№4714 感染が止まらない
コロナウィルスの感染が止まらない。昨日(18日)も今日も過去最高で、2205人と2263人が新規感染したという。特に、東京・神奈川・埼玉・長野・静岡が過去最高を記録したらしい。さらに、北海道と大阪も過去最高だったという。死者もどんどん増えていて、北海道では14人の死者が出た。まさに第三波感染のピークが始まったのだ。
感染拡大の最大原因は、GO TOトラベルではないのか。このキャンペーンにつられて、お得な旅行をしている人が多い。私の友だちも、先日那須に旅行したら半額でできた、と喜んでいた。そのホテルで地域特別券もいただいて、ずいぶん安い旅行ができたらしい。またある友だちは、伊勢志摩旅行を楽しんできたという。ことほどさように、GO TOトラベルは、人の移動で全国に感染を広める要因になっている。
過去の治験で、人が動くと感染が広まるのは分かっていても、地域の経済がひっ迫するのを見ても、このキャンペーンはやめられない。ほとんど客がいなかった観光地にも客が戻ってきたという報告を聞くと、痛し痒しだね。一体どうなってしまうのだろう。
朗報もある。アメリカでワクチンの開発が急ピッチに進み、ファイザーのワクチンは90%以上の効果があったというし、もう一社モデルナ社のワクチンは95%以上の効果があったという。ただファイザーのワクチンは、マイナス70度以下で保存して3日間の効果だというし、モデルナ社はマイナス20度で20日間だという限定的なものだ。
ロシアでも相当前にワクチンが開発されたようだが、プーチンが一生懸命宣伝しても、ワクチンを打つ人は少ないという。ロシアの国民にも、いまひとつこのワクチンに信用がないのだ。インタビューを見ていたら、ロシア国民でも「どういう副作用があるかわからないので、私は決してロシアワクチンは打たない」という人がいた。
日本でも感染が広がっているが、世界的に見てもアメリカやヨーロッパの感染は止まらない。とくにアメリカでは、大統領選挙のごたごたでコロナ対策は十分に行われていない。トランプ陣営は、三蜜・マスクには全く無頓着だ。その結果、アメリカの患者は一日当たり10万人を超える日もあるという。イギリスやフランスでも、ロック・ダウン政策が始まった。世界での総患者数は5564万人で、一日当たり60万人が感染したという。
GO TOトラベルのお得感で旅行する人は多いが、それが感染を広める原因になっている。政府が太鼓を鳴らし旅行を勧めているが、ウィルスに感染したら何にもならない。感染者は、治っても後遺症に苦しんでいるらしい。誰がどういおうと、コロナウィルスに罹らないに越したことがない。それには、自己が自己を防衛するということだ。いまこそ自分が自分を守るという精神で、「自粛」が必要だ。
【11月18日の歩行記録】12,399歩 8.3㎞
【11月18日のアクセス数】156アクセス 訪問者102人
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