カテゴリー「経済・政治・国際」の37件の記事

2021年1月 9日 (土)

№4765 アメリカ議会に暴徒の乱入

 1月6日は、アメリカ議会で次期大統領の確定選挙が行われる日だった。これははっきりしていて、トランプの負けが決まり、バイデンの勝利が決まる日だ。選挙は、これを追認する儀式のようなものだった。

Photo_20210109101601  ところが、トランプはまだ大統領選挙の負けを認めていなかった。選挙の結果を覆すための策動を試みている。そして、この日は大規模の抗議集会を行い、ここでトランプは、「抗議のために議会に行こう」と呼びかけた。集会に参加した人は、議会に向けてデモ行進をした。そして、その一部が窓を破って議会に乱入し、開会中の議会を占拠した。その中で5人の犠牲者も出た。

 普通、こういう場合は扇動者に原因があり、逮捕されるものじゃないのか。議会に行こうと煽った現役のトランプ大統領が、拘束されるべきものだ。任期が10日余りしかない現職大統領を、逮捕したり拘束したりということはないようだが、さすが弾劾や罷免の動きが議会の中にはあるようだ。

 なぜトランプがこれほど悪あがきをするのか、その後ろには大統領選挙でトランプに投票した7000万人の人々がいる。その人たちは、いまだに圧倒的にトランプ支持で固まっている。この支持があるから、トランプは選挙は不正だとか無効だとか、根拠のない主張を繰り返しているのだ。それにしても度を越している。議会乱入など、もってのほかのことだ。

 トランプが悪あがきをすればするほど、アメリカの分断・亀裂は深まる。これを修復しなければならない次期大統領バイデンにとっても、大きな痛手である。ただトランプの行動を見ているアメリカ人も、これには反発しているようである。共和党の地盤ジョージア州で行われた上院選挙で、2議席とも民主党が勝利した。当然、トランプはこの結果を不正だと断じた。自分の不利はことは、すべて彼にとっては不正なのだ。

 アメリカのこの行動を世界が見ている。トランプの同盟者とみられていたイギリスのジョンソン首相も、「恥ずべき光景」と断じている。まして、ドイツのメルケル首相なども強い憤りを示し、「ワシントンからの映像を見て怒りを感じたと同時に、悲しくなった」と話していた。また、フランスのマクロン大統領は、「国民の普遍権たる投票権が破壊された」と非難している。

 それにしても、トランプは恥ずべき行動が次々と明るみに出ている。1月20日は新大統領の就任式で、従来は前の大統領もこの席には参加していた。ところが、トランプはこの日はイギリスのスコットランドでゴルフの計画を立てていて、スコットランド当局に断られたという。トランプは、急速にその力を失っているように見える。ただ就任式には参加しないらしい。バイデン新大統領も「史上もっとも恥ずべき人物の不参加は大歓迎」と話しているという。

 今回の暴動の責任はトランプに帰せられるが、ここにきてまたぞろ在任中に自身の恩赦を画策しているようである。どこまでトランプは恥ずべき行為をするのか。ツイッターもフェイスブックも、トランプのアカウントを永久に凍結したというのではないか。彼は手足をもがれた。

【1月8日の歩行数】7,631歩 5.1㎞

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2020年12月26日 (土)

№4751 どこまで続くトランプの悪あがき

 4年前にトランプが大統領就任以来、このブログで関連記事を書き続けてきた。今調べてみると、この記事を含めて28件がトランプがらみである。最初の記事が、2016年11月10日の「トランプ・ショック」というものだった。それ以来、たぶんトランプを肯定する記事は書いたことがないと思う。トランプ落選でこの関連記事はもう終わりかと思っていたが、なかなかそうもいかない。その後もトランプの悪質な悪あがきが続いているからだ。

 新大統領への引継ぎの合間に、トランプの元側近や親族に恩赦を出している。先日2人に恩赦を出したと思ったら、今度は大量26人に恩赦を出した。いずれもトランプのロシア疑惑で有罪となった人や、脱税で有罪となった親族である。こんな非法が許されるのか。こんなうわさもある。トランプが大統領を辞任し、現副大統領が暫定大統領になって、トランプに恩赦を出すというウルトラCの手法である。

