カテゴリー「東京シニア自然大学」の250件の記事

2020年3月19日 (木)

№4470 NEXTの総会に参加

Sdscn2027  東京シニア自然大学NEXTの総会があり、参加してきた。NEXTに参加しているメンバーは高齢者が多く、この日はコロナウィルスを心配して参加を取りやめる人が多かった。参加したのは30名弱だったろうか。広い会場がパラパラの出席率だった。2月から3月にかけて相次いで講座が中止になり、メンバーに会うのは久し振りだった。やはり講座が中止になると、寂しいものだ。

 われわれがこの総会で心配しているのは、4月の新学期に新入生がいるかどうかだ。東京シニア自然大学は、この4月に第7期生が卒業し、8期生が入学する。前には定員30名の新入生が集まらなくて、諦めていたこともあった。最低でも15名集まらないと開講できないのだそうだ。幸い、その年は17名だった。さて今年はどうか。JEEFからの挨拶で、幸い、今年は30名が確保できそうだとのことだった。

 シニア自然大学が、関東では千葉・神奈川・埼玉と東京で4校ある。千葉の運営は順調のようだが、神奈川は人が集まらなくて縮小に、埼玉は閉校したそうだ。紆余曲折はあったが、東京校は無事8期生が迎えられそうと聞きホッとした。

 NEXTの2019年度の事業報告があった。昨年度は4講座が中止になり、結局開講したのは19講座だった。トータルで442名の参加だったようだが、私は何回参加したか数えてみたら、14回の参加だった。昨年のイベントの一覧表を見たら、いずれの講座も印象に残っている。その上で、良い仲間と一緒に行動出来て、毎回の講座が楽しいものだった。会計報告も何ら問題がなかった。

 さて、来年度の事業計画だ。企画総数は、日帰り講座が26講座、宿泊講座が4講座と相変わらず旺盛な活動計画だ。会員の皆さんの知恵と叡智を集めて作った計画なので、面白くないはずがない。新年度もこのNEXTを中心に活動していこう。

 特に楽しみなのが、8月の隠岐の島訪問計画と、久し振りの尾瀬訪問計画だ。隠岐の島は5日間とのことだが、私は境港港まで車で行き、帰りは尾道と四国の友だちのところに寄ってくるつもりで、今から楽しみである。尾瀬訪問は私が世話人の一人なので、あらあらの計画と日程を決めた。尾瀬の1泊は辛いと、2泊3日で計画した。

Sdscn2028  役員改選もあり、新しく第4代目運営委員長になったのがChokoちゃんだ。今まで第1期の人間が運営委員長をやってきたが、新しい委員長は第4期で、しかも女性だ。ぜひこのNEXTでも女性が活躍してほしいと思っていたが、こういう人があらわれて嬉しい限りである。ただ、この総会に参加してわかったのだが、期待していた友達が退会したのだそうだ。一体、何があったのだろうか。

 規約改正があり、新たに「顧問」を設けるのだそうだ。私にも第1期委員長として顧問就任の要請があった。断る理由もないので、引き受けることにした。新規に第7期の人が22名、このNEXTに参加することになったようだ。自然退会者もいるが、80名を超える会員で次期講座はスタートするという。新たな仲間も加わるとのことで、NEXTの開設に携わったものとしては嬉しい限りである。

 この日は、総会後に懇親会も予定していたが、世の中の騒ぎで中止になった。有志での昼食会になった。

【3月18日の歩行記録】5,853歩 3.9km

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2020年2月13日 (木)

№4435 豊洲市場見学会

 すったもんだの末に開場した「豊洲市場」だが、2018年10月11日というから、もうすでに1年4か月も経つ。この日は、東京シニア自然大学NEXTの講座で豊洲市場見学会があった。こういうことでもなければ、豊洲市場に行く機会はないだろうと参加した。豊洲市場は、新橋駅からユリカモメで30分ほどのところにある。

