カテゴリー「俳句」の149件の記事

2020年4月 1日 (水)

№4483 句会会報の作成に取り掛かろう

 「コロナウィルス騒ぎ」で、ほぼすべてのスケジュールがキャンセルになっている。本来、今日は東京シニア自然大学の開講講座があるはずだったが、「不要不急のお出かけ自粛」の影響でキャンセルになってしまった。まあ、老人が多い団体なのでキャンセルもやむを得なかったかな。

 さて、それでは俳句の会報印刷に取り掛かろうか。すでにお知らせしたが、3月の句会が中止となり、4月も通信句会にするという。中止になったことで印刷しないままになっていた会報だが、会員から会報だけは手元に欲しいという声が寄せられているようだ。とりあえず3月分の第97号会報は印刷した。世話人が会員の家に配り歩くから、次の号第98号の印刷もという要望もあった。

Photo_20200401105001  さっそく第98号の作成に取り掛かった。4月の兼題は「雲雀」である。もうこの会報作りも、始めてから8年が過ぎた。自画自賛するわけではないが、レイアウトや印刷も随分上手になったのではないかな。なによりも読みやすくなったとは思う。

 いろいろな工夫も凝らしている。まずは頁づくりにWordのレイアウトタブで、余白タブの印刷形式を「袋とじ」にした。この印刷形式は、自動的に頁つくりをしてくれる。さらに、右左の余白を微妙に調整している。俳句を載せる時には、その俳句を「均等割り付け」で見栄えをよくした。さらに、「行と段落の間隔」調整をしている。

 新しい第98号では、会員のエセー割り付けの行間隔を1.5に調整してみた。そしたらちょうど5ページに収まった。添付写真の調整もしている。多分、こういう工夫は会員には見えていないだろうけども。初校が出来上がり、先生に添付ファイルで送り、添削をお願いした。先生にメールを送ると、時を置かずに返答が返って来る。今回も以下のような返事だった。

お世話になっております。今回は校正個所はありません。 結構でした。  山彦
 どうしても打ち間違いがある。それが、全18頁に訂正箇所が一ヵ所もなかったといわれると嬉しいものだ。最後の編集作業は、【編集後記】を書くことだ。せいぜい60字くらいのコメントだが、その時々の印象を記している。実は、この会報作りが私にとっては俳句を作るよりも楽しい。そして、第98号を印刷中にこの記事を書いている。
 
 印刷手数料として、会から毎月1500円頂いている。昨日も印刷用紙やインクがなくなったので、近くの電器屋で買い求めてきた。合計12000円余りだった。経費を合わせたら頂いた手数料ではあわないのだが、そこは私の楽しみ代でもある。
【3月31日の歩行記録】11,217歩 7.5km

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2020年3月17日 (火)

№4468 今月の句会は中止に

 世の中が自粛ムードに染まっている中、わが「伊奈桟雲の会」も今月はあえなく中止となった。この句会が立ち上がって10年目を迎えるのだが、初めてのことだ。世話人から「どうしましょうか」とと問い合わせがあったが、別に問題がないのじゃないかと答えた。しかし、他の会員から「やはり心配」とのことであり、中止を決意したようだ。

 楽しみにしていた月一回の句会が中止となり、がっかりしていた。そしたら、講師のYamahiko先生からメールがあり、「今月は通信句会にしましょう。作った俳句をその思いや背景とともにコメントしてください。指導の参考にしたいと思います」とのことだった。私はすでに課題の6句ができていた。コメントを入れて、先生にメール添付で送った。今日はその全文を紹介したい。

3月兼題「春嵐」

  ①高圧塔電線唸り春北風(ならい)

兼題①春の突風はすごい。あの高圧鉄塔の太い電線が轟々と音を立て、上下に激しく揺れていた。春の嵐は、とんでもない力を持っていた。

雑詠

  ②九年経ちかの春の海波静か

②東日本大震災から9年がたつ。今でも思い出すのだが、10mを超える大津波は、今でも瞼に深く焼き付いている。ひところに比べて被災地はだいぶ落ち着いてきたようだが、福島原発だけはどうにもならない。

