カテゴリー「東京シニア自然大学」の214件の記事

2018年9月15日 (土)

№3923 サントリービール工場見学

 昨日の記事の続きである。

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 「府中郷土の森博物館」から「サントリービール武蔵野ブルワリー」までは歩いて10分強であった。待てよ、地図を見るとサントリービール工場の脇には、大東京卸売センターがあるではないか。有志でその卸売センターを見学した。

 午後だったので、卸売センターは閑散としていた。何かめぼしいものはないかと、店をのぞいて歩いた。ある中華食材売り場で紹興酒を売っていた。18年物2本で1500円とある。これは安い。その紹興酒を買って、級長と二人で分けた。

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 サントリービール工場に着いたのは、午後1時半であった。午後1時45分からの見学会は、われわれのグループだけではなかった。総勢45人ほどの大団体になった。中には、外国人も混じっていた。ここは人気スポットなのだ。

 私は、サントリービールは飲んだことがない。ほとんどがアサヒの缶ビールである。昔はキリンも飲んでいたことがあるが、今ではアサヒオンリーだ。

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 工場見学では、ビールの作り方からサントリーの旨さへのこだわりまで、丁寧に説明してくれた。

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 ただビール工場での唯一の目的は、誰でもそうだろうが試飲だ。三杯限定といっていたが、私は二杯飲んでもうお腹がいっぱいだった。それにしても、初めて飲んだプレミアムモルツだったが、意外とおいしかった。工場直接のビールだから、美味しかったのだろうか。

 工場見学を終えて、いつものように分倍河原駅前で「反省会」を行った。このメンバーの中に、8月下旬の上高地合宿に参加した人が多かった。私は、残念ながら用事があって参加できなかった。

 その合宿で、来年の旅行計画が話し合われたとのことだ。天草に行くのだそうだ。この仲間では2回の小笠原、長崎から五島列島、西表島、利尻・礼文島旅行など思い出に残る数々の旅行をした。天草も魅力があるね。

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2018年9月14日 (金)

№3922 府中郷土の森博物館を散策

 今までアサヒやキリンといろいろなビール工場を見学したことはあるが、府中のサントリーの工場は見学したことがない。「東京シニア自然大学NEXT」の講座があり、その工場を見学することになった。世話人は30人で申し込んだようだが、この日は別の講座と重なってしまい、参加者は21人になった。

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 サントリー見学は午後1時45分からの予約とのことで、午前中は「府中郷土の森博物館」を見学することになった。集合場所は、分倍河原駅前である。駅前には勇壮な銅像が立っていた。何だろうかと説明看板を見ると、新田義貞の銅像だ。この分倍河原駅前は大きな戦場だったらしく、鎌倉幕府を倒すきっかけの戦いが行われたようだ。

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Simg_6752Simg_6753  さて、バスに乗って「府中郷土の森博物館」に行った。広大な森が広がる博物館だった。皆さんは博物館に入っていったが、私は最初にこの森を体験しようと、森に分け入った。

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 博物館の近くには、古い建物や蔵を移築した一帯があった。さらに奥に入っていくと、梅林と紫陽花の山だ。係員に聞くと梅は1100本ほどあり、2月中旬から3月上旬にかけて一斉に咲くのだそうだ。さらに6月になると梅の実が生るが、今年は不作だったと話していた。

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Simg_6759  ちょうどヒガンバナが満開だった。写真を撮っているカメラマンに、「白いヒガンバナは珍しいですね」といったら、「このヒガンバナは白ではなく、よく見たらピンクだよ」と訂正された。さすがカメラマンは厳密に対象を観察するものだ、と感心してしまった。

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Simg_6760  森の奥には水車小屋があり、のんびりした気分になった。府中の真ん中に、広大な森をよくも確保できたと感心した。水車小屋の脇には茶屋があり、お団子を売っていた。美味しそうだったので2本買い、茶屋前の椅子に座って食べた。