 この日の参加者は24名だった。ここは、元東京ガスの敷地だったところで、本当に広かった。この市場が開場しなければ、東京湾の一等地にこんな場所があるなど、誰も知らなかったに違いない。この日は午前中は豊洲市場見学会であり、午後はこの近くの東京ガスショールーム「がすてなーに」の見学予定だ。

Sdscn1892  豊洲市場で最初訪ねたのは、水産卸売場棟である。ここでは、朝5時からマグロのセリがあるとのことだが、われわれが行った10時ころにはすでに終わり、ガラ~ンとしていた。朝7時ころにはその日用意したマグロはすべて売り切れるとのことで、すでにセリは終わっていたのだ。

Sdscn1894  それでも、売り場の隅にはマグロが何匹か並んでいた。札が付いているのを見ると、すでに売れてしまっているのだろう。見学者コースは3メートル幅くらいの廊下で、売り場からは仕切られていた3階にあった。以前の築地市場は、売り場と見学の仕切りがなく、目の前でマグロやセリが見られたので、この見学コースでは臨場感がないこと甚だしい。

Sdscn1898  この隣には青果棟があったが、矢張り見学者コースは仕切られた3階にあった。ここでもセリはすでに終了しており、係員は後片付けに余念がない。市場というのは、売る人と買う人の丁丁発止が面白いのであって、仕切りの外から見ていたのでは市場の面白さがわからない。ただ、売り場の人にとっては、見学者は邪魔な存在かもしれないね。

Sdscn1900  三番目に訪ねたのは、水産仲卸売場棟である。ここでは、見学者が直接お店で買い物ができる。ただ、値段を見ると特別安いわけでもない。そういえば、水産卸売場棟に寿司屋があったが、値段を見るとべらぼーに高い。普通で4000円のセットが、お勧めセットになると7000円もしていた。こんなに高い鮨など食べたことがないね。

Sdscn1903  まあ、それでも何かお土産を買って帰ろうと思い、酒のつまみを買ってきた。この水産仲卸売場棟の屋上は、屋上緑化広場となっていた。床には芝を張り、一面にイヌ柘植を植えていた。一番手のかからない公園だね。この屋上の向いは、オリンピック選手村だ。もう工事は済んだのだろうか、きれいになっていた。

 味もそっけもなかった豊洲市場見学には、もう二度と行くことはないだろうね。

【2月12日の歩行記録】15,734歩 10.5km

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2020年2月11日 (火)

№4433 新入会員の参加が続く

 「東京シニア自然大学」は3月末が卒業期である。この大学は1年制なので、毎年卒業生が出る。今年卒業するのは第7期生だ。1年に30人定員なので、今年もその前後の人が卒業してくる。卒業後完全に退く人もいるが、大体が各期クラス会を結成して、そこに所属しているようだ。そして、期を超えたOB会が「東京シニア自然大学NEXT」である。各期クラス会に所属しながらNEXTに参加する人も多い。

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 何度かここで紹介しているが、NEXTの掲示板がある。「CircleSquare」というホームページのようなもので、これには会員以外は入場できない。このサークルスクエアには、講座の開講スケジュール、シラバス、講座参加の出欠、メンバー表、全員宛または個人宛のメールができるようになっている。きわめてプライバシーの高い情報なので、会員以外はこのサークルスクエアは公開していない。

 この掲示板は、Naoko先生の紹介で始めた。開設した本人が管理人になり運営していたが、私は一線を退くとともに他の方に運営を任せた。それでも、開設者としてなお管理人の名前に連ねている。管理人には新規参加者の登録を求めるメールが届く。それに「了解」を与えると、このサークルスクエアに入場できる。今ではこの作業はKさんがやっている。