  ③春寒し混浴露天に肩を寄せ

③寒い時には温泉に限る。先日那須訪問の際、大丸温泉に入浴してきた。この温泉の露天大浴場は混浴となっている。プールのような大浴場に行ってみたら、3組のペアが、それぞれ離れて混浴を楽しんでいた。邪魔にならないように、早々に露天風呂から上がってきた。

  ④水温む川面蹴立てて巨鯉(きょり)の影

④春の初めは渇水期である。近くを流れる見沼代用水は、水嵩が30㎝ほどだった。しばらく流れを見ていたら、120㎝ほどの巨大な鯉が5~6匹泳いでいた。すごい鯉と思ったら、人の姿に気が付いたのだろうか、反転して去って行った。

  ⑤辛夷咲く農の裏には屋敷林

⑤春一番に咲くのは、桜ではなく辛夷である。ある田圃の片隅に農家があった。その家の庭には、真っ白な辛夷が咲いていた。農家を囲むように、裏庭には屋敷林がある。屋敷林の黒い森と辛夷の白さがコントラストをなしていた。

  ⑥代用水水面に揺れる逆桜

⑥今日明日にも開花宣言が出そうである。開花宣言の桜は、靖国神社の標本木である。ただ、早咲きの桜はもう満開である。見沼代用水沿いには、ピンクの鮮やかな桜が5~6本咲いていた。その桜が代用水に映り、ひときわ見事だった。代用水に映った桜を「逆桜」と表現してみた。

【3月16日の歩行記録】8,893歩 6.0㎞

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2020年2月20日 (木)

№4442 今月の定例句会は

 毎月第三火曜日は、「伊奈桟雲の会」の定例句会である。1月に続きそうだったが、午前中はパソコン教室、午後は句会と一日中埼玉県民活動総合センターに詰めっぱなしだった。そんなに苦痛ではないが、さすがに疲れた。

 句会には、あらかじめ提出句を作っておく。一週間ほど前に課題の6句は出来ているのだが、それをプリントアウトして推敲を重ねる。てにをはの隅々までに手を入れて、これでうまく出来たと思いながら出席するのだが、先生に指摘されてみると、まだまだ推敲力が足りないと分かる。

 先生は意識しているのかどうかはわからないが、時々句会で珠玉の言葉を述べている。この日の句会では、「俳句は組み立てる大工のようなもので、基礎をしっかり作り、土台が安定しているか確認する。壁にゆがみがないか、割れていないかをチェックしながら家を建てていく。きちんと建った家は、まるで俳句のようなものである」。俳句=大工説は初めて聞いた。

 この日提出した私の俳句は散々だったが、さすが先生が提出した俳句は簡にして要を得ていた。毎月はそうでもないが、この月は先生の句に点数が集中していた。どうも先生の作った俳句に点数が集まり過ぎると、句会が盛り上がらないような気がする。私は、これは先生の句と明らかにわかる句には点数を入れない。しかし、この日は先生の句を3句を選句した。先生の了解がないのでここでは紹介できないが、単純ななかに情景が描かれている。

 この日、会員のある方が「俳句は難しい。私の読めない漢字をたくさん使っているので、とてもついていけない」と嘆いていた。ところが、先生の作った俳句には、難しい感じなど一字もない。むしろ、指摘した会員の方が、俳句をこね回しすぎているのではないかと話していた。俳句は、対象を素直に読めばいいんだとは何度も言っている。問題は、その観察する力だという。わかっているんだが、なかなか表現はできない。

Sdscn1934  この句会では、私は「会報作成」担当である。今月は第96号の会報を皆さんにお渡しした。一年に12号だから、もう丸8年になる。この句会が終わると、次の会報の作成に取り掛かる。今回は2時間半かかったが、第97号を作成した。この会報は14頁だった。