 周りを見ても仲間がいない。私も博物館に行ってみよう。相当金のかかった博物館だと思っていたら、ある仲間が「府中市は競馬の金があるから、こんな贅沢な博物館が建てられるんだよね」といっていた。ウ~~ム、私も彼の話に納得してしまった。

 (申し訳ないが、サントリー工場見学の記事は明日にします)

 

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2018年8月30日 (木)

№3907 青木ヶ原樹海は“黒い森”か

 東京シニア自然大学修了生対象コースの講座で、富士山麓の青木ヶ原樹海に行ってきた。この講座は、「富士山に行こう!」ということで、年一回行われている。今年でもう4回目になるだろうか。私が参加したのは、これで2回目だった。講師は、いつもの小泉武栄先生(東京学芸大学名誉教授)だ。

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 小泉先生は気さくな方で、朝挨拶した時も「私は70歳になった。最近、とんと体が動かなくなったと痛感する」と話していた。毎月のように山に登っていたようだが、最近はその回数も少なくなった、と話していた。

 私は不勉強にして、富士山のことはあまり知らない。講座の主催者Kanakuboさんに、「富士山講座で青木ヶ原樹海に行きたい」と希望を述べていたが、ようやく実現した。この講座は人気が高く、38名もの参加があった。

 私のイメージでは、青木ヶ原樹海というと自殺者が入り込む森で、暗く黒いというイメージがあった。どうやらそのイメージは、松本清張の影響が多分にあったのかもしれない。この日の講座は、青木ヶ原樹海が富士山噴火のどういう影響を受けたのかの観察会だった。残念ながら、この日は曇っていて富士山は望めなかった。

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 観光バスをチャーターして、道の駅なるさわ経由で本栖風穴に向かうはずだった。ところが1時間も道に迷って着いたのが富士風穴だった。まあ、これはこれでよかった。いよいよ青木ヶ原樹海に踏み入った。ところが、森は私のイメージに反して明るく日のさすところだった。

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 特にこの森で目立った樹木は、アカマツ、ツガ、ヒノキ、ハリモミ、ヒメコマツ、アセビ等の木だ。先生の説明によると、この樹海はもともとが草原で溶岩台地だったという。地元の人にとっては草刈場であり、萱などの採集地だったという。いつの間にか木が生えはじめ、アカマツなどは80年になる成木のようだ。

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 樹海に生えている大木も、下が溶岩なので根を張れないでむき出しだ。これじゃ風に弱いだろうと思ったが、この樹海は意外と風が弱いのだそうだ。標高1120メートル、富士山の1.5合目に広がる3000ヘクタールの広大な森だ。

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 午前中の最初の目的地が【富士風穴】だ。この地は、周りから20mも落ちていた。溶岩ドームが陥没したもののようで、底に降りてみると、地上に比べて10度も低く、ひんやりして気持ちがよかった。この底には暗い穴が開いてあり、200数十mも広がっているらしい。「ブラタモリ」でタモリが穴に入ったらしいが、われわれは入らなかった。

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 この風穴も私には初めてだったが、いろいろな溶岩が広がっているのも珍しかった。縞々のような溶岩があったが、縄状溶岩というのだそうだ。岩の説明があり、安山岩や玄武岩、流紋岩などの説明を聞いても、私にはわからなかった。同行の仲間Arakawaさんに、コナラとミズナラの違いを聞いて、初めて納得した。

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 昼食後、西湖の蝙蝠穴を訪ねた。夜になると、蝙蝠がこの穴から飛び立つらしいが、今は棲んでいないという。ヘルメットをかぶってこの蝙蝠穴に入ったが、天井が低くて、ヘルメットが岩にがつがつ当たった。ヘルメットなしでは頭に瘤ができるほど低い箇所もあった。

 そいうえば、先日横浜球場で野球観戦していた時に、川崎の姉が「富士五湖や忍野八海に行ってみたい」といっていたのを思い出す。今回行ったのは、まさにそういう場所だった。