 さて、第7期の参加希望のメールが、続々届いている。今のところ13人だが、どこまで伸びるのか楽しみだ。

 昨年は失敗した。第6期生の入会が続いて21人になったが、数えてみると今期一度も講座に参加していない幽霊会員が8人もいた。もちろん、その人たちは5000円の年会費も払っていない。その失敗に学び、今年は加入申し込みと同時に会費もいただいたらどうかと提案した。

 あくまでもこのNEXTは、われわれ16人いる1期生を中心に動いている。NEXTの原動力は、「運営委員会」である。私は第1期の運営委員長であったが、今は第3期運営委員長をF氏が務めている。彼ももう2年になるので、今年は交代期かな。いつまでも第1期生がしゃしゃり出ていては、NEXTの進歩はない。皆さん、そのことを了解している。

 第一線を退いても、エンジンというか原動力を握っているのは第1期生だ。現運営委員長のFさんは、現役世代の世話人を2年務めている。彼がいるので、現役生も安心してNEXTに参加してくれているのではないだろうか。そういう意味ではありがたい存在だ。彼は新年度もその世話人を続けるらしい。

 今年の講座の実施状況を振り返ってみると、会員は膨れて72名になったが、最大参加者は30名前後だった。50人も参加したら講座が成り立たないと危惧していたのだが、そうはならなかった。自然退会者も増えていくので、来期も講座参加者は予定調和的になるのではないだろうか。

【2月10日の歩行記録】6,486歩 4.3km

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2020年1月24日 (金)

№4415 宝登山の蠟梅鑑賞

 東京シニア自然大学NEXTの講座で、「宝登山で蠟梅を見て、長瀞岩畳を歩く」があり参加してきた。宝登山の蠟梅鑑賞は二度目の講座だ。このブログの便利なのは、記事検索できることだ。前回はいつ行ったのか検索してみた。2017年1月19日に、「№3313 長瀞の自然散策会」の記事があった。

Sdscn1801  この東京シニア自然大学の参加者は、私もそうだが第一期生が多い。前回も参加したのは大半が一期生だった。やはり二度目の講座となると参加者も少なくなる。さらに寒さに加え、遠いというハンディもあって、この日の参加者は13名と少し寂しかった。前回と違ったのは、朝からボランティアガイドが付き、午後はもう一人のボランティアガイドも加わった。ただ、今から考えると、この日の講座にボランティアガイドは不要だったかもしれない。

Sdscn1806  前回は、ロープウェーに乗って頂上を目指したが、今回は登山道を歩いて上るという。長瀞駅は標高140mくらいのところにあり、宝登山頂上は491mだ。標高差350m余りだが、そんなに苦はないだろう。さらに馬鹿にならないのは、毎日歩行記録を記しているように、私は歩いたり登ったりするのが苦にならなくなったことだ。1時間半ほどの登りで頂上に着いた。このようなハイキングは、天気が大いに左右する。天気予報は曇りだったが、頂上は雲一つないお花見日和だった。平日にもかかわらず、結構お客さんが多かった。

Sdscn1816  蠟梅は5分咲きといっていたが、ほぼ満開でなかったのか。この宝登山の蠟梅は、黄色やピンクなどいろいろな種類があり、12月から6月ごろまで楽しめるとのことだ。

Sdscn1815  蠟梅を嗅いでみたが、かすかに甘い香りがした。宝登山頂上には蠟梅のほかに梅や桜の木がたくさんあり、一年を通して楽しめるようになっているらしい。今回は、帰りにロープウェーを使って下山した。頂上で買ってきたおにぎりを食べたが、チョットお腹が減った。ロープウェーを降りて、皆で昼食を摂った。

Sdscn1824  さて、午後は麓から長瀞までの散策だ。新たなボランティアガイドと一緒に、寶登山神社から玉泉寺を巡り歩いた。そして訪ねたのが「オショウジンとオオワラジ」を飾っている場所だ。毎年7月末の日曜日、このオオワラジと梵天のお祭りがここ長瀞では行われるとのことだった。

