№4658 添削で劇的に変わる俳句
先週の火曜日の定例句会は、私が提出した俳句の出来があまりにもよくなかったので、報告しなかった。ところが、先生から添削済みの俳句が返ってきた。みると、出来の良くなかった句にすべて推敲が施され、丸がついていた。先生が手を入れると劇的によくなることが、ここでも証明された。今日はその報告をしたい。
最初に私が提出した句を紹介し、次に添削された句を紹介したい。先生のコメントも載せた。
《原句》夜風入り暑さ和らぐきのうけふ
《添削句》きのうけふ窓の夜風の涼しさよ
《原句》玉蜀黍防鳥網を高く張り
《添削句》唐黍畑防鳥網を高く張り
ととのえた。
《原句》草生して荒れる空家に百日紅
《添削句》百日紅伸び放題の空き家かな
《原句》夾竹桃木蔭に子らの弾む声
《添削句》夾竹桃広場に子らのはしやぐ声
夾竹桃は、乳液を含み有毒らしい。会員から指摘があった。
《原句》歩数計にらみ片蔭あと千歩
《添削句》片蔭へより確かむる歩数計
原句の「あと千歩」は余分。
《原句》夕立や出先で妻の迎へ乞ふ
《添削句》夕立やスマホに妻の迎へ乞ふ
いつも思うのだが、添削されてみると納得がいく。
【9月23日の歩行記録】8,972歩 6.0㎞
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