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2018年7月14日 (土)

№3860 夏の真鶴半島探索

 この日は東京シニア自然大学修了生コースの講座で、夏の真鶴半島を探索してきた。7月上旬には伊東旅行、そして一昨日は箱根のハイキングとこのところ伊豆には縁のある旅が続いている。

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Img_6337  この日の講座の講師は、NACOTの川上典子先生だ。彼女はこの真鶴が大好きで、何度もこの真鶴を訪ねていると話していた。「自然観察にもってこいの場所なんです。特に、照葉樹林観察ができます」と言っていた。

 先日の箱根浅間山ハイキングは11名と若干寂しかったが、この日は先生を含めて29名と賑やかだった。ただ、こういう探索行は生徒が大勢でも、先生の話が聞こえない。本当は10~15名くらいが一番いいのだが。

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 まずは照葉樹林帯の探索だ。真鶴半島は意外と欝蒼とした林になっていて、350~400年にもなるクスノキや黒松に覆われ、林の中はうす暗い。江戸時代の初めに植えられたものだろうか。小田原藩の北条家に手厚く保護されていた林だという。ただ、やはり寿命を迎えた黒松の大木は、ところどころで枯れ、伐採されていた。

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 この真鶴の自然の面白さは、道を隔てて海に向かうと樹層がまるきり変わってスダジイの大木になっていた。スダジイは、海岸縁を好む木だそうだ。海のすぐそばに生えている木は養分が豊富で、窒素やリンが海に流れ出す。「魚付林」といって、周りは豊かな漁場が広がっているという。

Img_6342Img_6350Img_6344Img_6355  先生の説明で、この地ならではのたくさんの植物観察もできた。左上のヤブミョウガは、食べることができないという。あちこちにスカシユリが咲いていたし、木に巻き付いているのはフウトウカズラだ。浜辺にはハマゴウの紫の花が満開だった。

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 カラスザンショウは強い芳香を放ち、この匂いに引き寄せられてアオスジアゲハやモンキアゲハが寄ってきていた。たくさんの蝶が飛んでいるのだが、カメラでは捉えられなかった。

Img_6354Img_6362  この日は大潮で、午前11時ころには最大の引き潮のようだ。海に突き出ている名勝三ツ石は、大潮の時には渡れる。ところが、帰るころにはもう波の底に沈んでいた。

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Img_6359  先生がぜひ見ておいてほしいと連れて行ってくれた海岸には、ウメボシイソギンチャクが生息していた。このイソギンチャクはここでしか見られないもので、神奈川県の天然記念物になっているという。

 潮が引いていて閉じているイソギンチャクに、一生懸命水をかけて開かせようとしている仲間がいた。とはいっても無理だよね。

 真鶴半島の自然楽しむ一日の旅になった。

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2018年7月12日 (木)

№3858 箱根浅間山ハイキング

 毎月二回定期的に行われている「東京シニア自然大学NEXT」の講座だが、私は月末に定期会議とバッティングして、一度しか参加できていない。この日はひと月ぶりの参加だった。講座名は「箱根で紫陽花観賞会」だったが、紫陽花の時期は過ぎたと主催者は恐縮していた。そこで、主催者は下見して、浅間山ハイクとなったようだ。

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 箱根登山鉄道の小涌谷駅に下車した。この駅は標高523mとのことだ。目指す箱根浅間山は804mで、約300m弱の登りだ。ドタキャンが2名いたので、この日の参加者は11名と最近の講座にしては少なかった。紫陽花が最盛期を過ぎたのを見越して、参加を見送ったのかな。

Img_6321Img_6322_2  とはいっても紫陽花は咲いていたし、夏の盛りにしては涼しかった。問題は、私の体力が持つかどうかだ。というのも、最近は極端な運動不足だ。

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 まあ、30分の登りだというので頑張ってみよう。途中、千条(ちひろ)の滝で一休みした。ここまではほぼ平だった。この滝を過ぎて登りにかかった。登りに自信のない私は、先頭に立って登ったが、「登るのに早すぎる」と後ろに回されてしまった。