Sdscn1828 Sdscn1829  さて、長瀞の虎岩と岩畳の散策だ。この岩畳は国の天然記念物らしいが、昨年9月の台風19号で壊滅的な打撃を受けたようだ。今でも爪跡が生々しかったが、荒川の水が20mも上がった。河川敷の木のてっぺんにまだゴミが付着していた。イヤ~~、すごかったんだね。徐々にではあるが、地元の有志が修復に取り掛かっているといっていた。

Sdscn1830【1月23日の歩行記録】4,772歩 3.2km

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2020年1月 9日 (木)

№4400 川越七福神めぐり

 この日は、東京シニア自然大学NEXTの今年最初の講座「小江戸川越散歩~川越七福神めぐり」があった。参加者は、お正月早々にもかかわらず22名と大勢だった。どうしても気になるのが、講座開講日の天気である。この日は、お昼を中心に大荒れとのことだ。中止の連絡があるのかと思っていたが、決行だそうだ。

Sdscn1713  川越駅に集まって、お正月の挨拶をした。世話人があらかじめ用意していた「小江戸川越七福神めぐりごあんない」の地図を片手に出発した。この地図には、七福神のお寺の案内があり、それぞれのお寺のスタンプを押せるようになっていた。駅から7~8分の所にあったのが、第一番の妙善寺だ。この寺に祀っているのは、毘沙門天だった。

Sdscn1715  川越の七福神めぐりの特徴は、それぞれのお寺に水琴窟があるとのことだ。お参りをしながら、この水琴窟の妙なる調べも聞いて歩いた。よく聞こえる水琴窟もあれば、響きの悪い水琴窟もあったのは面白い。

Sdscn1718  さらに驚いたのだが、川越には堂々とした立派なお寺が多いということだ。どうやら徳川幕府のお膝元というので、幕府に手厚く保護されていたようだ。それにしては各お寺の七福神は、そんなに立派なものではなかった。どうやら、七福神めぐりなどといわれはじめたのは、近年のことではないかな。

Sdscn1725  天気予報通り、お昼ごろに着いた喜多院付近では土砂降りだった。予報では、午後になると雨が上がるという。早めにお昼ごはんにして、この雨をやり過ごそうよ。第五番連馨寺のお寺について、それぞれ好きなお店でご飯を食べることにした。集合は午後1時半とのことで、1時間半もあった。

Sdscn1732  この列の一番最後にいた4人で、鰻を食べることにした。お正月早々だから、少しぐらいの贅沢は許されるかもしれない。入店したのは、「いちのや」という鰻屋さんだ。私は川越には何度も来ていて、車でこの鰻屋の前は通っていたが、入るのは初めてだ。前々からのこの鰻を食べたいと思っていたが、夢が実現した。

Sdscn1731 Sdscn1730  案内されたのは広々とした座敷だ。ここならゆっくり鰻が食べられそうだ。鰻は高い。一番安いうな重を頼んだ。それでも3200円とのことだ。やはり期待通り、ここの鰻は絶品だった。埼玉には鰻どころとして浦和と川越がある。浦和では何度か食べたことがあるが、川越の鰻は初めてのことだった。ここで鰻を食べた4人は、それぞれに「われわれ老人には残された時間は少ない。好きな時に美味しいものを食べるのは許されるのではないか」と勝手な理屈をこねた。

Sdscn1729  さて、集合時間の午後1時半には雨が上がっていた。皆さん、ラーメンを食べたりオムライスを食べたなどの報告を聞いたが、さすが鰻というグループはいなかった。午後に残った七福神は、布袋尊と弁財天の二つだ。無事七福神めぐりを終えた。

Sdscn1743 Sdscn1744  意外に思ったのは、仲間の中で川越は初めてという人が多かったことだ。早々に解散して、それぞれがおのおのの好きな川越を散策した。菓子屋横丁といい、蔵の街といい、時の鐘といい、見るところは多い。