 というのも、トランプが大統領を辞めたら、脱税等で逮捕されるのではないかという観測があるからだ。その逮捕を防ぐために、恩赦を与えるというものである。

 上下両院で圧倒的な賛成で可決された軍事予算にも、トランプは拒否権を発動した。今回拒否権を出した国防権限法案は、兵士の給与を含めた軍事支出を規定している。7405億ドルの予算は、これまで議会で否決されたことがないという。「法が成立しなければ、軍の建設事業が予定通り進まず、危険にさらされる軍人に手当てが出ない」ものらしい。

 拒否権が発動されても、上下両院で3分の2で再可決されたら成立するという。ただ、共和党内にはまだトランプの影響を受けている議員が多いという。その議員がトランプに賛同したら、議案の成立は危ない。

 今朝の新聞でも、トランプの「駆け込み」が加速しているとの報道があった。中国企業への輸出規制、アフガニスタン、イラク等に駐留する米軍の削減、トルコに対する独自の制裁等である。さらに、死刑囚に対する死刑執行も加速させている。

 本当かどうかは知らないが、戒厳令の発動も検討されているという。不正選挙の訴えが次々と裁判で否決されているのだが、戒厳令を発動して前の大統領選挙を無効にして、再選挙をするという試みだ。とんでもない考えをするものだと驚く。1月20日の新大統領就任以降も、トランプはホワイトハウスに居続けるという観測もある。

 それにしても、トランプはとんでもない大統領だった。盟友であった安倍晋三前首相にも、苦境が訪れている。同じ穴のムジナかな。

【12月25日の歩行記録】9,519歩 6.4㎞

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2020年11月25日 (水)

№4720 平気で嘘をつく政治家

 政治家というのは、噓つきの名人だ。どうもその場を糊塗できたら、その嘘は大成功とも思っているようだ。そういう意味で、政治家は信用ならない。

 平気で噓をつき続けたのが、アメリカのトランプだ。トランプの言動をチェックする機関があるようだが、それによると彼が言っていたのはほとんど嘘だったという。自分で嘘をつくわりには、マスコミのニュースを「フェイクニュース」と非難してやまない。

 今回の大統領選挙でも、彼は負けを認めない。不正選挙があったと主張しているが、その根拠を示さない。起こす裁判でも、ことごとくが敗訴だという。そうだよね、不正選挙と主張するわりには、何らその証拠がないなら、裁判に勝てるわけがない。ただ、困ったことに「トランプ信者」は、彼の言う嘘を信じていることだ。

 ある時、トランプはデトロイトで演説し、「日本の安倍晋三首相は、デトロイトに日本の自動車工場を5個作る約束をした」といったようだ。よく調べてみたら、そのような事実は一切なかったという。これもトランプの嘘と紹介されていた。嘘つき大統領が4年もトップにいたアメリカは、一体どうなっているのだろうか。

 トランプの盟友安倍晋三の嘘も負けていない。問題の「桜を見る会」の前夜祭で、支援者と東京の一流ホテルで会食した。会費は5000円だったという。そんな値段では、このホテルでパーテーなどできるわけがないという追及に、安部前首相は「安倍事務所からは一切の持ち出しはない。ホテルが割引をしてくれたものだ」と主張し続けていた。

 ところが事務所の人間が検察に呼ばれ、補填を認めたようだ。領収書があったので、嘘をつき続けることができなかった。5年間で800万円を超える金額だったらしい。これは明らかに公職選挙法の寄付行為に当たり、違反である。さらに、収支報告書にも記載されていなかったので、政治資金規正法違反に当たる。

 桜を見る会のことは、国会でもずーっと問題になっていた。その都度、不都合なことは隠され続けた。参加者名簿は、この問題が明らかになる直前に破棄したという。そんな馬鹿なことはないと誰でも思うが、ここでも嘘がまかり通っている。安倍晋三は信用の置けない政治家、と私は思っていた。彼が在任中にこのことが明らかになったらよかったのにね。

 さらに彼の在任中に「モリカケ」問題ああった。この日の新聞で、事実と違う国会答弁が139回あったという。これも意識した虚偽答弁である。どんなに嘘をついても、いずれわかることだ。

 さて、検察の前でまた安倍晋三はどういう嘘をつくのか、チェックをする必要がある。

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2020年11月20日 (金)