Photo_20200220105901  3月の兼題は「春嵐」である。いつものことであるが、春嵐らしい画像をネットから拾ってくる。初校を先生に送って、校正のお願いをした。先生は忙しいはずなのに、いつものことではあるがすぐに返事があった。打ち間違いが4~5か所あった。それを修正して、次号は出来上がった。印刷をするのは、句会の2~3日前である。

【2月19日の歩行記録】9,378歩 6.3km

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2020年1月23日 (木)

№4414 1月の定例句会

 前号の記事の続きになるが、午前中のパソコン講座に引き続き、午後は定例句会があった。今日はその句会報告である。

 嬉しいことに、また新入会員が一人増えた。この句会は始まって丸8年になるが、最初からの会員はYukoさんとTaeさん、それに私の3人だ。当初、この埼玉県民活動総合センターの「俳句講座」に参加した人は30人ほどいた。句会に参加したのはそのうち12~3人だったが、一人減り二人減りして、現在は創立会員は3人のみだ。

 その後、出入りがあったり別の句会と合併したりで、今では9人である。そして、今回一人加わり10人となった。出入りした人の中では、着物を着る参加者に披露するのを楽しみにしていた人もいたし、プレバトを見て俳句をやろうと決意した人もいた。ただ、この会も8年もなるとある独特の雰囲気があるのだろうか、馴染めずに去って行った人が多かった。先生は、いつも「去る者は追わずだ」といっている。

 そして10人の句会だが、人数的に丁度いい。残念なのは、創立会員のYukoさんとTaeさんの二人は心境著しく、どんどん俳句が上手になっていくのに対し、私は相変わらず現状維持なことだ。途中入会のTsukushiさんの入会も大きかった。彼の俳句は独特の言葉使いで、参加者をいつも唸らせている。この句会に参加する前も、どこかで俳句をやっていたらしい。

 さて、今月の私の俳句の評価はどうだったのだろうか。先日も申し上げたが、一人吟行で神田明神や湯島天満宮を歩きながら作った俳句が大半である。まあ、いつものように評価は低かったが、丸の句も×の句も紹介したい。

合格祈願天神絵馬や鈴なりに

 この句の「鈴なりに」がゆるいという評価を得た。慣用表現で面白くない。俳句は自分の言葉で語らなければだめと×だった。「鈴なり」は朝日の天声人語で見つけたが、やはりだめだったか。

松七日参拝客の絶えし宮

 絶えしの「し」がよくないという。この句会では思いつかないが、自宅に帰って添削してみようといってくれた。そして唯一評価を得たのが次の句だ。

役者絵の羽子板飾る鄙の家

 この俳句には、会員からも二人の得点を得た。ただ、高得点者には4点も5点も取る人がいる。この日参加した新会員は、4点をとっていた。残念ながら先生の評価は低かったのだが。この新人も、どこかで俳句をたしなんでいたらしい。ドンドン置いて行かれてしまうね。

【1月22日の歩行記録】20,702歩 13.9km

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2020年1月19日 (日)

№4410 一人吟行

 前号の記事の続きになる。胃カメラ検査を終えて、お気に入りの散歩道を通って帰った。実は1月の句会の俳句が、まだ一句も仕上がっていない。散歩がてらに吟行をして、俳句を作ろう。目指すは10句だ。特に、湯島天満宮で梅の俳句を詠みたいと思っていた。

Sdscn1793  御茶ノ水駅から、先ず目指すのは神田明神だ。ゆっくり歩いて15分ほどだった。この神田明神の大門は、きらびやかで鮮やかだ。天気も良かったし、境内全体が華やいでいた。さてこの明神の中で句材を見つけよう。

