ大関になったばかりでかわいそうな気もするが、どうしても朝乃山が横綱の器かどうかに注目が行った。

 前半戦の朝乃山の相撲も、新大関の緊張がありつつも安定していた。どっしりした相撲を取り、小手先での取り口ではなかった。ここにきて、朝乃山の強さがましてきたのかな。安心してみていられる。新大関にこういうのは酷かもしれないが、次期横綱の一番の候補だろうね。ただ残念だったのは、十四日目の照強戦だ。照強の足取りにあっけなくひっくり返ってしまった。

Photo_20200803105101  テレビの解説で北の富士が、「下位の者にあんなに簡単にひっくり返されてはいけない」と言っていたが、全く残念な一番だった。取り口の前にも、足取りには気を付けなければいけないという声があったが、朝乃山の注意不足があったのではないか。ただ、千秋楽での正代戦でまた安定した取り口を見て、これこそ朝乃山の相撲と安心した。新大関になった早々、上位3人が休場に追い込まれた不運もあった。やはり次代の大相撲を支えるのは、朝乃山ではないのか。

 それにしても照ノ富士は見事だったね。彼はかつて大関まで上り詰め、次期横綱の本命視されていた時期もあった。膝の故障から大関を陥落し、その後糖尿病や肝炎で休場が続いた。しまいには序二段まで落ちた。大関を張った人がここまで落ちたことはなかった。照ノ富士は何度も親方に引退を申し出たが、親方の励ましで何とか踏みとどまった。一番ひどいときは、歩けなくて車いすの厄介になっていたこともあったらしい。

 相撲は格闘技であり、ケガとの戦いはつきものである。今までどれくらいの人が、嘱望されながらケガで大相撲を去っていったことか。最近は相撲取りも大型になり、それだけケガがつきものとなっている。特にひざを痛める人が多いのも、この大型化とは無縁でない。今場所も、貴景勝がひざを痛めながら、痛々しい相撲を取っていた。勝ち越して早々に休場したのもやむを得なかった。

Photo_20200803105901  照ノ富士も膝に爆弾を抱えている。勝っているときは膝の痛みは感じないいらしいが、引いて負けた時は膝の痛みがぶり返すという。今場所の照ノ富士は前に出る相撲を取っていた。それがよかったのだろう、あれよあれよという間に優勝候補にまで上り詰めた。十四日目の正代戦では負けたが、千秋楽の御嶽海戦は下馬評をひっくり返し、堂々の勝利で優勝を遂げた。

 相撲ファンとしては、御嶽海が勝って巴戦になることを期待しないでもなかったが、まあ、あれはあれでよかった。今後、照ノ富士がさらなる復活を遂げるかも注目だ。照ノ富士は28歳とまだ若い。地獄を見た相撲取りが果たして完全復活を遂げるのか、また楽しみが一つ増えた。

【8月2日の歩行記録】8,248歩 5.5㎞

【8月2日のアクセス数】184アクセス 訪問者83人

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