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 いや、それにしても普段の運動不足をいやというほど知らされた。足はフラフラするし、千斗の汗をかいた。着ているものは絞れるほどの汗だったし、かぶっている帽子は汗で重かった。この程度の山でフラフラするのだから、いかに体力が落ちているか実感した。そして、お昼過ぎにようやく頂上到達だ。

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 ようやく昼食にありつけた。お弁当を食べていると、頂上に到着したミニスカートをはいていた女の子に出会った。「山にスカートで登る女の子を初めてみた」と声をかけたが、きょとんとしていた。どうやら日本人ではなく、台湾の人だったらしい。

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 お弁当も半ばにかかったら、雷が鳴り雨がポチポチ落ちてきた。この日は雷注意報が発令されていたのだ。急いで昼食を済ませ、下山にかかった。登りに比べ、下りはそんなにばてないで降りられた。ただ、着ているものは、搾れるほどの汗の量だった。

Img_6332  幸い、下った先には大平台温泉があった。温泉で汗を流していこうよ。それにしても、大平台温泉は熱かった。44度くらいの温泉だったのではないか。私は着替えを用意していたので、すべて着替えた。体重計に乗ってみたら、2㎏くらいの減量だった。冷たいものを飲みたかったが、ぐっと我慢した。

 反省会は小田原の町でだそうだ。駅前の飲み屋では特大の生ビール、それに中ジョッキの生ビールを飲んだ。それだけで1.5リットルほどあった。減った体重は完全にリバウンドしただろう。

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2018年6月14日 (木)

№3830 入笠湿原で植物観察

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 東京シニア自然大学NEXTの講座で『入笠湿原高山植物観察』が行われ、参加してきた。毎月ほぼ2回行われている講座だが、私は都合があり最近は1回しか参加できていない。今回の入笠湿原は、中央線富士見駅からバスだ。遠かったにもかかわらず、23名も参加した。

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 今回の参加者の中には、特別ゲストがいた。小笠原に行ったときに一緒にツアーに参加したSuzukiさんだ。彼女は、八ヶ岳の黒百合山荘でアルバイトをしているのだそうだ。久し振りにお会いしたが、朗らかでチャーミングな女性だった。

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   富士見駅からは、町の無料バスが出ていた。約10分ほどで山の麓に着き、そこからはゴンドラで約10分ほど登る。ゴンドラの終着駅は1740mほどで、空気がヒンヤリしていて気持ちいい。向かいには、八ヶ岳がくっきり見えていた。

 私は初めてだったが、この入笠湿原というのは人気スポットのようだ。東京からこの湿原を目指す観光客が多かった。この時期は、いろいろなお花が楽しめるのだという。

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 われわれもストレッチ体操をして、出発した。山に登ってすぐに見えたのが、「釜無ホテイアツモリソウ」だ。赤紫の花が、ちょうど満開だった。アツモリソウといえば、3年ほど前に利尻・礼文旅行で見た貴重な花だ。ここでは、大事に育てられているようだった。

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Img_6160Img_6163  この時期は、湿原には花が豊富に咲いていた。なんといってもこの湿原で有名なのがスズランだ。湿原の木道沿いには100万本ほど咲いているという。参加者の一人が、「本当に数えた人はいるのだろうか」と疑問を投げていた。場所は違っていたが、ドイツスズランの群生も見頃だった。

 この日撮った花の写真の一部を紹介したい。
Img_6141Img_6148Img_6149_2 Img_6162_2 Img_6165Img_6146_2Img_6150_2 左上から、アツモリソウ、ショウブ、レンゲツツジ、ベニバナイチヤクソウ、ニッコウキスゲ、ウマノアシガタ、クリンソウだ。特に、クリンソウがどこでも見られた。
 平日でもこれだけ人が集まるのだから、週末はさぞ賑わうことだろうね

