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2021年2月23日 (火)

№4810 2月の投句の添削が返る

 わが「伊奈桟雲の会」の2月の句会も、定例句会ではなく通信句会だった。会員に高齢の方が多いので、非常事態宣言下、通信句会になったのはやむを得ないか。やはり、本来の句会ができないのは寂しい。ただ、先生は各会員の句を丁寧に添削してくれるのが有り難い。2月も、締切後間もなく、添削句が送り返されてきた。今日はどういう句を通信投句し、どのように添削されてきたのかを紹介したい。

 何度か申し上げているが、毎月の課題は兼題1句と雑詠5句の計6句である。このブログに取り上げている俳句は、基本的に先生から〇を頂いたものだけである。幾つ〇をもらえているのか、いつものことだが、まるで学校の通信簿を覗くようにドキドキする。今月は、課題6句に全部〇がついていた。ただ、返ってきた句評は添削で真っ赤になっていた。とてもうまく詠めたとは言えない。

 それでは、どういう句を送ったのか【原句】を示し、その後先生の【添削句】を書き、最後にその【評】を載せたい。

【原句】(兼題臘梅)臘梅や斎場向う人のなし

【添削句】臘梅や朝人気無き葬儀場

【評】原句はやや報告調が残念。「朝」一つの殊更感。ヒントに…

【原句】神田明神少し遅れの初詣

【評】まとまっている。

【原句】北風(きた)を避け山茶花の垣沿ひ歩く

【添削句】風避けて山茶花の垣沿ひ歩く

【評】「山茶花」は初冬。「北風」は煩わしい。ここではシンプルに「山茶花」の作品としたい。

【原句】鳥除けの凧翻る小菜園

【添削句】鳥除けの凧翻る春菜畑

【評】「凧」は俳句では、遊び・行事としてのもの。それ以外は季語としては対象外です。ととのえた。

【原句】芽吹き時河畔の柳黄変す

【添削句】芽柳の枝日々青む河畔かな

【評】通常は「柳」は春が進むにつれて枝葉の濃くなっていくのですが?「芽柳・柳の芽」=仲春。『青柳』=晩春。左記からすると「黄変」は事実としても、作品上、問題になるかもしれません。俳句的処理か…

【原句】郷里では「天に花咲け」と豆を撒く

【添削句】郷の婆「天に花咲け」と豆を撒く

【評】原句は報告の域。“詩”に表現する。ヒントに・・・

【総合評】よく観察・取材されています。季節感のある素材で思いの籠った仕立ても結構です。これを続けて下さい。山彦

【2月22日の歩行記録】9,692歩 6.5㎞

【2月22日のアクセス数】202アクセス 訪問者79人

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