 わがのん兵衛グループ7人は、駅前の一杯飲み屋で「反省会」と称した飲み会をやって帰ったのはいうまでもない。

【1月8日の歩行記録】22,478歩 15.1km

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2019年12月14日 (土)

№4373 来年度の講座出揃う

 以前、東京シニア自然大学の来年度講座の希望科目のアンケートがあった話をした。皆さんからの希望は、80数件もあったらしい。運営委員会で議論して、その中で実現しそうな講座を選定したらしい。その講座一覧表が送られてきた。なかなか魅力的な講座が揃っていたので、東京シニア自然大学の関連記事が続くが、今日はその紹介をしたい。

 「日帰り講座」が26件、「宿泊講座」が3件あった。スタートは3月25日の「江の島を学び歩く」で、4月に4件、5月2件で6月はまた4件と揃った。東京シニア自然大学の講座の基本は月2回、第2と第4水曜日のはずだったが、どうやらそれだけでは収まりきらないほど提案が豊富だったということか。

 前にもお話ししたが、私は3つの提案をした。春日部にある「首都圏広域放水路見学(地下神殿)」、筑波山の自然を訪ねる、尾瀬散策である。どうやらその3つとも採用されたようだ。東京シニア自然大学NEXTは、来年で7年になる。毎年20数講座を行ってきた。全部合わせると120以上にもなるだろうか。私のような一期生は参加してきたが、後輩で魅力的な講座に参加できてない人が多い。

 来年度講座を見ると、再度行うというのも多い。横須賀「小網代の森」散策も以前やったし、嵐山渓谷ハイキングなども以前に実施している。また、JALかANAの機体整備工場見学も満員で断られ、再チャレンジの講座だ。

 私が来年度企画でこれはぜひ参加したいと思ったのが、わたらせ渓谷トロッコ列車、文化と文学の本郷散歩、栃木市の「蔵の街」を歩く、佐原周辺の散策、アメリカ空軍横田基地沿いのアメリカンテイストの異国情緒散策である。宿泊講座でも、隠岐の島に行くと秋の尾瀬を歩く講座には参加したい。

 本人の了解なしに、私が講座世話人に指名されている講座が4件ほどあった。まあ提案者としてはしようがないが、①筑波山ハイキング、②首都圏広域放水路を訪ねる、③機体整備工場見学、④秋の尾瀬を歩くである。

 再来年2021年3月10日まで、予定はびっしりである。来年度もこの講座参加を中心に日程を組みたい。全部参加とはいかないかもしれないが、時間と暇がある限り参加したい。4月には、新たな第7期の参加者も加入する。どういう仲間が加わるのか、それも楽しみである。

【12月13日の歩行記録】10,278歩 6.9㎞

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2019年12月13日 (金)

№4372 池上本門寺

Sdscn1604  昨日の記事の続きである。昼食後、向かったのは池上本門寺である。私は初めて行ったのだが、何もかにもが素晴らしかった。結果として、この本門寺訪問がこの日のコースのメインになった。入口に差し掛かると、長大な階段が待っていた。池上会館からエレベーターに乗ると、この階段はパスできるらしい。しかし、東京シニア自然大学のメンバーでエレベーターで行く人などいない、という人がいた。

 当然、私もこの階段を上った。この階段は「此経難持坂(しきょうなんじざか)」といって、加藤清正が寄進したのだそうだ。一体何段あるのだろうか、数えながら上った。96段の石段だった。あとで説明を受けたのだが、石段には工夫がしてあって、下の段は高く、上に行くにしたがって低い石段になっているのだそうだ。

Sdscn1605  本門寺の大堂は大きく、立派な建物だった。このお寺の由来を読むと、日蓮が入寂したのがこの地だそうだ。日蓮宗の三大聖地のひとつだという。この大堂はコンクリート製だったが、空襲で元のお堂は焼けてしまったという。昭和39年に再建されたというから、先の東京オリンピックの年だ。 