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2018年5月10日 (木)

№3795 石神井公園の周辺散策

 あいにくの天候だったが、東京シニア自然大学NEXTの講座で「石神井公園散策~牧野記念庭園見学」があり、参加してきた。この日の参加者は21名だった。

 石神井公園は、私が女房と一緒になって初めて住んだ町だ。1971年だから、かれこれ47年前になる。たぶん3~4年間はこの町に住んでいたと思う。久し振りに駅に降り立ったが、駅舎は大きく変わっていて、私の記憶とはだいぶ違った街になっていた。

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Img_5913 駅から石神井公園までは、歩いてものの10分ほどだ。公園そのものは以前とはそんなに変わっていなかったが、建物にはだいぶ変化があった。高層マンションが見られたし、池の周りには超豪華な家がある。

 中でもひときわ目立つ建物があったが、誰かが「あれが假屋崎省吾の家だよ」と教えてくれた。しっとりした街並みには似合わない醜悪な建物だ。

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 この日は、ネイチャーガイドの山ちゃんも参加してくれた。彼は植物から昆虫、蝶・鳥類まで詳しくて、ずいぶん学ぶことが多い。この日も丁寧に解説してくれたのはありがたかった。

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 今年は、花の開花が例年に比べてずいぶん早い。イイギリやニシキウツギの花など満開だった。また、池の周りにはキショウブが咲いていたが、「これは外来種」なのだそうだ。

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 参加者がある木の周りに集まっていた。何の木か聞いてみたら、「シロ山吹で、珍しい木だ」とのことだ。なんとなく見ていたら、参加者の国ちゃんが「シンさん、きちんと記録してね。シンさんのブログを当てにして、私は一切メモを取っていないのだから」と無責任なことを言っていた。

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Img_5927 この公園のすぐ脇に『旧内田家住宅』が建っていた。公園整備に伴って、10年ほど前に移築されたある農家の建物だそうだ。

 世話人が事前に予約していたのか、ボランティアガイドが待っていてくれて、この建物を丁寧に説明してくれた。この建物のなんといっても見どころが、大黒柱だった。なんと1尺(30㎝)もある太い柱だ。

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Img_5928 この農家の脇に咲いていたヤマボウシが見事だった。この住宅の隣が「石神井公園ふるさと文化館」だ。ここでも、またボランティアガイドが練馬の歴史を詳しく説明してくれた。

 それにしても立派な建物だったね。なんでも8年ほど前に建ったものらしい。外は小雨だったので、この中で昼食を摂った。

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Img_5932 午後は三宝寺池の散策をし、牧野記念館に向かった。私の記憶にはすっぽり抜け落ちていたが、この三宝寺池は自然が豊かで、在りし日の武蔵野を思い浮かぶのに十分だった。

 池には水蓮が咲き誇り、池の周りには紫色のカキツバタが咲いていた。また、メタセコイアやラクウショウの大木も見られた。山ちゃんからは、ショウブとアヤメとカキツバタの違いが詳しく説明された。それにしても、違いは微妙で分かりずらい。

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Img_5947 石神井公園に分かれて、歩いて【牧野記念庭園】に向かった。約30分ほどかかった。この地は、「日本の植物の父」牧野富太郎博士が30年間住んでいた土地だそうだ。

 入口には、欝蒼と茂る栴檀の木に花が咲いていた。この記念庭園では、あらためてビデオで牧野富太郎の実績を学んだ。牧野富太郎の研究は首都大学に引き継がれたようだが、その整理に約20年もかかったそうだ。

 この日も、ずいぶん勉強になった。参加者は、一様に満足していたようだ。

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2018年4月28日 (土)

№3783 植物と昆虫の観察会

 東京シニア自然大学の修了生コースで、「植物と昆虫を愛でる観察会」が行われた。会場は、京王線の平山城址公園である。なぜこの会場を選んだか聞いたら、この日の講師Kitano先生が日ごろフィールドワークをしている場所だそうだ。