Sdscn1794  何度もこの神田明神に来てはいるのだが、今まで気づかなかった大きな大黒天の像があった。お参りの行列ができていた。「二列にお並びください」という札が立てかけてあったので、人気スポットの一つなのだろう。案内書を見ると、石造りでは日本一大きな大黒天像、とあった。この像の後ろには、かわいい恵比寿様の像もあった。ここで一句できそうだ。

Sdscn1797  さらに、この明神裏に歴史的建造物の民家があった。玄関には、役者絵の羽子板が飾ってあった。入場は有料なので外から羽子板を見ただけだったが、羽子板も季題である。この日は電子手帳と俳句手帳を持参していて、気が付いた俳句をその手帳に書いていった。この日も作句目標は10句だ。この神田明神界隈で3句ほど作った。

Sdscn1798  さて、次の目標は湯島天神だ。胃カメラ検査で朝食抜きだったので、天神様の前で朝食兼昼食を摂った。平日の昼だったが、境内は混んでいた。この天神様にとって、今が書き入れ時なのだ。受験を志す子、その親などの参拝客が大勢いた。「合格祈願」の絵馬も鈴なりに下がっていた。この光景でも2~3句できそうだった。

Sdscn1799  この日の目標は、この境内の梅だ。「探梅行」という季題で俳句を詠もうと思っていた。ところが残念ながら、梅はほとんど咲いていなかった。本宮の脇の白梅がちらほら咲いている程度だ。梅を詠む俳句は無理かな。それでも、この境内で2~3句ほどを作句した。

 帰りは、御徒町のアメ横を通って帰るのが私のお気に入りのコースだ。お正月が過ぎて、モノの値段がずいぶん下がっていた。大きなタコが2000円だったし、筋子が一パック500円ほどで売っていた。まぐろの刺身も驚くほど安かった。だが冷やかして歩いただけで、何も買わないで帰ってきた。

 さて、自宅に帰ってこの日の様子から10句ほど作った。ただ、残念ながらほとんどものになっていない。5句だけ選んで推敲を重ねよう。何度推敲しても、必ず直しはある。俳句はわずか17字の詩なので、一字一字がおろそかにできない。なんとか今月の課題の俳句は用意できた。俳句は、自宅の机の上ではできない。歩いてみて初めて着想を得る。

【1月18日の歩行記録】3,329歩 2.2km

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2020年1月13日 (月)

№4404 第3回「桟雲」新年句会

 もう恒例となったかもしれないが、Yamahiko先生が主宰する「桟雲」の俳句会新年会が開かれ、参加してきた。会場は大宮のソニックシティ9階会議室で、参加者は11句会の42名だった。私が所属する「伊奈桟雲の会」からは5名の参加だった。本年最初の会に、あちこちで新年の挨拶が交わされた。私は、さっそく高校の先輩Senshuさんに新年の挨拶をした。彼は機関誌1月号に私の「津軽旅情の吟」に特別鑑賞評を載せていただいたので、そのお礼も兼ねた。

Sdscn1755  早速朝9時から句会が始まった。一人3句の投句で、全部で126句が集まった。私も先日の「川越七福神詣り」を題材に3句を投句した。これだけ大勢の俳句名人の投句の中なので、私の俳句は選句対象になるとは思ってもいなかった。会員の投句短冊を一人約11句に分け、清記した。清記だけでも大変な作業だった。それを10時まで仕上げ、選句もしてくださいとの主催者の話だ。大半の人がその時間には仕上がらなかった。15分ほど延長された。

 さて参加者が選句した俳句の披講が始まったが、4つのテーブルからそれぞれ一人が選ばれて会員の選句を読み上げた。披講された作者は、自分の名前を名乗る必要がある。わが句会の参加者の名前が選句対象で読み上げられた時には、晴れがましい思いがした。Mahoさん、Taeさん、Yukoさんと読み上げられる回数は多かった。特にMahoさんの句には5~6人の点数が入ったものがあった。幸か不幸か、私の句にも点数を入れてくれた人が一人いた。