Sdscn1607  このお寺は、徳川二代将軍秀忠の加護を受けたらしい。墓地には徳川家を始め、たくさんの大名の墓があった。このお寺の観光スポットにもなっているらしい。世話人が用意してくれた資料によると、紀伊・徳川家、熊本・細川家、前田家、加藤家などの歴代のお墓が納められていた。他にもたくさんのお墓が並び、大寺を思わされた。

Sdscn1608  この日の池上本門寺のもう一つの目玉が、ここの和尚さんが直接案内してくれるとのことだ。世話人にこのお寺の伝手があったのだろうか。どこに行ってもそうなのだが、ガイドがいるといないではものの見方がまるで違ってくる。この東京シニア自然大学は、出来るだけガイドを頼んでいるのがいい。大堂のいわれからこの寺にまつわる様々なエピソードマで紹介してくれた。

 その中で一つ印象に残った話をしたい。この寺の本尊は、もちろん日蓮である。戦時中、このお寺が戦災にあうというので、本尊の疎開を計ったそうだ。あらかじめ本尊用の防空壕を用意していた。いざその防空壕に本尊を入れようとしたが、どうやっても入らないのだそうだ。戦災が迫っている中、仕方なしに一般の防空壕に本尊を収めた。空襲が終わって見てみたら、本尊用の防空壕が直撃弾で完全に潰されていたのだそうだ。

Sdscn1611  さて、このお坊さんは、大堂だけではなく墓地の中も案内してくれた。墓地の中にある五重塔は、徳川秀忠の寄進になるもので、1608年に建てられたものという。秀忠が重篤な疱瘡にかかり、死地を彷徨った。ある側室がこのお寺で熱心にお祈りをして、生を取り戻したという。そのお礼にこの五重塔が建てられたらしい。

Sdscn1612  このお寺の墓地の呼び物が、力道山の墓だ。北野武や芸能人の篤志で建てられた、とあった。今の若い人は、力道山など知らないであろうが、われわれ世代には英雄だった。この力道山の経歴を見てみると、亡くなったのが昭和39(1964)年だという。やはり先の東京オリンピックの年で、池上本門寺大堂の再建なった年でもあった。

Sdscn1615  そして、この日のハイライトがお寺の秘庭「松濤園」拝観だ。この庭園は普段は入場できないらしく、年二回の開放日だけと言っていた。小堀遠州が作庭した庭園だそうで、こんもりした森に囲まれた素晴らしい庭だった。

Sdscn1619  この庭にはもう一つの売り物があって、江戸末期、江戸城無血開城を巡って西郷隆盛と勝海舟が会談したのがこの庭園だったそうだ。会談したという四阿は残っていなかったが、その石碑は立っていた。

Sdscn1617  しかも、この庭園は紅葉真っ盛りで、黄色に紅葉した紅葉は素晴らしかった。参加者は、このお寺の名部である沢庵やお饅頭をお土産に買って帰っていた。

Sdscn1622  この日は、蒲田駅前で「東京シニア自然大学忘年会」が行われた。なんと32名もの大勢が参加していた。

【12月12日の歩行記録】8,469歩 5.7km

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2019年12月12日 (木)

№4371 東急池上線を歩く

 私はもう55年も住んでいるが、それにしても東京で知らないところが多いのに驚く。東京シニア自然大学NEXTの講座で、東急池上線を巡る小旅行をした。この日の参加者は37名と、今年の開講講座では一番多かった。2~3日前の予報では雨模様だったが、普段の行いがいいせいか、一滴の雨も降らなかった。

Sdscn1577  集合場所は、池上線の五反田駅だ。私はこの池上線に乗ったのは初めてだった。この線は、五反田と蒲田を結ぶようだ。3両列車で、色はカラフルだ。参加人数が多かったということで、世話人はあらかじめ3班に色分けしていた。私は第2班で、12名の仲間と一緒だ。池上線の各駅は、全部かどうかは知らないが、木造のプットフォームの屋根だった。この屋根が、各駅の雰囲気を柔らかくしていた。