№4715 今日は私の誕生日

 11月20日は私の誕生日である。後期高齢者にもう一年前になった。けっこう高齢になったが、自分にはその自覚がない。そうだね、せいぜい60歳ぐらいかな。女房に「何歳になったの」と聞かれたので、60歳と答えておいた。幸い、体のどこにも不具合がないね。ただ、誕生日だからといって、この年になるとお祝い事はいらない。義兄はやはり11月初旬が誕生日だったが、先日親族が20名ほど集まって温泉旅行をしてきたらしい。「食事に行こうか」と言われたが、ウチはそんなこともいらない。

 この年になると、ぼちぼち同級生の喪中はがきも届き始める。東京に住むある同級生の逝去には驚いた。前々から体の具合が悪かった。透析をしていたようだが、とうとうダメだった。

 この記事を書く目的は、私の誕生日のためではない。アメリカの次期大統領ジョー・バイデンが同じ11月20日が誕生日だった。先日そのことを知って、思わず「同じ日だ」と叫んでしまった。彼は78歳になった。トランプ大統領は私と同じ年齢だが、彼にはあまり連帯感が湧かない。それに比して、同じ誕生日のバイデンには限りなくシンパシーを持つ。

 それにしても、いつまでアメリカ大統領選のゴタゴタが続くのだろうか。投票結果を見ると、306対232で圧倒的にバイデンがトランプに勝った。トランプは「不正があった」としてこの結果を認めていないが、裁判に訴えてもことごとく敗訴が続いている。それでもやめようとしないから呆れてしまう。この日の新聞でやくみつるは、トランプを「OBSTINATOR(往生際の悪い男)」として揶揄している。

 ジョージア州でも票が接近しているというので、改めて手で数える再集計をしているようだが、ほとんど変わりはなかったようだ。裁判を起こしている州でも、結果はほとんど変わらない。こうなってみると、トランプの悪あがきとしか言いようがないとみえる。

 トランプが居座り続けることによって、様々な悪影響が出ている。コロナウィルスの感染が止まらない。現政権は、それを止めるような施策を打たないことによって、流行は絶望的だ。バイデンは、次の政権を打ち立てるのに苦労しているようだ。

 ネットを見ていると、こういう情報も流れる。トランプが早々に辞任し、副大統領ペンスが仮の大統領になり、トランプの恩赦を決めてしまうという話しがある。さらには、辞任前にイランに原爆を落とすという情報も流れている。中国の習近平主席は、何が起きても備えられるように、緊張を持って推移を見つめるという。トランプの性格を見たら、何が起きてもおかしくない。

 アメリカ大統領選では、敗北宣言という良風があった。それも期待薄か。

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2020年11月 7日 (土)

№4702 トランプの四面楚歌

 この4日ほどテレビにくぎ付けになっている。アメリカ大統領選挙の行方を見るためだ。そして、どうやら先行きが見えてきた。序盤戦は圧倒的にトランプの勝ちだったが、票が開くに従ってどんどんバイデンに追い上げられていった。そして、最終盤でとうとう大逆転してしまった。バイデンの勝ちで終わりそうだ。

 ところがトランプは選挙で不正があったと、裁判に持ち込むようだ。第三者的にみると、悪あがきとしか映らない。それにしても無茶苦茶を言うものだ。開票途中であるにもかかわらず、その開票を止めろと裁判に訴えている。もちろん裁判所が却下した。事前投票や郵便投票でどんどんトランプが追い込まれていったからだ。郵便投票は不正の温床と訴えているが、何ら根拠がない。トランプの記者会見も、途中で打ち切られた。

 どうしてもトランプはこの選挙では負けられなかったのだ。その理由は次のようなものだ。

①トランプは選挙に負けると破産してしまう

 ご存知のように、トランプは事業家だ。不動産やゴルフ場経営など多角的経営者だ。その事業が、コロナの影響で破綻に瀕しているというのだ。今すぐに払わなければならない借金が、400億円くらいあるらしい。さらに、借金総額は1000億円だという。大統領というので支払いは猶予されているようだが、大統領選で負けるとすぐにも払わなければならないという。