Sdscn1756  先生の講評が始まった。これはあくまでも先生の選句であり、参加者の点数の多い少ないとは別だった。その先生の選句に、私が作った句も入っていた。3句のうちで1句でも選ばれたら上出来だ。その句は以下ののものだ。

襟立ててひと日七福神詣り

 先生の講評は12時近くまで続いた。その後懇親会があるというので、講評は途中で打ち切られた。わが句会のTaeさんの句は点数が多く入ったが、先生の選句対象とはならなかった。彼女にとっては不満だったのかな。

Sdscn1769

 さて、近くのレストランで懇親会が始まった。昨年の会場は食べ物が少なかったとのことで、別の会場に移した。たしかに懇親会は2時間半だったが、この会場の食べ物や飲み物が尽きることはなかった。

Sdscn1763  この日は、恒例の《第三回桟雲新人賞》の表彰がおこなわれた。選ばれた方には、賞状と記念品が授与された。授与された二人からは、喜びと感謝の挨拶があった。式はここまでで、この後は自由な飲み食いが始まった。私はビールを飲み、赤ワインをいただいた。

Sdscn1771  余興の時間となり、わが句会のMahoさんが持参のギターを取り出した。彼女のギター伴奏に合わせて、皆さんが合唱した。私はMahoさんとはそんなに深い付き合いはないが、こんなにギターが上手だとは思わなかった。そしたら、他の会員が「彼女はギターだけではなく、絵や書道も上手なのよ」と話していた。へぇー、そういう人だったんだ。

Sdscn1776  その後、落語家の落語があり、最後はわがSenshuさんの詩吟と締めの三本締めがあった。なかなか和やかで、良い新年句会であった。

【1月12日の歩行記録】6,516歩 4.4km

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2019年12月18日 (水)

№4377 定例句会

 毎月第三火曜日は、わが「伊奈桟雲の会」の定例句会の日だ。いつもの埼玉県民活動総合センター会議室で行っている。この日はうれしい出来事があった。先日「合同作品展」を行ったのだが、その作品展を見に来ていた女性が興味を持ってくれた。この日はお客様として参加していただいたのだが、どうやら経験者らしく俳号を持っていた。今月はお客様だが、来月から正式会員になるようにお願いした。

 そのお客様を含め、この日の参加者は10名だった。句会にとっては、これぐらいの人数がちょうどいい。一年を通してみると、何人かの出入りがある。メンバーにはなっているが、この半年ほど体の不調で欠席続きだったある会員は、来月からは会員名簿から外す了解を得た。

 この句会は、午後1時から5時までの4時間、びっしりと充実した時間を過ごす。先生のおかげで、慣れてダレた句会ではなく、緊張した句会となっている。一か月に一回のこの緊張感が何とも言えない。ややもすると、女性の世間話が会を覆いがちになるのだが、そういう雰囲気になると先生が「緊張」と声をかける。おしゃべりがピタッと止む。

Photo_20191218090201  毎月、兼題を含めた6句の提出だ。12月の兼題は「新米」だった。こういう具体的な兼題は、絵になりやすい。というのも、私が会報を作っているのだが、会報の表紙には次回の兼題の絵を載せる。画像はネット検索で取るが、良い画像が見つかった。

 さて、今月の句会だが、相変わらず私の作った句には票が入らない。反対に、仲間のTsukushiさんの句は人気だ。雑詠5句に兼題1句を選ぶのだが、私が選んだ雑詠5句のうち3句が彼の作った句だ。言い得て妙というか、彼の表現には独特の言い回しがあり、それが人気の基だ。