Sdscn1578  まず最初の目的地は、戸越銀座駅だった。わが班の世話人はあらかじめ研究してきたらしく、この戸越銀座の説明をしてくれた。00銀座というのは全国各地300か所ほどあるようだが、この戸越銀座がその走りだと言いう。全長1.3kmほどの商店街に400軒ほどの店が軒を並べているとの説明だった。軒並みコロッケ屋だったらしい。しかし、今ではそのコロッケ屋も3~4軒ほどに激減したという。コロッケ屋を覗いてみたら、朝の準備段階でまだコロッケは揚っていなかった。

Sdscn1582 Sdscn1581  戸越銀座温泉を経て、次の目的地は戸越八幡神社だ。入口で、またこの神社の由来を聞いた。入口の鳥居からみた神社は、参道の奥行きが深く、歴史を感じた。境内には、立派なお神輿が飾ってあった。9月には、盛大なお祭りがあるという。さて、この神社を出て向かったのが戸越公園だ。

Sdscn1591  この戸越公園は、旧細川家の下屋敷ということで、広々とした公園だ。都内には、大名屋敷跡が公園になっているところがたくさんある。この公園も、以前は今の七倍もある広い屋敷だったらしい。公園の真ん中には広い池があり、お母さんと子どもたちが日向ぼっこをしている姿がのんびりしていて、なかなかいい公園だと思わせた。

Sdscn1596  この日の予定は、世話人が描いたシラバスでは17000歩の予定だそうだ。一ヵ所で長く滞在してしていられない。この公園を出て、大井町線に乗り、旗の台駅で再度池上線に乗り換えた。目的地は洗足駅だ。駅から歩いて5分ほどのところに、「勝海舟記念館」があった。30分ほどこの記念館の見学をした。入場料300円だったが、この会から出た。

Sdscn1597  この記念館から歩いて3分ほどのところに、洗足池公園がある。この池のほとりのベンチで、昼食タイムとなった。広い池にはカモメが飛んでいた。この公園から海には近いのだろうか。土鳩も慣れたもので、食べている側に寄ってきておこぼれを狙っていた。この日は予定が詰まっているとかで、昼食タイムはわずか30分だった。

 昼食を終えて向かったのが池上本門寺だ。長くなったので、午後の話は次号でしたい。

【12月11日の歩行記録】17,632歩 11.8km

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2019年11月28日 (木)

№4357 八王子「絹の道」を歩く

 東京周辺には「絹の道」と呼ばれている街道が何本かあるらしい。この日は『東京シニア自然大学』の講座で、八王子の絹の道を歩いてきた。集合は、京王線の長沼駅であった。この付近はこの講座で何度か歩いているが、丘陵に作った造成地のせいか、道の登りがきつい。毎日この道を上り下りしていると思うと、うんざりだね。若いうちはいいが、歳をとると一仕事だ。

Sdscn1479  そうぶつぶつ言いながら、住宅地を最初の目的地に向かって歩いた。最初に着いたのが、白山神社の展望台だ。展望台とはいうものの、何も見えなかった。参加者は、口々に「なんでこれが展望台なんだ」と不満をぶちまけていた。白山神社を見ながら小休止した。坂を上っていると、少しだが汗が出た。この日は寒い一日だった。天気予報では雨の一日と予報が出ていたが、ほとんど雨は降らなかった。ちょっとした汗だったが、心地よかった。

Sdscn1483  次の目的地は大塚山公園だ。白山神社から歩いて30分くらいのところだ。この公園の入り口に「絹の道」の石碑が建っていた。この公園には二等三角点の印があり、詳しい人がこの三角点の説明をしていた。欝蒼とした森の中で、しばらく休んでいたら、汗の寒さがじわっと体に染みてきた。説明文を読むと、この地を絹の道と言い始めたのは昭和30年ごろと、比較的新しい指定だった。