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 この日の講師は豪華で、植物学の権威Kitano先生は東京学芸大の名誉教授で、もう一人の講師Taduki先生は、昆虫学博士で東京大学の名誉教授だ。一緒に回っていて驚いたのだが、Kitano先生は86歳だという。いやはや元気だったね。

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 朝礼を行ったのは藪を切り拓いた場所だったが、早速植物探しが始まった。何でもないような場所だが、観察してみると数えきれないほどの植物があった。

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Img_5819 キンラン、ホウチャクソウ、ギンラン、カントウタンポポなどだ。おや、桑の木についている虫は何だ。アメモクメというのだそうだ。ガの幼虫でどこでも見られると話していた。

 カラスノエンドウを引っこ抜いて観察したのだが、根に注目という。カラスノエンドウはソラマメ科で、根に根瘤菌を蓄えており、この根瘤菌は窒素だそうだ。肥料にもなるという。

 そういう説明を懇切丁寧にしていくものだから、なかなか前には進まない。この日は10か所の観察ポイントを設定していたが、2か所目のポイントですでにお昼を過ぎていた。一体、いつになったらお昼ご飯を食べられるのだろうか。参加者から不満が出て、先生はようやく時間が経過したのに気が付く始末だった。

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 一方の、昆虫学者Taduki先生は、チョウを捕まえる名人だった。キアゲハ、ツマキチョウ、ベニシジミ、ジャコウアゲハなどを捕まえては、生態の説明をしてくれた。

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 この日勉強になったのは、栗の木につくクリタマバチという害虫についてだ。もともと日本にはいなくて中国にいた害虫だったが、昭和16年に岡山県で発生したという。多分、中国に行った兵隊が栗の苗を持ち帰ったものだろう、とのことだ。

 新芽に巣くい、一年間を通して栗の新芽を枯らしてしまうのだそうだ。今では日本国中、このクリタマバチの発生に悩まされているという。駆除の研究をしているのだそうだが、なかなか妙案が思い浮かばないらしい。 

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 野に咲いている園芸種だろうか、この花は何かと問われ、参加者の一人が「そんな花、知らん」といったら、正解と言っていた。シランというのだそうだ。

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Img_5859 最後にKitano先生が連れて行ってくれたのが、大きな洞窟だ。戦時中、戦車を格納していた洞窟だそうだ。なぜこの洞窟かというに、ここにカワセミの巣があったのだ。よくこういうところまで知っているものだと、参加者一同感心した。

 講座終了後、反省会と称して飲み会があった。両先生とも参加してくれたが、Kitano先生の飲みっぷりに再度感心してしまった。

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2018年4月12日 (木)

№3767 見沼通船堀から見沼代用水へ

 この日は、東京シニア自然大学NEXTの今年度初の講座開講日である。この日のテーマは、「見沼通船堀から見沼代用水へ」の散歩である。新たに5期の人10名が加わり、NEXTのメンバーは57名と膨れ上がった。そして、この日参加したのは、27名と大人数だ。

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 世話人である私は、他の世話人二人と2週間ほど前に下見をした。その時には、桜は満開だった。今回はその桜も散り、枝垂れ桜系の緑の桜、御衣黄が満開だった。

 この日の参加者で、新たに加入した人は3人だ。朝の朝礼で、それぞれが自己紹介をした。27名の参加者を3班に分け、世話人がそれぞれの班長になり、出発した。下見時とはずいぶん景色が変わった。

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 出発した通船堀の脇には、立派な竹藪がある。孟宗竹から竹の子が顔を出していた。美味しそうだね。何とか食べられないかと、タケノコを切っていた管理人に尋ねた。「お裾分けするわけにはいきません」と断られてしまった。

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 いろいろな花も咲いていた。土手にたくさん咲いていたのが、大根の花。集中して咲いていたのが、ノウルシだ。