 彼にはそんな金があるわけはなく、選挙に負けると破産するという。

②税務当局に脱税で逮捕される

 彼はほとんど税金を払っていないことは、有名な話だ。昨年一年で払った所得税は8万円だったらしい。必要経費を目いっぱいに申告している。例えば、家族が住んでいる自宅も事務所として税務申告をしていない。娘の美容院でのお金も必要経費、飲み食い代も必要経費として税逃れをしていた。ところが、選挙で落選すると税務当局の追及が厳しくなるという。何年も税金を払っていないので、脱税で逮捕されるのではないかという見方がある。

③三行半で離婚

 トランプのいまの三回目の妻がメラニア夫人である。そのメラニアさんが、トランプが落選すると離婚するのではないか、という観測がある。本当かウソかはわからないが、ネット情報である。女性をめぐるスキャンダルでは、何人からもセクハラで訴えられているし、ポルノ女優とは金を払って和解した、という話も伝わってきた。

 四面楚歌のトランプはどうするのか。アメリカにいられないので亡命するのではないか、という人もいる。さて、どこに亡命するのか。ロシアのプーチンが引き受けるのではないかという。そりゃそうだよね、現職の大統領がロシアに亡命するとなると、重要な機密情報をいっぱい抱えているので、プーチンは大歓迎だろう。まるで韓国みたいだね。

 一方、機密保持のためにトランプは逮捕される、との話もある。いずれにしろ、アメリカはとんでもない大統領を4年間も抱えていたものだ。熱狂的なファンがいるので、本人はとんでもない誤解をしていたのかもしれない。

【11月6日の歩行記録】7,799歩 5.2㎞

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2020年11月 4日 (水)

№4699 アメリカ大統領選の行方

Photo_20201104073901  11月3日は、アメリカ大統領選の選挙日である。投票日が迫って、にわかにアメリカが熱くなってきている。さて、トランプ対バイデン、選挙の行方はどうなるのだろうか。ニュースは、日本の政局をさておきアメリカ大統領選に注目しているようだ。

 世論調査によると、選挙の終盤になってもバイデンの支持率がトランプを6~7%上回っている。普通は勝負あったと見るのだが、そうならないのがアメリカ大統領選挙だ。州ごとに勝った方が選挙人総どりというやりかたなので、全国の支持率がどちらの方が多いかというのは関係ない。しかもほとんどどちらかに決まっている州には、どの候補も選挙演説には行かない。もっぱら激戦州に通っているようだ。

Photo_20201103104101  激戦州は、ミシガン、アイオワ、ノースカロライナ、ジョージア、フロリダ、ペンシルベニアの6州である。このいずれの州でも、終盤の世論調査ではバイデンが上回っている。それならバイデンの勝ちかというと、どうもそうではないらしい。

 前回の選挙でも、最後の調査でクリントンがトランプに勝っていた。ところが、いざふたを開けてみたらトランプが勝利した。「隠れトランプ票」が、この調査で読み切れていなかった。上記表にもあるように、今の獲得選挙人はバイデンが216に対し、トランプは125である。どちらかが270人の選挙人を獲得したら勝ちという。バイデンはもう54人で勝ちのような気がするが、そうはいかないのが摩訶不思議なところである。

 事前投票は、郵便投票を含め1億人を超えたという。前回の総投票が1億3400万というから、8割くらいがすでに投票を終えている。この事前投票では、バイデンが有利という見方が出ている。この事前投票にケチをつけているのがトランプだ。いろいろと妨害工作もしているし、郵便投票は不正があるから認められないといっているのもトランプだ。そして、最後には裁判に持ち込んでも勝とうとしている。

 何度も言っているが、トランプが大統領になったこの4年、アメリカ国内はもとより世界が大きく分断された。世界には、ミニ・トランプといわれる首脳も生まれた。「アメリカ・ファースト」というように自国第一主義で、自分さえよければ他は構わないという風潮が蔓延している。地球温暖化やWHOにとっても大きな障害になっている。世界中がトランプに迷惑しているのではないか。ヨーロッパでは、圧倒的にバイデン支持だという。ドイツでは、バイデン支持が8割に対しトランプ支持がわずか8%らしい。

 それに、何よりもコロナウィルス対策に失敗している。アメリカではコロナウィルス罹患患者が920万人、死者が23万人を上回っている。いずれも世界最高である。それをトランプは、「私ほどコロナ対策に成功した人はいない。黙っていると100万人も死んだだろう」とずうずうしい。オバマケアをやめてしまったが、これを廃止したのがこれほどまでになった原因でなかったのか。トランプは、あらゆるところで嘘をつく信頼のおけない人物だ。

