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2021年2月16日 (火)

№4803 景気は好いのか悪いのか

 昨日の東京市場で、株価が30年6か月ぶりに3万円を突破したという。前回株価が3万円だったのは、バブルの全盛期の1990年代前後以来だった。ちなみに株価が最も高かったのは、1989年12月29日の38,915円だった。その当時は、日本経済は日の出の勢いだったね。どこまで上がるのか、4万円が目前のところでバブルははじけ飛んだ。

 その後株価は長い低迷期が続き、2009年3月10日には7,054円まで下落した。バブルがはじけてからの10年は、「失われた10年」とも呼ばれた。この間、山一証券や北海道拓殖銀行の破綻、リーマンショック、東日本大震災など株価を引き下げる要因はたくさんあった。ところが、今はコロナ禍で社会が呻吟する中、株価だけが上がり続けている。

 株価が上がっている要因は様々ある。一つは金余り現象だし、企業の業績が予想以上の回復していることとか、日本経済への期待値などもあろう。株をやっている仲間の話を聞いていても、まさにウハウハの状況らしい。この現象だけを見ていると、景気は回復しているのだろうと見える。

 ところがテレビで街の声を聴いている限り、世の中は不況だらけだ。企業倒産は高い水準だし、街には失業者があふれかえっている。ご飯が食べられずに餓死する人がいるとか、NPOの食糧支援に群がる人などを見ると、本当に大変なのだろうと思える。緊急事態宣言下、飲食業店が悲鳴を上げている画像もしばしば目にする。

 どうやら、景気の好い企業と悪い企業の明暗がはっきりしてきた。例えばトヨタやソニーなどは過去最高の利益が上がったという反面、電通などは2年連続の赤字を出し、今期は過去最高の1600億円弱の赤字だという。

 もっとも、景気の好いのは大企業で、株価を上場していない中小・零細企業の大半は赤字らしい。昨年は、休廃業・解散した企業は前年比14.6%増の5万店弱と、調査開始以来最高のようだ。この数字を見ている限り、どこが景気が好いのだろうか疑問に思う。要するに、勝ち組の企業と負け組が両極端になっているのだろう。

 私も一時株に手を出している時期があった。ところが才能がないというかガマンができないというか、負け続けでずいぶんお金を失った。あの時損をした持ち株の株価を今見ると、5~10倍近くになっている。素人は高いときに買い、安いときに売るという。まさに自分はそうだったのだ。損に懲りて、それ以降は株に手を出していないし、今後も高株価で株を買おうという気持ちもない。

 識者に言わせると、年金老人は株に手を出してはいけないことらしい。変に株で金を儲けようというスケベ根性が、反対に財産を失うことになる。景気が好いのか悪いのかは別に、私はひっそり生きていきたいと思う。心の平安にも、株価に一喜一憂しないのがいい。

【2月15日の歩行数】8,243歩 5.5㎞

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