Sdscn1487  丁度お昼ごろに「絹の道資料館」に着いた。ここで昼食を摂った。昼食が終わったころに、ボランティアガイドがこの絹の道を説明してくれた。この道の歴史から、絹の糸の経済関係まで詳しい説明だった。

Sdscn1489  この付近はやせた土地で、コメ作りには向かなかった。勢い、養蚕農家が多かった。蚕の絹糸は、当初は八王子の市場で売られていた。それが明治維新とともに、海外で日本の生糸の人気が高まったようだ。ここから横浜まで約40㎞あった。生産された生糸を横浜で売りに出し、大儲けをした豪農が出たようだ。しかし、鉄道が発達するようになって、この道が廃れてしまった。賑わったのはわずか30年間だったそうだ。豪農も、打ちこわしにあったり火事で焼けてしまったりで、末路は散々だったと話していた。

Sdscn1492  こういう話が聞けるのは、この東京シニア自然大学の良いところだ。この資料館から5分ほどのところに「小泉家屋敷」があった。茅葺屋根の立派な農家だったが、今でも住人が住んでいるらしい。この茅葺屋根は比較的新しかった。一体いくらぐらいかかったのだろうか。

Sdscn1498  そして向かったのが「都立小山内裏公園」だ。広いこの公園の大部分がフェンスに囲われていた。「サンクチュアリ」として鳥獣を保護することが目的で作られた公園とのことだ。こういう公園が都内にあるというのも良いね。ちょうど紅葉時期で、紅葉を楽しみながら散策した。なかなか良い講座だった。

Sdscn1482

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2019年11月19日 (火)

№4348 来年度の東京シニア自然大学の 講座希望科目

 11月も下旬になり、そろそろ来年のことを考えなければならない時期に来ている。『東京シニア自然大学NEXT』も、その手続きが始まった。先日、運営委員会から「来年度何をするのか、希望を最低3件出すように」との依頼が来ていた。その要望に基づいて、私も3件の希望講座を送った。その結果がまとまったようだ。

 会員が70名もいると、いろいろな企画が出てきて面白い。今回は81件の「日帰り企画」と、11件の「宿泊企画」が提案された。この中から希望を日帰りで5件、宿泊で1件、11月29日までに応募するようにとのことだ。

 一覧表を見ると、それぞれ甲乙つけがたい項目が並んでいる。さてどの項目に応募しようかな。内容を見ると、結構ハイキングという項目が多かった。天覧山、三浦富士、東秩父、奥武蔵、真鶴半島、鎌倉天園、日光杉並木、筑波山等である。筑波山については私が希望したものだが、他にも希望者がいたようだ。

 さらに、宿泊企画でも私は尾瀬を希望したが、尾瀬という人は他に二人もいた。日光戦場ヶ原という人もいたが、戦場ヶ原には過去二度も行っている。白神山地という希望もあったし、隠岐の島という話も出ていた。東北海道エコツアーというのは、Kuniちゃんの企画かな。私はこの企画一覧表を見て、次の項目に〇をつけて出すつもりだ。

日帰り企画

①鎌倉切通しを歩く

②本郷 文学・文化散歩コース

③座学:どこまでわかったのか宇宙と生命の起源

④わたらせ渓谷鉄道

⑤横田基地界隈のアメリカンテイストショップ歩き

宿泊企画

①隠岐の島

 以上は私の希望講座だが、これを運営委員会が集計して、希望上位20講座程度に絞るのだろう。さてどういう講座になるのか楽しみだ。来年3月の総会では、その講座の主担当者と3~4名の担当者、それに講座実施日が決まっていく。

 こうやって、来年も東京シニア自然大学講座が続く。3月には新しい会員も加わって来るし、ますます充実するのではなかろうか。

 

 

 

 

 

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