 ただ、この選挙戦を見ると、アメリカ国内には熱烈なトランプファンがいるのも確かだ。バイデンの選挙が比較的おとなしいのに対し、トランプの選挙は熱狂的だ。この選挙戦だけ見ていると、トランプが圧倒的に勝利している。ただ、バイデンの優位が動かないだろう。

 そこで問題になるのが、負けたトランプが大統領を退かない、ということだ。11月3日の選挙終了直後に、トランプは結果を見ずに「勝利宣言」を出すのではないかといわれている。従来、選挙直後に対立候補が潔く負けを認めることによって、アメリカ大統領選挙の良風は保たれてきた。民主主義の基本は、多数決である。それを認めないとしたら、アメリカは民主主義国家を放棄したことになる。

 例えば、負けてもアメリカ大統領にしがみつくと、世界はトランプをアメリカ大統領と認めるだろうか。どうやってもその椅子を固持すると、南北戦争になる恐れもある。事実、投票所にトランプファンが武器を持って集まるという見方もある。こんなアメリカ大統領選は初めてのことだ。私も、もう4年トランプを見ていたくない。

【11月3日の歩行記録】8,902歩 6.0㎞

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2020年10月20日 (火)

№4684 アメリカ大統領選が最終盤に

 11月3日の投票日を前に、アメリカの大統領選挙が最終盤を迎えている。私もこの選挙には大いに興味を持っている。ここにきて、トランプとバイデンの差が10ポイントほどに開いている。本当は勝負ありというところだが、そうはいかないのがアメリカの大統領選の魔訶不思議なところである。

 このニュースを見ているのは、ネットのyahooニュースでだ。いろいろな情報がこのニュースに載っているので面白い。例えば、今現在どういう情報があるか羅列してみた。

・トランプ氏がついた「致命的に危険な嘘」

・大統領選の敗北で現実味を帯びるトランプ焦土作戦

・トランプ氏の感染、「全く驚きではない」 ファウチ所長

・トランプVSバイデン、22日最後の討論会

・トランプ氏「敗れたら米国を去るかも」と演説

・トランプ大統領コロナ感染で発覚「金髪美女多くない?」

・米大統領選、両候補が激戦州で集会

・米各地で反トランプデモ、最高裁判事の保守派指名に抗議

・トランプ派支持者、狙われた知事を「刑務所に入れろ!」

・米大統領選テレビ討論会の視聴者数 特に多かった回は?

・トランプ政権4年間の経済環境と政策を振り返る

 以上、ざっと項目のみを挙げてみたが、ことほど左様にアメリカの大統領戦は注目を集めている。しかも、項目のほとんどをトランプが占めている。ただ、トランプが良いから挙げたというよりも、トランプがこんなにひどいと挙げている項目が多い。ただ、バイデンがほとんど注目されていないのは寂しいことだ。

 今の勢いで行くと、トランプの勝ち目はほとんどないと思うのだが、どうだろうか。

【10月19日の歩行記録】7,976歩 5.3㎞

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2020年10月12日 (月)

№4676 ナゴルノ・カラバフの停戦

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 10日朝、ロシアのラブロフ外相の記者会見で、ナゴルノ・カラバフの停戦が発表された。ナゴルノ・カラバフといってもあまりピンとこない方も多いかもしれないが、アゼルバイジャンの一地方で、アルメニア人が多く住む場所だ。問題を複雑にしていたのは、アゼルバイジャンはイスラムの国で、アルメニアはキリスト教国であることだ。しかもナゴルノ・カラバフは、アゼルバイジャンの国の真ん中にあるアルメニア人が多く住む土地だ。現在は、アルメニアが実効支配している。

 

 ナゴルノ・カラバフは、独立ないしはアルメニアに帰属を訴えているが、そんな簡単なことではない。もともとソ連の一地方だったコーカサスが、ソ連崩壊とともに独立した。そして、そこにアゼルバイジャン・アルメニア・ジョージア(旧グルジア)の三ヵ国ができた。ただ、ナゴルノ・カラバフは独立する前から100年にもわたる紛争地だったらしい。ロシア、トルコ、アメリカなども入り、国際的にも難しくしている。

