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2020年9月28日 (月)

№5162 正代、秋場所優勝

 私がこんなに相撲が好きだったのか、実は驚いている。昨日終わった秋場所を、私は近来にないほど熱心にテレビ観戦した。にわかファンではあるが、朝乃山がいいと思っている。ひそかに、今場所朝乃山が優勝すると横綱の声がかかるかな、と期待していたのだ。

 横綱の白鵬と鶴竜が二人とも休場し少々寂しかったが、残念ながら両横綱はすでに盛りが過ぎている。世代交代の時期である。次の大相撲を支えるのは誰か、秋場所の最大の関心事だった。新しい人材が次々と出てくるのが、さらに秋場所を面白くさせた。次の横綱は朝乃山ではないか、私は予想を立てた。ところが朝乃山は、初日から立て続けに3連敗してしまった。勝とうという勢い過ぎだと思った。

Photo_20200928103601  秋場所は、朝乃山に代わる相撲取りが次々と出てきた。なかでも元気だったのが翔猿だった。小兵の割には動きが早く、しかも正攻法の相撲をとっていた。相撲取りは、元気かどうかは肌の艶をみると分かる。翔猿の肌はパンパンと張っていて、見るからに元気そうだった。えてして小兵力士は、奇襲戦法で勝っていくものだ。ところが翔猿の相撲は、真っ向から立ち向かっていた。この相撲には魅了された。

 翔猿は意外と年齢が行っていて、28歳だという。埼玉栄高校相撲部ではキャプテンを務め、当時の副キャプテン北勝富士とは同年齢だった。北勝富士が早々に幕の内に上がったのに対し、翔猿は今場所が新入幕だ。ずいぶん時間がかかったように思うが、やはり小兵力士にケガはつきものだ。十両の下位に甘んじていたのは、ケガが原因だった。ようやく幕の内に上がったと思ったら、今場所は大活躍だった。

 あわや優勝かと思われたが、相撲はそんなに甘くはない。千秋楽で勝ち星の筆頭に立っていた正代と良いところまで行ったが、土俵際で突き落としを食ってしまった。まさに相撲に勝って勝負に負けたというところか。

 それにしても正代は強かったね。大きな胸で、相手をことごとく押しのけていた。ほとんど隙は無く、唯一危なかったのが翔猿だったのではないか。私が応援していた朝の山とは14日目に当たったが、ここで朝の山が勝ったら優勝も夢ではないと思ったが、正代があっけなく退けた。

Photo_20200928103701  結局は正代が優勝し、大関を手中にした。正代は「ネガティブ相撲取り」として有名だった。あまり勝ちにはこだわらず、負けなければいいやという欲のない相撲をとっていた。その意識が変わったのは、二度の優勝決定戦で敗れたことだという。相撲解説の舞の海が、「意識が変わればこんなに強くなれるんですね」と驚いていたのが印象に残った。

 今朝の朝日新聞に面白い記事が載っていた。「稽古量の差 結果に表れた」という記事である。結局は稽古の量が、勝ち負けを左右するという内容だ。この記事で思い出すのは御嶽海だ。彼は二度も優勝を果たし、次代の大関と期待されていた。ところが今場所は8勝7敗と辛うじて勝ち越した。彼が低迷している最大の原因は、稽古不足だ。このままでは同期に置かれて行かれそうだ。

 朝乃山も今場所を振り返って、「正代には負けたくない。稽古をしっかりして、次場所には自分の相撲を取り切りたい」といっているようだ。その言うや良し、である。

【9月27日の歩行記録】6,286歩 4.2㎞

【9月27日のアクセス数】114アクセス 訪問者69人

 

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