 一方、私の句はいい足りない部分がある。先生の手が入り、ようやくまともになるのが何時もの例だ。今月も私の句を紹介し、先生の添削句を2例紹介したい。

(原句)落葉踏み往時往還絹の道

(添削句)落葉踏み絹の道てふ古往還

(原句)窓揺らし北風強くコールドムーン

(添削句)北風(きた)吹くや窓一杯のコールドムーン

 例に挙げたように、添削句の方が圧倒的にいい。いつまでたっても上達しないのが、わが俳句だ。まあ、これにめげずに頑張ろう。

Photo_20191218091801  ところで、来月の兼題は「去年今年」だという。こういう抽象的な兼題は、画像になりにくい。ところが何でも出てくるのが、ネット検索の優れたところだ。「去年今年 画像」と検索してみたら、たくさんの画像が出てきた。この中から、来月の表紙になりそうな画像を選んだ。下記の画像で表紙を飾ろう。

Photo_20191218092001 【12月17日歩行記録】1,930歩 1.3km

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2019年12月 9日 (月)

№4368 俳句作品展終わる

 このブログでたびたび書いているが、埼玉県民活動総合センターの一階展示会場で開かれていた《五句会合同の作品展》が、この日曜日に終わった。会期は8日間だった。展示には1時間ほどかかったが、撤収は早いもので、30分ほどで終わった。各句会から撤収のお手伝いが25名ほど集まっていたので、しまうのも早かったのだ。

 お互いの句会の交流は、【桟雲】の機関紙だけなので初めて会う人も多かった。わが伊奈桟雲の会のメンバーも、わが句会の顧問でもあるSenshuさんに初めて会うという人が何人かいた。Senshuさんは、わが句会がスタートしたときに、Yamahiko先生のアシスタントとしてお付き合いいただいた方だ。1年間ほどお付き合いいただいたが、句会が順調に行っているのを見て句会を卒業した。

 Senshuさんを知らないという方は、伊奈桟雲の会の比較的新しいメンバーだ。伊奈桟雲の会には来なくなったが、まだ3つの句会には参加していると話していた。今年の新年句会で初めてお会いして、それっきりという人もいた。あまりの懐かしさに、思わず声をかけた。せっかく知り合ったので、メルアドの交換をしようよ。

Sdscn1563  私は、この日女房が作ったジャケットを着ていった。手織りのジャケットで、私の定年祝いで記念に作ったものだ。ただ、あまりしょっちゅうは羽織らないので、女房はいらいらしていた。久し振りに着ていったら、これが句会の仲間に大評判だった。「あら、素敵なジャケットね。奥さんの作ったものですか。物凄く手間暇がかかっていますね」と声をかけてくれる女性が何人かいた。私にとっては珍しいものではないが。初めてみる裂き織の作品は、新鮮だったようだ。

Sdscn1566  せっかくこうやって集まったので交流会をしようと、埼玉県民活動総合センターの食堂でお茶会をやった。20数名の参加で盛会だった。ただ、この打ち上げの会が結構真剣な議論の場になった。まずはお互い自己紹介をした。そして、今回の作品展に対する反省会に移った。奉加帳に名前を書いてくれて人が140人前後、コメントを寄せてくれた人が何人かいた。会長が、コメントの一つ一つを読み上げてくれた。

 これを基に議論が始まった。というのも、今回は五句会だけの作品展だったが、来年は全句会参加の大作品展が同じ会場で開かれる。全部で13句会あり、その人たちが参加すると100数十人の大作品展になる。何月に展示会をやったらいいのか、会期を何日にするのか、今回の作品展で足りなかったものは何か等様々な意見が出た。

 作品展の撤収はわずか30分で済んだのが、この大反省会は1時間半も議論になった。

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2019年12月 6日 (金)

№4365 今年の俳句ベスト5

 いま埼玉県民活動総合センターの展示場で、5句会合同の俳句作品展が開かれている。先日も報告したが、会期は8日(日)までである。その様子は報告したが、私が一体どういう俳句を作ったのかは報告していない。われわれが提出した句は、新年・春・夏・秋・冬の5句である。先日の忘年会で、Mochiちゃんから「俳句が上手になったね」という励ましに気をよくして、今日は私の俳句を紹介したい。