 なぜこの話題かというと、私は3年前の2017年にこの地を旅してきた。もちろん、その時も紛争地だったナゴルノ・カラバフ地方には、立ち入ることができなかった。さらに、アゼルバイジャンとアルメニアが対立していたために、アゼルバイジャンからアルメニアに行くのには大回りして、再度ジョージアに入国する必要があった。国境は封鎖されていたのだ。

 私のような日本人には、深刻な国の対立というのは実感がなかった。ただ、アゼルバイジャンではアルメニアは禁句、アルメニアではアゼルバイジャンの話題さえ話すことができなかった。世界中どこでもそうだが、宗教対立というのは根が深い。それに民族感情が絡まって、問題をより複雑にする。

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 アゼルバイジャンの首都バクーは、カスピ海に面した風光明媚な地だった。なによりも親日国だ。アゼルバイジャンへの入国はふつうビザが必要だが、日本人だけは免除されていた。その地に3泊4日滞在した。そして、フラフラと裏通りを歩いた記憶がある。どこに行っても安全な国だった。ただし、もちろん紛争地に足は入れられなかった。

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 アゼルバイジャンからジョージア経由でアルメニアに入った。アルメニアは、ものすごい山国だ。入国には、ジョージアからバスで何時間も乗り、しかも険しい峠越えをした。教会から見たアララト山は、薄曇りの中に見えた。3896mと富士山より100m以上も高い山は、アルメニア人の心のよりどころだ。しかし、この山はトルコに帰属している。何万人も犠牲になるオスマン帝国との戦争の末にだ。アルメニアはアゼルバイジャンと対立し、さらに隣国トルコともそれ以来の感情対立がある。

Photo_20201010114001  いま、わが家の居間に敷いている絨毯は、重い思いをして持ち帰ったアルメニアのお土産だ。観光客にとって危ないところに行かない限り国際紛争は関係ないが、それにしても訪れた国の平安を望まずにはいられない。ただ、この停戦はいつまで続くのか。トルコがこの停戦に介入する予想があって、危うい停戦だ。

【10月11日の歩行記録】7,779歩 5.2㎞

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2020年10月 4日 (日)

№4668 トランプまでがコロナウィルスに

Photo_20201004102501  アメリカのトランプ大統領が、コロナウィルスに罹って入院した。やはりというか、当然というか、トランプよお前もかという感じだ。

 この間、トランプのコロナウィルスに対する対処の仕方が物議を醸していた。この春には、「暖かくなるとコロナは消える」と言ってみたり、「消毒薬を体に入れるとコロナは治る」などトンデモ発言を繰り返していた。春先は軽微だったアメリカのコロナ患者は、いまでは圧倒的に世界で最大の患者を抱える。死者も20万人超と、これも世界最大である。

 世界の傾向を見ると、政権のこのウィルスへの対処の仕方で、国の患者の数が大いに違っているのは驚くべきことだ。アメリカは言うには及ばず、ブラジルといい、フィリピンといい、はっきりしている。フィリピンは、近隣のベトナムやタイ、台湾が患者を抑え込んでいるのに対し、患者数が32万人弱と、インドネシアとともに東南アジアで圧倒的だ。

 このように、その時の政権の対応がどう対応しているかが、コロナの患者を増やすか抑え込むか、決定的な影響を持っている。明らかにアメリカのコロナウィルスに対する対応は誤っていた。その責任は、トランプに帰するものだ。ただ、トランプはそのことを認めようとはせずに、公的な場では相変わらずマスク抜きだった。

 おかしなことに、マスクをつけているのはリベラル派、マスクをつけないのがトランプ支持の保守派と色付けされている。その結果、トランプはコロナに罹ったし、ホワイトハウスにクラスターが発生した。トランプは軍の病院に入院したが、病院でツウィッターを発信し、当然のことに軽く見せようとしている。大統領選挙に決定的な影響があるからだ。

 大統領選挙といえば、9月29日にバイデン候補との第一回の討論会が行われた。そして、その醜悪さが全世界に発信された。討論会というより、むしろ罵り合いに終始した。バイデンの発言にトランプが妨害発言を繰り返して、討論にならなかった。バイデンも挑発に応じたのは良くなかったが、圧倒的にトランプにその原因があった。こういう人物がアメリカ大統領ということに、驚き呆れる。

