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2021年1月15日 (金)

№4771 昨年は誰の本を多く読んだか

 自分でも呆れてしまうのだが、私のブログ記事は長文である。読む人などいないと思いながら書いているのだが、さすが書いている本人も飽きてしまうほどだ。本人が飽きるほどだから、読む人などいないだろう。今年はその反省の下、なるべく短文にしたい。急ぐ記事があるわけでもないので、長文になったら続きを翌日に回そう。そう思って今日の記事を書く。

 昨日の記事で昨年の読書総括をしたのだが、それでは一体誰の本をよく読んだのか記してみたい。前にも話したように、図書館が半年ほど休館して使えなかった。代わりに本棚にある蔵書を探して読んだ。これが大成功だった。なかでも、逢坂剛の再発見は、彼の文学的な意味も含めて大きかった。私は好きな作家を読んでいるのだが、彼のほかにも大沢在昌、伊東潤、楡周平、佐々木譲、馳星周などを再読した。

 昨年読んだ作家の上位10作家を並べて、コメントを付けてみたい。

①逢坂剛 40冊

 昨年は圧倒的に「逢坂剛の年」だった。6月から8月にかけては、ほとんど読んだ本が逢坂剛である。私の読書ノートには出てこない前史では、山本周五郎、池波正太郎、吉川英治などの多作な作家を読んでいたが、改めてリストを見ると逢坂剛の多作ぶりがうかがわれる。これだけ読んだのにもかかわらず、逢坂剛にはまだ手を染めていない時代小説がある。読んだ逢坂のシリーズ本を総括してみると、

Dscn2393_20210114101101 A百舌シリーズ 8冊 

B岡坂神策シリーズ9冊 神保町が舞台の探偵小説。

Cイベリアシリーズ 7冊 このシリーズが一番好きだ。

Ⅾ禿鷹シリーズ 5冊などがあった。

 今、この文庫は横浜の兄に貸し出されている。果たして読んでいるのだろうか。

②大沢在昌 6冊

 大沢在昌の本もほとんどが再読である。彼も長編を書く作家だが、『欧亜純白Ⅰ・Ⅱ』が、日本軍部のアヘン政策を描いて傑作であった。

③佐々木譲 5冊

 佐々木譲も多作な作家だ。北海道警察ものなど私は大好きでよく読む。残念ながらほとんど読んでしまっているのだが。彼は榎本武揚なども書いているのだが、なんといっても最高傑作が「第二次大戦三部作」ともいわれる『ベルリン発飛行指令』、『エトロフ発緊急電』、『ストックホルムの密使』である。この際再読しようと探してみたが、見つからなかった。家のどこかに埋もれているのだろう。

③近藤紘一 5冊

Dscn2421_20210114104101  近藤紘一は、サンケイ新聞のベトナム特派員だった。今回再読したのだが、彼が話題になっていたのは1980年代だ。ちょうど南ベトナムが崩壊する現場に立ち会った。彼はベトナムの女性と再婚したのだが、その女性も生き生きと描かれていた。彼の本はまだまだ沢山蔵書していたはずだが、見つからなかった。Amazonで探してみたが、ほとんど絶版だったのは惜しい。いま近藤紘一を読む人がいないのだろうか。ロフ発緊急⑤門井慶喜 4冊

 門井慶喜も手堅い歴史小説の書き手だ。もっと読みたい気もするのだが、残念ながら作品が少ない。もっと多くの作品をと願って彼の年齢を調べてみたら、50歳と油ののり頃だ。今後とも期待したい作家だ。

⑤伊東潤 4冊

 伊東潤も期待の歴史小説作家だ。とはいってももう60歳だ。彼の小説も、図書館の本棚にある限りでは全部読んでいる。最初に読んだ『鯨分限』がよかったかな。

⑤楡周平 4冊

 彼の本もほとんど読んでいるはずだが、昨年読んだ本は本棚にあったものの再読である。

⑤堂場瞬一 4冊

 堂場も多作な作家だ。図書館に堂場の本が二段も並んでいるが、借りてくると大概は前に読んでいる。何を読んで未読は何か整理しようと思っているのだが、まだできていない。

⑤梁石日 4冊 

 彼のテーマは一貫していて、済州島とお父さんの記憶である。『タクシードライバー』の名作もあるが。

 以下、3冊には柴田哲孝、久坂部羊、鳥越碧、浅田次郎、赤神諒があった。

【1月14日の歩行数】12,057歩 8.1㎞

【1月14日のアクセス数】156アクセス 訪問者98人

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