新年

小正月家家(やや)訪ふ鬼面の子どもどち

 私の田舎秋田では、小正月に子どもたちが鬼面をつけて、「泣く子いねが」と各家を回り、お餅やお菓子をいただく習慣があった。その情景を思い出して作った句である。

テラス台陶なる内裏雛(だいりびな)飾る

 わが家には手作りの内裏雛がある。春の一日、その内裏雛を出してウッドデッキに飾った。暖かな日差しを浴びて、内裏雛も気持ちよさそうだった。

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古墳径日傘に巡る一日(ひとひ)かな

 今年の夏、津軽を旅した。青森では竹ちゃんと一緒に三内丸山古墳を巡った。暑い日だった。ボランティアガイドについて歩いたのだが、そのグループに日傘を差していた女性がいた。一幅の絵になった。

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 津軽の旅では、俳句を26句ほど作った。そのうち10句を「津軽旅情の吟(うた)」として、『桟雲』の誌上に発表した。結構評判がよかった。ついでに、その発表した10句もここ載せておきたい。

海峡へ帽子吹つ飛び春北風(はるならい)

津軽路や十三(とさ)の湖畔の蜆汁

数万の海猫(ごめ)姦しや蕪島(かぶらじま)

梅雨晴れの雲間に覗く岩木山

白神や尾根に吹かるる山毛欅(ぶな)若葉

八甲田遭難の地とや若葉風

古墳径日傘に巡る一日かな

橅茂り五千年経し遺跡かな

滴りの幾筋ありや龍泉洞

津軽路や若葉の中を二千キロ

丸太稲架(はざ)撓(たわ)むほどなる重さかな

 この俳句も、30句の課題を受けて作った一句である。わが家の近くには広大に広がる田圃がある。刈入れ時に、農家の仕事を取材して俳句を作った。句材さえあればいくらでも俳句を作れると、自信を持った。

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行きつけの呑み屋や二合のおでん酒

 ある月、兼題に「おでん」が出た。私はサラリーマン時代、会社帰りによくいったおでん屋があった。店主はおばあさんで、秋田の出身であった。そのころは俳句は作っていなかったが、その店では毎月句会が開かれていた。まだ亡くなったとは聞かないが、おばあさんは元気だろうか。

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2019年12月 2日 (月)

№4361 5句会合同の俳句作品展

 Yamahiko先生は、13ほどの句会を主宰している。そのうち、埼玉県民活動総合センターの近くで句会をやっている5句会が、合同で作品展を開くことになった。5句会は、「伊奈桟雲の会」「欅の会」「山水の会」「山茶花の会」「原市さくら会」である。会場は、埼玉県民活動総合センターの一階にある展示会場だ。会場費は無料だが、だだっ広い会場だけに展示の仕方が難しい。何度も世話人会で打ち合わせをしたようだ。

Sdscn1507  朝9時に会場に行ったら、すでに準備が始まっていた。私は、世話人の指示に従って準備作業に入った。パネル板が20枚ほど用意されていて、そのパネル板から鎖を下げるのだそうだ。なかなかうまく考えたものだ。その鎖に短冊掛のフックが用意されていた。

Sdscn1505  わが「伊奈桟雲の会」の会員は9名である。その9名分の鎖をかけた。さらに、二人の先生の分は別枠のパネルが用意されていた。その鎖かけもやった。他の句会の準備も着々に進んでいた。徐々に展示会場らしくなってきた。

Sdscn1508  どこもそうなのだろうが、俳句会は女性が圧倒的に多い。女性のきめの細かさが、展示会場のあちこちで見られるようになった。会場には生け花を飾り、庭で採れた野菜も飾られた。さらに、各句会は、新入会員募集のチラシも用意してあった。

Sdscn1515  一時間半ほどで、殺風景な会場はすっかり展示会場らしくなった。せっかくだから、参加者全員で記念写真を撮っておきましょう。この作品展は、12月8日(日)まで行なわれている。時間のある方はぜひ足を運んでください。

Sdscn1513

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