 出発時は、風もなく陽気がよかった。しかし、1時間もしたらものすごい突風が吹き始めた。周りの見沼田んぼから立ち上がった砂嵐が、すごい勢いで一行を襲った。目も開けていられなかった。

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 予定通り、大崎公園で昼食を摂ったのだが、大風の中で味わう暇もなかった。すぐ近くにある「園芸植物園」に避難した。ここには、われわれが普段食べている果物が植えられていた。パッションフルーツの花は可愛かったし、幹から直接実がなっているカカオの実も珍しかった。

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 さて、この植物園から目的地までは、もうすぐだ。風を我慢しながら歩いて、着いたのが国昌寺だ。お寺の門には立派な菊の紋章だ。ただ、門は閉じられていた。物知りの人がいて、「この門の裏には左甚五郎が彫った竜がある。その竜が門から逃げ出さないように、門を閉めている」のだそうだ。

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 さて、この日の最終目的地は、「埼玉県緑のトラスト1号地」だ。このトラスト地のすぐ脇にあるのが総持院だ。先日の下見の時には咲いていなかった牡丹が咲き始めていた。5月の連休には満開になるという。

 大風の中、この日の講座は無事終了した。帰ってきたら、顔がホコリで真っ黒になっていた。

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2018年4月 7日 (土)

№3762 入学式の様子を聞く

 この日は、虫歯を抜きに歯科医院に行った。せっかく上京するのだから、無駄にしないようにしよう。Kiyomiさんに、東京シニア自然大学の入学式はいつなのか聞いたら、明日だという。入学式の様子を聞かせてもらおう。

 Kiyomiさんとは、夕方、新宿で会うことにした。せっかくだからと、仲間にも連絡を取った。YamamotoさんとFujitaさんが付き合うという。会場は、われわれが絶えず使っていたビヤホールのライオンである。

 当日、朝10時半の予約で抜歯した。医者には、「この日はアルコールを控えてください」との注意があった。とはいっても、ライオンでは結局飲むことになるだろう。

 抜歯そのものは10分ほどで終わった。ただ、麻酔注射を打っているので、口の中はしばらく痺れた状態だった。そのまま神保町に行き、岩波ホールで「馬を放つ」という映画を観た。終わっても、まだ午後2時前だ。地下鉄で新宿に向かった。

 紀伊国屋書店に行くつもりにして地下を歩いていたら、後ろから「おい、シンさん」と声がかかった。誰かと思ったらKuniちゃんじゃないか。どうしたのか聞いてみたら、この日は東京シニア自然大学修了生コースの講座があり、終わってやはり紀伊国屋書店に行くつもりといっていた。

 ちょうどいい、夕方YamamotoさんとFujitaさんを誘って、ライオンで飲むつもりだというと、飛び入り参加してくれるという。それにしても新宿の雑踏の中、よくばったり会えたものだ。

 Kiyomiさんと新宿西口交番前で会い、すぐ近くのライオンに行った。この店は、われわれが現役時代授業が終わったら、必ず屯した飲み屋だ。やがて、約束の3人も顔を見せた。

 この日行われた東京シニア自然大学の入学式の様子を聞いた。われわれは第一期生だが、今年入る人たちはもう第六期生だ。入学生は今年は34人とのことで、さらにキャンセル待ちもいるのだそうだ。昨年はわずか16名だったことに比べ、雲泥の差だ。

 男女は半々とのことだが、年齢差は様々で、60歳代、70歳代が中心だったようだ。この日は、午前中は入学式に引き続き、自己紹介が行われたという。34人の自己紹介だから、初対面の人には何が何だかわからなかったことだろう。

 今日集まった人は第一期生で、われわれの経験を交々紹介した。なお、Fujitaさんは第6期生のサポートもするのだそうだ。旅の話もたくさんした。先日の小笠原旅行の思い出話に花が咲いたが、そういえば、数年前にやはり東京シニア自然大学の旅行で五島列島を訪れたが、Kiyomiさん母娘もこの旅行には参加していたね。

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