 さて、トランプがコロナウィルに罹ったことが、大統領選挙にどう影響するのか。いままでも大統領選挙直前に“オクトーバー・サプライズ”が起こってきた。主に、権力を持っている側が、逆転のために戦争を仕掛けたり、有権者の関心を買うための反則活動をすることだ。今回も何が起こるか冷や冷やしていたが、当の本人がコロナウィルスに罹った“オクトーバー・サプライズ”は皮肉というしかない。

 世界の人々がアメリカを冷ややかに見ている中、一体アメリカ国民は何を考えているのだろうか。その決断が、自らの命にかかわっているのにだ。

【10月3日の歩行記録】8,744歩 5,9㎞

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2020年9月26日 (土)

№4660 トランプの居直り

 アメリカ大統領選挙は終盤を迎え、民主党のバイデン候補の有利が続いている。民主党だけでなく共和党からも、「トランプ辞めろ。バイデン支持」の声が広がっているようだ。ただ、ある調査ではトランプがバイデンに逆転したという報告もある。ここで問題が起こった。トランプは「選挙で負けても大統領は辞めない」と言っているようだ。民主主義の根幹であるこんなことが可能なのだろうか。

Trump  トランプが言うには、選挙に不正があるのでこの選挙は認められない、と言っているようだ。アメリカでは郵便投票が多くを占めている。この郵便投票に不正がある、と言っているのだ。郵便で投票し、さらに投票所で投票する、ダブル投票の不正が横行するとしているようだ。どういうシステムかは知らないが、そんなことは起らないと選挙管理委員会が言っているにもかかわらずである。要するに、何があろうともトランプは居直るつもりだ。

 トランプ政権には、アメリカだけではなく同盟諸国も飽き飽きしている。何より「トランプは嘘つき」なのだ。トランプの嘘を調査している機関があるようだが、ある期間に500回以上もの嘘をついたとの報告があった。さらには「朝令暮改」だ。朝言っていることと午後言っていることが違っている。こういう人を信頼できるだろうか。

 トランプ政権下のこの4年間、どれだけ世界を分断しただろうか。世界を分断しただけでなく、アメリカの国内にも大きな亀裂が入った。黒人差別に対しても、何ら対策を講じて来なかった。コロナウィルス対策も大いに間違った。感染者700万人以上、死者20万人以上の散々たる結果は、トランプの対策の誤りによるものが大きい。

 トランプは、政権を維持するためには何でもやる。今行っているのは、中国叩きだ。アメリカの中で、中国に対する警戒心に便乗したものだ。これで支持率を拡大しようという試みが、露骨に垣間見える。さらに言われているのは、政権浮揚のために戦争を仕掛けるのではないか、という恐れである。具体的にいうと、同盟国のどこも支持していないイランに対する仕掛けだ。要するに、選挙に勝つために何でもやるということだ。

 トランプが、ホワイトハウスに居直るとどうなるのか。アメリカ民主主義は、そういうことは想定していなかったようだ。蓋を開けてみないと分からないが、一部では軍隊を使ってトランプを排除するという意見もあるようだ。

Rbg  ただ、ここにきて大きな問題が起こった。アメリカ最高裁判事のルース・ベーダー・キンズバーグ女史が、9月19日に死去した。リベラル派の彼女は、アメリカ大統領選挙が終わるまで私は死ねない、と公言していたようだ。彼女が亡くなることによって、最高裁判事の勢力に保守派が多くなる恐れがあるからだ。事実、トランプは彼女の死で、早急にも補充人事を考えているようだ。

 保守派が多くなると、どういうことが起こるのか。以前、こういうことがあったという。ある州の選挙で、最高裁が選挙無効の判断をしたという。今回の大統領選挙でも、アメリカ最高裁が選挙無効の判断を下しかねないのじゃないかと危惧する人が多い。要するに、あらゆる機会をとらえてトランプは再選の悪あがきをしているのだ。

 しかしはっきりしているのは、トランプにはアメリカ大統領を務める能力はない。

【9月25日の歩行記録】6,360歩 4.3㎞

【9月25日のアクセス数】152アクセス 訪問者77人

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